じゃがいも　potato　ナス科ナス属

　南米のアンデス山脈原産。アンデスの先住民はトウモロコシとともにじゃがいもを主食としていました。大航海時代に乗り込んだスペイン人が、これをヨーロッパに伝えたことから世界中に広まり、日本へは、16世紀末にオランダ人がジャワ島のジャガタラから持ち込んだと言われています。寒冷地でも収穫でき保存もきくことから、世界中の多くの人々を飢饉から救う役目を果たしました。日本では、明治になって北海道で開拓とともに生産が広がり、「男爵いも」は、七飯町で男爵の川田龍吉氏が広めたことが起源となっています。

　でんぷんが豊富。アルカリ性食品の代表で、必須アミノ酸や加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富で食物繊維やカリウムも多く含まれます。
　高血圧の防止など機能性にすぐれています。

ゴーシュの畑での栽培品種（2023年）

　・男爵
　・メークイン

2023.5.4　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2023.5.12