11月も今日でおしまい。とてもいい天気ですが、野菜の収穫もほぼ終えていて、レタスや葉玉ねぎやニンジン、小豆など少々収穫する程度です。せっかくなので、ゴーシュ・ガーデンの落ち葉を集めて畑に運んで土をかけてすき込みました。来年の春になったら、耕して、腐葉土として堆肥代わりになってくれます。
ゴーシュの畑にもうすぐ冬がやってきます。大根や玉ねぎ、ニンジンなどまだ少し野菜が残っていますが、雪が降り積もれば一面真っ白になり来年の3月まで閉ざされてしまいます。ゴーシュの畑のブログもしばらくお休みさせていただきます。本年のご愛読ありがとうございました。来年4月1日再開予定です。
ゴーシュの畑から
ブログ一覧
11/29 パプリカ◇もはやこれまで
11/28 白菜◇頭を結んでもう一息
11/27 キウイフルーツ◇葉っぱの影から現れました
11/26 聖護院かぶ◇大きなかぶに育ちました
11/25 葉玉ねぎ◇もったいないから食べちゃおう
11/24 ごま◇少しだけ採れました
11/23 山形温海かぶ◇じわじわと赤く染まります
11/22 青菜◇青菜漬けがもうすぐ食べられます
11/21 ラズベリー◇秋の収穫もそこそこありました
11/20 もみじ◇落葉も終盤に
11/19 小豆◇もうすぐ採り終えそうです
11/18 大根◇掘り上げてまた土の中に
11/17 ごぼう◇太く長くなって掘るのは一苦労
掘り上げなければならないものの中に、ごぼうもあります。夏以来、必要に応じて少しずつ掘っていましたが、だんだん太く長くなってきていました。まだまだ10株以上もあるので、ピッチを上げなければなりません。土の中にある限り成長を続けるので、太さ2㎝、長さ50㎝くらいでちょうどいいなと思っても、掘らないとさらに太く長くなります。葉元の方は皮が割れてしまい、実がどんどん堅くなって、包丁の刃も立たなくなります。長くなるということは、掘るのが深くなるということで、作業は大変なものになります。1メートル近く掘ったのでもう大丈夫かと、えいやっと引き抜こうとすると、直径5ミリくらいのところでポキッと切れてしまいます。それでも十分なのですが、しばらく腰が痛くなります。
11/16 りんご◇ドライフルーツの楽しみ
りんごが出回る時期となりました。そろそろ、晩生の「ふじ」も出始めて、いろいろな品種がお店に並んでいます。
残念ながら、ゴーシュ・ガーデンのりんごは、国光もふじも花の後につけた実が結実の期待を背負いながらも一つまた一つと落果して、秋口にはすべて消えてなくなりました。
自前のりんごではありませんが、お店からワケありで安くなったものを買ってきて、ドライフルーツにして楽しみます。りんごを薄く切って食品乾燥機にかけるだけ。水分を完全に飛ばすために少し長めで2~3日乾燥します。そうすると、ポテトチップスのようなカリカリのりんごに。そして、甘みが生のりんご以上に強くて、乾いていて食べやすいこともあって、3個分くらいは一気になくなってしまいます。
11/15 カリフラワー◇スノークラウンのような
11/14 芋◇里芋は大きく自然薯は小さく
11/13 かぶ◇赤かぶ白かぶ大きくなーれ
11/12 ブロッコリー◇ちょっと得した気分
11/11 青菜◇苦渋の決断
山形の漬物の代表「青菜漬(せいさいづけ)」は、冬間近の寒い中、青菜を大量に漬け込んで、冬の間中食べていきます。太い肉厚の茎が漬けてもパリパリとして辛みが合わさって、野沢菜漬けや高菜漬けでは味わえない山形青菜ならではの漬物です。
ゴーシュの畑でも毎年青菜を育てて、収穫した後、青菜漬けを作っています。昨年も10キロずつ2樽漬けて春まで完食しました。今年も作る予定でいたのですが、なかなか成長が追いついていません。8月30日の種まきはそれほど遅くはなかったと思うのですが、畑への移植が9月28日なので、これが遅かったようです。これからの20日では成長も限界があり、まったく残念ですが、自前の青菜での青菜漬けは今年は断念することとしました。店頭に山と積んでいる産直に行って10キロほど購入してきました。1キロ100円くらいで買えるので、割安な野菜だなとは思いました。しばらく陰干しして近々漬け込みたいと思います。
11/10 落花生◇ピーナッツの出来上がり
11/9 安納芋◇安納芋消費デー
今日は1日雨です。
畑に足が向かわず、本日は全部収穫を終えて山と積み重なった安納芋を消費する�日となりました。
近年の焼きいも事情は、安納芋などのねっとり系のブームが続く中で、昔ながらの紅あずまなどホクホク系も根強い人気があるとか。ゴーシュの畑は、3年前に安納芋を植え始めてからねっとり系にハマって、今年は安納芋一本やりで安納芋大収穫となりました。
さて、焼き芋以外に何かということで、先日は芋ようかんに挑戦しましたが、今回は安納芋のポタージュに挑みました。かぼちゃのスープと見まごうばかりの黄色さとほのかな甘みで結構人気のメニューのようです。安納芋800グラムで鍋一つ。
オーブンでは、定番の焼き芋です。2キロほどを一気に消費。焼き加減は低めの温度でじっくりと。余熱も利用して甘みを十分出すのがこつのようです。
11/8 萩◇遅ればせながら咲きました
11/7 紫ニンジン◇間引き菜ですが紫になりました
11/6 落花生◇歩留まりがいいか悪いか気になります
他の野菜の収穫や植え込みに気を取られているうちに、いつの間にか落花生の葉も黄ばみ始め、雑草畑のようになりながらも、「もうそろそろいいよ」と収穫を待っているようです。
さつまいもも掘り上げたところなので、少し落花生も掘ってみることにしました。それほど深くなく、土が軟らかければ葉茎を引っ張ると土の中の豆がくっついて来るのですが、土が若干硬いので広がった葉茎の下を広めに掘り起こして最後に根っこ周辺を掘り上げます。葉茎の先も根元もそれなりに実が付いたようです。これを殻ごと採って洗って乾燥します。そうすると豆が熟していない殻は中身がしぼんでしまいます。それが結構多いので、歩留まり6~7割といったところ。すこしでも一人前のピーナッツが多いことを期待します。
11/5 青梗菜◇葉物野菜、育ち盛りです
11/4 しいたけ◇たった4日ですみません
11/3 八つ頭◇里芋のような違うような
山形では、秋の料理の代表が芋煮というくらいですから、芋煮に入れる里芋は、あちこちの畑で作られています。ゴーシュの畑でも毎年作っています。今年は、その隣の畝に「八つ頭」を植えました。種芋をもらったので植えてみたのですが、発芽率は3分の1程度。それでも、4株ほど育ったので、どんなものか1株掘ってみました。
里芋と違って茎の細い葉がたくさん出ていたので、掘ってみると案の定、葉の根元に里芋で言う「親芋」が出来ていました。里芋では、親芋よりも子芋、孫芋が大きくなって、これが芋煮の主役になるのですが、八つ頭の場合は、ほとんど親芋で、子芋は小さいのが2・3個見られる程度。
里芋のようにねっとりはしていないと聞いたので、芋煮ではなくてけんちん汁などにすればおいしいのかなと思っています。
11/2 赤玉ねぎ◇初めて作ってみます
11/1 安納芋◇芋ようかんを作ってみました
10/31 菊◇秋を彩る花
10/30 しいたけ◇ようやくお目覚めのようです
10/29 食用菊◇もってのほかにも種類が
ゴーシュの畑の食用菊「もってのほか」は、市場にまだ出回らないうちから続々と咲いて、毎日のようにおひたしにして食べることが出来ました。このよことようやく花の勢いも下火になってきて、そろそろ食べ納めと思っていたところ、よく見ると20ほどある株の中で2~3ほど花の形がちょっと違っているのに気がつきました。これらは、咲き始めたのもつい最近です。花の色は薄紫よりも少し赤っぽく、開ききった時の大きさは、1.5倍くらいあります。
一昨年、一つの株から挿し木で一斉に増やすことに成功して、現在の多収穫の菊畑になったのですが、それ以前に何回かもってのほかを植えていたので、それが生き残っていたということなのでしょう。この品種をまた増やせば、花の時期がずれて、もってのほかをより長く楽しめそうです。
10/28 かりん◇大きな実がたくさんなりました
10/27 春菊◇茎も太くなりました
10/26 ほうれん草◇朝の味噌汁にぴったり
10/25 玉ねぎ◇来年分の苗が揃ってきました
11月の声が聞こえそうな時期となってきました。そろそろ来年の玉ねぎの苗を植えないと、朝霜で根が浮いて根付かなくなってしまいますので、11月早々には植え終わろうと考えています。
今年の玉ねぎは、冬期間雪の下でネズミに苗を荒らされたことにも因りますが、そもそも移植時の苗が小さすぎたことがひびきました。移植時には鉛筆くらいの太さがいいと言われますが、鉛筆の芯くらいの太さしかありませんでした。
来年の玉ねぎ大増産を目指して、苗作りはポットから早めに畑の土に仮植えをしました。その結果、今までにはない太い苗になりました。ただ、本数が足りないので、やむなく市販の苗を買って補充しました。
畝を作り、近日、植え込みスタートです。
10/24 ながいも◇ながーーいいも
10/23 小豆◇コツコツと豆を集めていきます
10/22 大根◇秋の大根は早めに収穫
10/21 いちご◇いちご園実現に向けてスタート
10/20 白菜◇鍋の季節は野菜の出番
10/19 自然薯◇今年もできました手のひらサイズ
10/18 ごま◇乾燥段階に入ります
10/17 カリフラワー◇虫ニモ負ケズ花蕾が大きくなりました
10/16 いちご◇来年に向けて苗育て
10/15 ラベンダー◇挿し木の実験
10/14 柿◇なりもなったり でも手が届きません
10/13 紫水菜◇アントシアニンリッチみずな
10/12 キャベツ◇大きなキャベツでロールキャベツを
10/11 かぶ◇採れたてかぶのスープ
10/10 トマトシチュー◇野菜消費風
10/9 さつまいも◇試し掘り 結果は良好
秋も深まり、気になっていたのは、さつまいもの出来具合です。安納芋の苗を購入し、日照り対策が実ってどの苗も根付いて、夏の間葉っぱがこんもりと繁っていたのですが、さつまいもの場合つるぼけと言って、葉は茂るけれども栄養が葉に取られて芋に回らないで芋が肥大しないということがよくあります。それがどうしても気になるので、ちょっと早いのかもしれませんが、二株ほど試しに掘ってみました。
一株は小型の芋しか付いていませんでしたが、もう一株にはほどよく大きな芋が3つほど。これなら残りの株もそこそこ芋が付いているのではと思われます。
さつまいももかぼちゃと同じように、収穫してから1週間ほど置くと追熟して甘みが強くなります。それまで焼き芋はおあずけです。
10/8 小松菜◇寒露したたる緑の葉
10/7 ブロッコリー◇秋の大玉第一号
10/6 秋明菊◇てっきり菊だと思ってました
10/5 大豆◇殻からはじけちゃいました
10/4 トマト◇残されたのは緑のトマト
10/3 コキア◇赤くなってきました
ゴーシュ・ガーデン入り口のマスコットのうさぎを置いているスペースに、今年初めて、コキアを植えてみました。
最近、トトロのような丸っこさと秋に真っ赤に染まる鮮やかさが人気のようで、あちこちの庭やロードサイドで見かけるようになりました。
ここ2~3日でどこのコキアも少しずつ赤く色づき始めました。コキアがどうして赤くなるのかがちょっと気になります。紅葉のように朝晩冷え込んで色が赤く変わるのか、それとも、成長とともに赤い枝が生えて緑の枝を隠してしまうのか。
コキアはほうき草、ほうき木と言われ、昔はこれを箒にしていたそうです。コキアを植えようと思ったのは、観賞用のほかにコキアの実用的な魅力があったからです。それは、箒を作ることではなくて、実を採って「とんぶり」にして食べてみたいと思ったからです。
10/2 キャベツ◇秋キャベツの完成です
10/1 大根の葉◇もうすぐ本物の大根に
9/30 黒にんにく◇じっくり2週間熟成させます
畑に来年用のにんにくを植えた残りのにんにくがだいぶあります。料理用に使う分を考えても数十個残ります。それらは黒にんにくにして順次食していきます。遅ればせながら今年も黒にんにく作りのスタートです。
黒にんにくは、アミノ酸やポリフェノールなどの豊富な栄養が熟成されることによって生のにんにくの数倍に増える、栄養豊富な食べ物です。真っ黒に熟成した黒にんにくは、ゼリーのようなドライフルーツのような甘酸っぱく、美味しく食べられます。
一定の温度で2週間くらい熟成させるために、炊飯ジャーなどでは臭いがつくこともあって難しいので、黒にんにく専用の製造機が市販されています。
これから2週間、じっくりと熟成を待ちます。
9/29 しその実◇しその香りを冷凍保存
9/28 にんにく◇来年の収穫目指して
たまねぎの隣に にんにくを植えました。
6月に収穫したにんにくは、少し料理に使ったものの大半は乾燥状態で残っています。それを来年用の種にすることができます。一個に6片から10片あるのでこれをばらして畝の穴に少し深めに植えこんでいきます。
今年は、スタンダードなホワイトにんにくと香りの強い沖縄産の島にんにく、昨年初めて植えた青森にんにく、大粒でにんにくの茎を食べる茎にんにくの4種類に、新たにホワイトにんにくのジャンボサイズを加えて5種類のにんにくを植えました。
合計170株。これが皆育ってくれたら、来年の6月にはにんにくの山が出来そうです。でも、今年も野ネズミに畝を荒らされたので、そう簡単にはいかないと思います。
9/27 しいたけ◇将来はきのこの森に
9/26 食用菊◇もってのほか早い
9/25 小豆◇さやが育っています
9/24 りんどう◇かろうじてつぼみが
9/23 菊◇秋の花
9/22 里芋◇芋煮の準備は芋掘りから
9/21 紫水菜◇茎が紫です
9/19 彼岸花◇明日は彼岸の入りとのお知らせ
9/18 ごま◇どこにできるのかな
9/17 赤かぼちゃ◇ハロウィンには早いですが
9/16 しそ穂◇刺身のつまに
9/15 金木犀◇いい香りが漂っています
9/14 ラズベリー◇1年に2度なります
ラズベリーは初夏に実がなり今年も収穫を終えたところですが、ラズベリーは、秋にも実がなります。夏の半分以下ですが、今年芽を出した株の新しい枝に赤い実ができます。ところが、この時期はつる性の雑草の最盛期で毎年ラズベリーの枝を覆いつくしてしまいます。日光の当たらない枝にラズベリーはなりません。今年は何とか秋にも収穫してみたいものだと、雑草を撤去しました。既につぼみの房があちこちに付いていました。
夏に収穫したラズベリーはジャムにしました。ラズベリーのジャムはたくさんの種の粒々が入りますが、なめらかな食感にするために煮詰める前に種を漉し取ります。ジャムよりもゆるめでフルーツソースに近い仕上がりになりました。
9/12 赤パプリカ◇1週間で早変わり
9/12 けいとう◇最後には咲いてくれました
9/11 ほうれん草◇違う品種の育て比べ
今日も穏やかな日和。秋に収穫する葉物野菜の種まきをしました。
春に巻いた定番の葉物野菜とほとんど同じ。ほうれん草、春菊、小松菜、チンゲン菜、水菜。
ほうれん草は種が2品種あったので、半分ずつまいてみました。「どっさりほうれん草サンライト」と「楽秋ほうれん草」です。「サンライト」の方は、「株張りのよい大葉肉厚の多収品種」、「楽秋」の方は、「病気に強く、らくらく作れて食味にすぐれた多収種」とのふれこみです。どちらも赤根・剣葉の日本酒ではなくて肉厚・丸葉の西洋種系のようですが、多収や食味にすぐれるなど、収穫を期待させてくれます。
ほうれん草の種はコーティングされていることが多いですが、「サンライト」は青、「楽秋」は赤と色も違っています。
どんな違いがあるのか、育て比べのスタートです。
9/10 里芋◇芋煮会シーズン到来
9/9 ミント◇ミントの花が咲きました
ミントの葉の茂みの中に薄紫の花が咲きました。
春に葉が茂り始めて若葉を摘んだのが5月下旬。それからどんどん葉が茂って夏にはだいぶ刈り込みましたがそれでも葉は広がり続けて、ミントの生命力の強さには感心させられます。
花が咲く頃にはさすがに今シーズンの終盤戦を迎えるようで、ミントの香りも少し弱まってきます。
ゴーシュ・ガーデンでは、これからハーブ園を充実させていきたいと考えています。とりあえず、ハーブの栽培を増やそうと種を集めています。今、手元に種があるのは、キャットミント、コリアンダー、パセリ、スイートマジョラム、タイム、ディルなど。秋のうちにいくつか種をまいて、来年はいろんなハーブを楽しめたらいいなと思っています。
9/8 ウド◇ウドの花です
9/7 小豆◇やっと花が咲きました
9/6 ホーム玉ねぎ◇今年中に食べられるかな
この時期は玉ねぎについては来年収穫に向けて種をまく季節ですが、お店に行くと、「ホームタマネギ」というミニミニサイズのタマネギを袋詰めで売っています。春に種をまいて収穫の時期の6月ころまでには小さな球にしかならなかった玉ねぎを一旦採り入れて、夏の間はお眠りにして涼しくなった今頃に土の上に戻してやると休眠から覚めて太りだして晩秋には立派な玉ねぎにまで大きくなるのです。
ゴーシュの畑の6月の収穫時に成熟不良の小球の玉ねぎがたくさんあったので、家で取っておいて、それを畑に一畝作って植えました。全部で150個余り。うまく目を覚まして大玉に成長してくれればいいのですが。吊るして保存した玉ねぎがそろそろなくなりそうなので、できれば今年中に食べたいものです。
9/5 パプリカ◇いつになったら色づくのやら
9/4 モロヘイヤ◇涼しくなっても採れてます
モロヘイヤは熱帯地域原産の作物で夏の栄養補給に最適の野菜です。βカロテンの含有量は野菜の中でナンバーワンクラス。ビタミンB₂ビタミンCやカルシウムも豊富です。
栄養が豊富なうえに成長力も旺盛です。茎の先を切って収穫するとそこから脇芽が生えてきます。それだけでなくて葉っぱの根元から続々と脇芽が生えて伸びていきます。高さ1メートルくらいのところで摘芯してもいつの間にか脇芽が伸びて高さ1m50cmくらいになっています。1日おきくらいに収穫しないとさらに生い茂ってしまいます。
茎先の若芽や若い葉・茎が切るとオクラのように粘りが出て、おひたしなどでおいしくいただいています。おかげで、今年の猛暑も乗り切ることが出来ました。
9/3 大根・白菜◇3日で芽が出ました
9/2 だだちゃ豆◇今年はだだちゃが一番
9/1 オクラ◇一本足のかかしのように
8/31 にんじん◇滑り込みセーフなるか
8/30 山形青菜◇秋野菜の種まきが続いています
秋野菜の収穫のための種まきは9月上旬がめど。収穫まで60日かかる野菜だとすると、今種をまいても収穫は10月30日になります。11月になれば気温が下がって、いくら日数がたってもそれ以上の生育は望めなくなります。
そんなわけで、このところ種まき・植え付けに追われています。
今日は、青菜と白菜、大根の種まきをしました。
青菜は「山形せいさい」のことです。山形では、晩秋に青菜漬けを漬け込むのが各家庭の冬支度の一つでした。山形せいさいは、高菜の仲間で、大きくなるものは高さ1メートルにもなります。葉芯に厚みがあってその肉厚な食べ応えとパリパリとした食感と強い辛みが醤油系のたれで漬け込まれて独特の味わいの漬物になります。今年こそ勢いよく育ってくれることを楽しみにしています。
8/29 ビーツ◇中までとことん真っ赤です
8/28 にんじん◇夏の店じまい
真夏日とはいえ、曇り空で畑は吹く風が体感温度を下げてくれ、秋野菜の畝づくりがようやく進みつつあります。
その一方で夏採り野菜も一つ一つ店じまいをしなければなりません。種まきや定植にかかると収穫に手が回らすあっという間に野菜は藪に囲まれて見えなくなってしまいます。
にんじんもこのとおり、どこに残っているのかわからないほど雑草が生えています。草をかき分けてにんじんの葉っぱの根元をたどって、引き抜いてみると、それなりの大きさのものが残っています。にんじんは湿気と暑さに弱いので掘り出したら冷蔵庫にいれないといけませんが、掘らなければ猛暑でも土の中で保存がききます。さすがに秋口なのでそろそろ掘り上げないと土の中で痛んでしまいます。
8/27 秘伝豆◇四度目の正直なるか
山形特産の枝豆「秘伝豆」の苗をようやく畑に定植しました。ポリポットに種をまいて苗を育てること4度目です。
これまで3回分は、定植に至らず枯れてしまいました。最初にまいたのは6月10日。大量収穫を目指して6月16日には第2弾。いずれも5日くらいで芽を出してスクスクと成長しました。ところが、畑の準備ができません。春まきの野菜でいっぱいで、じゃがいもなどの収穫を待つことに。じゃがいも収穫を終えてさて畝づくりかというときに長雨と猛暑。耕運が延び延びになっているうちに、苗は徒長してさらに暑さでへなへなに。急遽6月27日にまいた種は、暑くて目がなかなか出ず。この段階で今年の収穫はあきらめました。しかし、あの大ぶりの薫り高い枝豆の莢が忘れられず、晩秋の収穫でもできればと8月11日に4度めの種まきに挑戦。それが何とか育って本日の定植となりました。果たしてこんなに遅く植えて収穫まで至るのか心配ではあります。
8/26 白ごま◇ごまの花が咲きました
8/25 チューニョ◇乾燥じゃがいも アンデスの保存食
この灰色と白の丸いものは、石ではありません。これはじゃがいもです。じゃがいもの原産地、南米アンデス地方で保存食として作られている「チューニョ」という乾燥じゃがいもです。
高地の寒暖差を利用して凍らせては溶かしてを数日繰り返し、ぷよぷよになったじゃがいもを足で踏んづけて水分を出し、発酵し乾燥させるとこんな石のようなじゃがいもになります。白いチューニョは「トゥンタ」と呼ばれます。
これを冬の間水でもどして様々なじゃがいも料理に使います。
この度、はるばる南米ボリビアから娘夫婦を迎え同居することになりました。ボリビア人の夫が持参したチューニョを料理してくれました。上のじゃがいもは普通のじゃがいもで下の白いのが灰色のチューニョをゆでてスパイスのきいたスープにタマネギとトマトを載せたシンプルな家庭料理。チューニョは、弾力のある食感と無機質なあっさりした味わいで、おかゆにスープをかけて食べているような感じです。あっさりと食べられます。
8/24 みょうが◇ゴーシュ・ガーデンの茗荷谷
8/23 野菜のピザ◇赤のトマト緑のズッキーニ
8/22 小茄子◇山形育ちの薄皮丸なす
8/21 かぼちゃ◇たくさん花が咲きました
8/20 玉ねぎ◇来年6月目指して第一歩
8月も明日から下旬。
秋野菜の植え付けもこれからだというのに、来年初夏6月収穫の玉ねぎの種を播きました。10か月に及ぶ玉ねぎ栽培の第一歩です。
まず2か月かけて、苗作りをします。畑に定植する10月下旬は大分寒くなっているので、ここまでにしっかりとした苗が出来ないと、植え替えに耐えられず冬の間に枯れてしまいます。かといって、余り成長させて太くしてしまうと、春にトウ立ちして玉ねぎが固くなってしまいます。鉛筆の芯くらいの絶妙な太さが要求されます。正直、これまでうまくいった試しがなく、大方、成長が遅く太くならないままに植えて失敗しています。今年は少し早めの種まきで捲土重来を期します。
品種は、今回は、赤玉ねぎにも挑戦してみたいと思います。サラダ向きの柔らかな新玉ねぎを夢見ています。
8/19 にら穂◇出たては柔らかくて甘い
8/18 なす漬け◇大量消費に塩漬け&ぺそら漬け
なすの収穫量が日に日に増えて、冷蔵庫から溢れそうになってきました。今年は、持て余すことのないように、親指大で早期に収穫し、適宜枝を摘めて収穫量を抑制してきました。時々見逃して大きくなったなすは炒めたり煮たりの料理に使い、親指大のなすはほとんど漬物にしています。ちょうど一口で食べられる大きさです。毎日20個以上は採れますのでそれでも消費が追いつきません。
そこで消費の次の一手は「ぺそら漬け」です。山形県の大石田地方に伝わるなすを発酵させながらとうがらしの辛みと塩漬けの味で楽しむ漬物です。発酵食品なので少し長くもちます。
不思議なのは、なすは水につけておくだけで紫の色が抜けて白くなること。色を抜くのに3日くらい、からしと塩を入れて4日くらい、と食べられるまで1週間くらいかかります。もうすぐピリ辛のふっくらしたぺそら漬けが食べられそうです。
8/17 ケイトウ・スターチス◇花壇の花々
8/16 マスコット◇トマト採りウサギがウェルカム
8/15 万願寺とうがらし◇大きくて甘いとうがらし
8/14 大玉トマト◇雨の中トマトの収穫です
8/13 ひまわり◇モネのひまわりです
お盆となりました。お盆に合せるように、ひまわりの花が咲きました。
この茎の細い華奢なひまわりは、「モネのひまわり」という品種です。薄黄色の花片、花の内側も黄色のふわふわの毛が生えたようで、とても可愛らしいひまわりです。モネは、おそらく印象派の画家クロード・モネのことでしょう。絵画で「ひまわり」といえばゴッホだと思うのですが、あの太陽の下で生命力溢れる姿とはちょっと違っていますね。モネといえば「睡蓮」を描いた一連の作品が有名ですが、「ひまわり」という静物画も描いています。モネのひまわりは、花瓶に挿され静かにたたずんで、確かにこのひまわりと似ています。
ひまわりの花は、太陽の移動とともに向きを変えるからひまわりと言われますが、実際には、向きを変えないのですね。確かにこの写真もお昼過ぎなのに、どの花も東の方を向いています。
8/12 ごぼう◇ミニごぼうの収穫です
8/11 落花生◇花の跡から落下します
オクラとナスの間で谷間のようになってしまいましたが、落花生が黄色い花を咲かせています。
豆系で芽出しが難しく、苗が10株くらいしか出来ませんでしたが、植えた苗は暑さとともに元気になって、クローバーのような丸い葉っぱを外へ外へと広げています。そして、葉の根元に黄色い小さい花を咲かせます。この花が実を結ぶわけですが、他の豆類と違って、落花生の実は土の中に出来ます。では、どうやって?
花が散るとそこから角のようなものが出て、それが下に向かって伸び始めます。まるで長針のようになって地面を突き刺します。この落下する姿が「落花」なのでしょう。この角は子房柄といいます。地面に刺さるとこの子房柄の先が膨らんで南京豆が出来ます。収穫は11月後半です。
8/10 夏水仙◇その正体は彼岸花
8/9 なす◇日本のなすイタリアのなす
ナスの収穫は順調に推移しています。
小ナスは別途作っていますが、長なすでは、「黒秀ナス」と「ビオレッタ」の2品種を作っています。
黒秀ナスは日本の代表的な黒長なすの一品種です。皮につやがあり、果肉はやわらかくいろいろな料理に使うことができます。とにかく分枝が早く成長力旺盛なので、大きくならないうちにと思い、毎日収獲しています。小さいナスは何といってもナス漬けにして食べるのが一番です。
ビオレッタはイタリアのスタンダードなナスです。こちらも皮につやがあり、ヘタの部分が黄緑色なのが特徴的です。果肉はやわらかく油やソースがよく染みます。皮はプリプリと弾力性があります。トマトソースやパスタ、チーズなどイタリア系料理によく合いそうです。
早めの収穫を心がけても続々と採れるので、少々持て余し気味。黒秀ナスを塩漬けだけでなくて、長期保存のきく「ぺそら漬け」を一樽作ってみようと思っています。
8/8 枝豆◇やまがた茶豆・里心
夏といえば、枝豆にビール。
近年は、山形県庄内地方のだだちゃ豆が全国的にも有名になり、出回るのが盛夏頃と遅めなこともあって、枝豆全体の出回りのピークも遅めになってきた気がします。
山形県の山形市近辺の村山地方では、枝豆が様々な品種にまたがって生産されています。茶豆系でいえば、だだちゃ豆よりも「やまがた茶豆」でしょうか。出回るのがやはり遅めですが、少し茶色みがかった豆は、茹でてサッと塩をかけて、香りと味を楽しみます。
もう一つこの地域での枝豆の特産品種は「秘伝豆」です。出回る時期はさらに遅くて9月の下旬頃。でも、産毛に包まれたその大振りなさやと、香りと甘みは絶品です。残念ながら、今年は芽出しがうまく行かず、ゴーシュの畑での収穫はほとんど見込めない状況です。
8/7 シシトウ◇辛いか甘いか食べてのお楽しみ
8/6 カボチャ◇黄色いカボチャが1個だけ
カボチャは地を這ってつるが伸びて大きな葉を茂らせるので、栽培にはかなりの面積を要します。毎年、株を植えた畝の何十倍もの広さに拡がるカボチャ畑が手に負えず、立派な実がたくさん実っても、なかなか消費できずに持て余すので、今年は、戦線縮小して、畑の片隅に、新潟の親戚から種をもらった、「金山赤かぼちゃ」の株だけ植えました。それでもつるが伸び葉が茂りますが、摘枝も何もせず伸ばし放題。受粉もしていないだろうと思っていたら、1個だけ実がなっていました。直径20センチくらいで結構大きくなっています。まだ黄色なのでもっと大きく熟してオレンジ色になったら収穫したいと思います。奥会津金山赤かぼちゃは、大振りで色が鮮やかで味が甘いので評判がいいとのことです。
8/5 トマト◇待ちに待ったトマトの季節です
8/4 うるい◇花が咲きました
ゴーシュの畑の傍らにうるいが植えてあります。
野菜としては、春にスーパーでも葉が黄緑で茎が白い軟白栽培されたものが売られていますが、苗を植えて3年ほどでようやく株らしくなりました。来年春あたりから食べてみようかと思います。今が花の咲く時期のようです。この株から花が咲くのは初めてです。薄紫で、ユリの小さいような花が下から順に咲きます。
うるいは、日本庭園などで見かける観賞用のギボウシの仲間です。ギボウシも今が花の見頃です。ギボウシというのは、日本古来の木橋の欄干の両端にある蓮の華のような形の飾りのことですが、どうやら、うるいの花の先端のつぼみがそのような形をしていますので、それにちなんだ名前のようです。
8/3 まくわうり◇最後は風船のように
まくわうりは続々と熟しました。
猛暑とともに成熟が早くなり、ここ数日で一気に黄金色になりました。完熟するとお尻に茶色いひび割れが入ります。そして、そこから急激に皮がいたみ、翌日にはそこが崩れて中の種や果汁が一気に出てしまいます。皮はもぬけの殻の風船のようにペシャンコになります。受粉してから熟すのを待つまでの時間に比べて、最後はあっけない幕切れです。畑でペシャンコになったまくわうりにカブトムシ(雌)が来て美味しそうに汁を吸っていました。
完熟といっても、メロンやスイカのように甘いわけではありませんが、プリンスメロンの完熟前くらいの甘さと果肉のサクサク感があります。暑い日に、よく冷やして或は凍らせてシャーベット状にして食べると美味しいです。甘さが足りなければ蜂蜜などをかけても良いです。たくさん採れたので、残ったものはペシャンコになる前にざく切りにして冷凍保存しようと思います。
8/2 切干し大根◇雪のような大根の山
8/1 オクラ◇赤さやの赤まるみちゃん
7/31 とうもろこし◇ドルチェ・ドリーム
とうもろこしの第2弾を収穫しました。
名前は「極甘 ドルチェ・ドリーム」です。名前からして甘さたっぷりですが、茹でて食べたところ、看板に偽りはないようです。
今回も20株のうち曲がりなりにも部分的に実が入ったのが10本くらい。そして、ほぼ完全な形で実ったのが5本。
とうもろこしの出来上がりといえば、この丸みを帯びた房を包む黄緑の葉の先が緑にツンツンと出て、そこに雌花のフサフサが茶色くなったひげがくっついている姿が思い浮かびます。宮崎駿のアニメ「となりのトトロ」で妹のめいが病院のお母さんに届けようと、葉っぱとひげの付いたとうもろこしをうれしそうに抱えたラストシーンが心に残ります。毎年のことですが、いろんな苦難を乗り越えて実ってくれた姿を見て、あのトトロのとうもろこしに出会えたような気がしてちょっと幸せな気分になります。
7/30 ピーマン◇暑さ大好き
7/29 青りんご◇もったいないので冷凍保存
7/28 トマト◇早速トマトソースづくり
7/27 梅◇梅のジャム、味はのし梅
7/26 大豆◇小さな花が咲きました
枝豆の早生に始まり、茶豆、だだちゃ豆、秘伝豆。そして小豆、黒豆、大豆といろいろな豆類を今年も育てています。
大豆は、鶴の子大豆という品種で、乾燥豆で収穫し、味噌などの加工品を作るのに適しているものです。
ようやく花が咲きました。枝の分かれ目の所に小さな白い点のようなものが見え始めますが、これが花です。ここに豆のさやが付きます。
豆類は、豆の中に自分で栄養を持っているので、苗さえ出来れば、さほど手がかからないのですが、その芽出しが一苦労です。今年は、今までになく失敗の連続です。過湿を嫌うので、水をかけすぎると豆が腐ってしまいます。かといって、乾燥すると芽が枯れてしまいます。
大豆も播いた種の4分の1くらいしか、ものになりませんでした。今年の種まきは時間切れなので、また来年、頑張るしかありません。
7/25 じゃがいも◇アンデスからの贈り物
じゃがいもで最後まで畑に残っていた「アンデス」を収穫しました。
今年植えたじゃがいもの中では一番実付きのいい品種でした。まだ青い葉も残っていて、小いもがもう少し大きくなったのかもしれませんが、大きいいもも結構あるので、見切りを付けて全部掘り上げました。
アンデスは、皮が赤く、実は黄色っぽいです。男爵いものようなホクホク系で、ポテトサラダなどに向きます。じゃがいもは、インカ帝国を征服したスペイン人がアンデス山系で採れていたのを母国に伝えたことから、ヨーロッパそして世界に拡がりました。痩せた土地でも収穫できることから、世界中の人たちを貧困から救ったと言われています。
アンデスからの贈り物に感謝して、今年のじゃがいも収穫は終了です。
7/24 中玉トマト◇続々と赤くなっています
7/23 とうもろこし◇ゴールドラッシュとまでは行きませんが
7/22 朝顔◇涼しげスポットを探して
7/21 ききょう◇桔梗いろのがらんとした空の下
7/20 黄金まくわうり◇色は黄金味は、おあずけ
7/19 パプリカ◇花が咲いたら~
7/18 梅◇梅干しの土用干し
梅を漬けてから2週間あまり。例年より早い梅雨明けとなり、毎日カンカン照りとなったので、ちょっと土用には早いのですが、梅干しの土用干しをすることにしました。
梅干しは、天日干しをするから梅干しと言うのでしょう。塩漬けで塩分は十分なので、梅酢の成分を乾燥によって充実させるということなのでしょうか。
今年は、赤じそを買ってきて入れ込みました。しそも梅酢も天日に当てています。しそを入れてからまだ数日なので、うめもほんのりピンクに色づいたのがチラホラ見られる程度。本日の天日干し後、もう一度しそと一緒に漬け込んで、色づかせてみようと思います。最後にもう一度天日干しでしょうか。その時には多分土用になっていると思います。
7/17 白ゆり◇猛暑の中涼しげに
7/16 メークイン◇まずまずの収穫です
梅雨も明けて、これから猛暑が続きそうです。
雨上がりを待って、昨日からじゃがいもの堀り上げをはじめました。試し掘りでは、小さいいもが多くて心配でしたが、昨日の男爵いもは、それなりに大きく育ったいもも多く、収穫箱一つ採れました。不作の昨年は、小粒のいもも全部箱に入れて持ち帰りましたが、今年は、くずいもとして畑に放置するくらいの余裕が出来ました。去年の2倍は採れた感じです。
今日はメークインを堀り上げました。こちらも男爵いも以上に収穫量がありました。
メークインは南米から16世紀にじゃがいもが伝わったイギリスで、生み出された品種で、きめの細かいクリーミーな食感、煮崩れしない粘り、そしてすべすべした表面が特徴で、イギリスで行われる収穫祈願の五月祭りの女王:メイクイーンにちなんで名付けられたそうです。さっそくじゃがバターで食べてみました。クリーミーでいくらでも食べられそうです。
7/15 しそ◇青じそ赤じそ自然発生
夏の香味野菜、しそが大きくなってきました。しそは日本古来の植物で暑さが大好きです。暑くなると芽を出して、みるみる大きく葉を茂らせ始めます。8月に花を咲かせる頃には高さ1メートルを超えてきます。ゴーシュ・ガーデンでは、毎年、前年のこぼれ種であちこちに自然発生します。青じそは西側に、赤じそは東も西もあちらこちらに。
青じそは、葉が大きくなり次第、必要なだけ摘んで薬味にします。山形の夏の食べ物「だし」にも不可欠。きゅうり、なす、ねぎ、おくらが揃ったら、細かく刻んで合せて醤油をかけるだけ。ご飯や豆腐にかけて頬張ります。山形の夏バテ撃退法ですね。
赤じそは、梅干しの色付け香り付けに。でも、ゴーシュ・ガーデンの赤じそはようやく成長を始めたばかりで、梅干しの土用干しにも間に合いません。せっかく自然発生しているので、8月になってからしそジュースにして消費しています。
7/14 ニンジン◇あまーいにんじんジュース
春に種を播いたニンジンが、大分成長してきました。一丁前の太いニンジンも散見されます。
でも、ニンジンは抜いてみないとわかりません。先が三つや四つに分かれていたり、葉と頭だけ残してあとはネズミに食われていたり。打率5割程度でしょうか。
それでも、不揃いなニンジンとはいえ、「あま~いニンジン 紅かおり」という品種です。収穫が進むと冷蔵庫もすぐ一杯になってしまうので、ジュースにしてどんどん消費することを考えました。
絞り器を購入し、おろし金でおろしたニンジン一本分を絞ります。コップに2センチくらいのジュースができます。味は・・・あまーいです。ニンジン臭さがほとんどなく、キャラメルを溶かしたような甘みです。ストレートでもよし、もったいないのでりんごジュースで割ってもよし。栄養満点の保証付きです。
7/13 バジル◇間引き苗でジェノベーゼ
今年もバジルが育ちました。地植えしたときに、一株に苗が3~4本あったものがそのまま大きくなったので、窮屈になりました。それを一通り間引いて、間引いた苗を使って、バジルソースを作りました。バジルソースとかジェノベーゼとか、今やスーパーのドレッシング売り場にたくさん並んでいます。ゴーシュ・ガーデンではバジルが豊富に採れるので、年に何度か自家製のジェノベーゼを作ります。
通常、バジルの葉1に松の実などのナッツを1でオリーブオイルで攪拌してペースト状にしますが、オリーブをたくさん使おうと、バジルの葉を3倍くらい入れて作っています。ソースとしては薄味の仕上げですが、あとは料理の時に塩加減や風味を調整することにして、とりあえず保存しておきます。
定番はスパゲッティ・バジリコですね。
7/12 まくわ瓜◇黄色に熟す日は来るか
夏の果物、スイカやメロンが採れたらいいなと、これまでゴーシュの畑でも小玉すいかやアンデスメロンを育ててみたのですが、成果はあがりません。夏の暑い日までに大きな完熟の実を実らせるのは至難の技と感じています。ようやくそれなりの実が育ったかと思っても、いざというときに割れたり腐ったり。去年もメロンを植えましたが、生育不良でものにならず。
今年は、まず、着果率が比較的高くて、味も結構甘いと言われるマクワウリを育ててみて、メロン系の栽培技術を習得してみようと思いました。
5株ほど植えて、ようやく根付き、子づる孫づるが出始め、黄色い花も咲き始めました。それでも、なかなか受粉せず、毎日、花房が膨らみ始めた雌花を探すのですが見当たらずがっかりしていました。ここ数日でようやく受粉した実が見られるようになり、今日も4~5個くらいになっているのを見て、黄色の完熟の実になる日を夢見ることが出来るようになりました。
7/11 大根◇名は春まき耐病総太り二号
今日も雨模様。明後日には梅雨も明けそうな予報ですが、畑は、刈った雑草と残渣と雨がぐちょぐちょに混じり、これから収穫の野菜たちも水太り状態でお日様に照らされるのを心待ちにしています。
そんな中、大根は着実に成長しています。青首を随分高く地上にもたげたものもあるので、数本掘り出しました。ばらつきはありますが、太さ10センチ弱で長さ40センチくらいのすらっとした仕上がりの大根が2本ほど。でも、中には腐敗した株もあり、バーティシリウム黒点病などの病気が心配されます。
春に播いたこの大根の品種は、「春まき耐病総太り二号」といいます。大根の名前は、「青首」とか「総太り」とか、ちょっと聞き返したくなるような単語が共通語になっていて、ユーモラスです。「総太り」は先端まで太い寸胴型のこと。お相撲さんのような桜島大根の姿を想像してしまいますけれど。今回は、「耐病」に期待しています。
7/10 ミニトマト◇雨で実割れ
毎日のように雨が降っています。全国各地で梅雨末期の豪雨になっているようです。ご用心。
ミニトマトの方も大分成長してきました。ようやくオレンジの「新果」というミニトマトが第一号で色づきました。でも連日の雨でパックリと実割れしてしまいました。トマトは過剰な水分を嫌います。大玉中玉までは雨除けテントを張ったのですが、ミニトマトまでは手が回らず、幸先から実割れです。
12株のうち10株を占める赤いミニトマトの方もたくさん緑の実を付けていますので、収穫の日は近づいているようです。
ミニトマトは、1本仕立てでツルを伸ばし、4本ごとにソフトクリームのようにグルグル巻いて少しずつ上に伸ばしていきます。脇芽を取らないととんでもないジャングルになってしまいます。
7/9 紅花◇まゆはきを俤にして
今から330年余り前の7月上旬、松尾芭蕉が尾花沢に逗留した時の句が、「まゆはきを俤にして紅の花」。ちょうど紅花が満開だったのでしょう。
ゴーシュ・ガーデンに紅花が咲きました。近年は、近隣の山形市出羽地区でも紅花畑が増えてきましたが、もう満開です。こちらはまだ咲き始め。
これまで、何回か種を播いたのですが、花を咲かせるまでには至りませんでした。紅花栽培は難しいです。まず発芽率が低い。古い種はダメです。発芽してもなかなか大きくならない。雑草の伸びの方が早いので、草を取ってやらないと負けて枯れてしまう。しかも虫が付きやすい。葉が美味しいのでしょう。とにかくひ弱で手がかかる子です。
昔の人はそれでも、花を摘んで紅餅にして高く売れたから丹精込めて紅花を育てたのでしょう。紅がお化粧に使われることから、ひ弱な植物と薄幸な美人のはかないイメージを眉掃きという化粧道具で結んだ芭蕉の名句です。
7/8 ロマネスコ◇名前にはローマの香りが
7/7 紫陽花◇雨の中満開です
今日は七夕です。七夕の夜はなかなか晴れることが少ないですね。梅雨の真っ只中なので仕方ないのでしょうが、天の川に沿って銀河鉄道が今夜も走っているのか、気になるところです。
ゴーシュ・ガーデンのあちこちに紫陽花の花が咲いています.青だけでなく赤や白の大きな花房を着けて、満開です。がくあじさいの満開はもう少し先のようですが。
紫陽花の花の色は、土壌の酸性度によって、酸性が強ければ青、酸性が弱ければ赤、と言われていますが、確かにほとんどが青色なので、ゴーシュ・ガーデンの土は全般に酸性が強いのでしょう。でも、不思議なのは、一カ所だけ、毎年赤い紫陽花が咲くことです。ここだけ土がアルカリだとも思えないので、これは、赤花を咲かせる品種だということなのでしょう。
今日は二十四節気の小暑。今年も暑い夏がもうそこまで来ているようです。
7/6 なす◇収穫地獄の再来か
7/5 トマト◇中玉トマトが青い実を付けました
ゴーシュ・ガーデンのトマトです。この夏の野菜の中で、一番力が入っています。
10株ずつ4列に植えています。右一列が中玉トマト「マティナ」です。中二列が大玉トマト「桃太郎」。左一列が大玉トマト「麗夏」。このほかに、別の場所にミニトマトが10株余り植えてあります。
一本仕立てで、支柱に沿って垂直に伸ばし、脇芽はすべて取り除きます。下から順に花の房がつきます。支柱のてっぺんに着く頃には、房が5段位になります。トマトは、雨水を吸うと実割れを起こすので、雨除けテントをかけています。
中玉トマト「マティナ」は2段目くらいまで実が付いています。一房に7・8個くらい。日に日に大きくなっています。赤く熟すのは今月下旬くらいでしょうか。その後を追う大玉やミニトマトとともに収穫が楽しみです。
7/4 梅◇大きな実がポトリポトリと
7/3 モロヘイヤ◇葉っぱがぬめぬめ
7/2 じゃがいも◇試し掘り・・・合格
7/1 きゅうり・わんぱく坊主◇味は普通のきゅうりです
6/30 さやいんげん◇高く長く多く
6/29 ブルーベリー◇大きいのやら小さいのやら
6/28 そら豆◇空に向かって実れ
6/27 ブロッコリー◇食卓の人気者
6/26 キャベツ◇新品種?網目キャベツ
雨が続いたので、キャベツの球もグングン大きくなりました。球ができた頃から葉っぱが穴だらけに。ひどいものは、葉っぱの筋だけ残った網目状態に。はらぺこあおむしのお出ましです。実は、今、化学肥料なし、無農薬の有機栽培について勉強していて、ちょっと実践してみようと思いました。今までは、あおむしが出た頃に市販の消毒薬をシュッシュッと吹きかけてしのいできました。今年は、シュッシュしてません。その結果、御覧のとおりのネットメロンならぬネットキャベツに。あおむしは、何気なく葉っぱに張り付いていますので、見つけたらムニュっとつまんで土にポイして心の中でゴメンといいながら長靴でクチュッと踏みつけます。キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜すべてにいますので、毎日10匹くらいは退治します。それでも次の日には別のがいたりして球が膨らむのとあおむしが食べるのと競争状態です。本日、第一号を収穫。確かに、外側から葉をむくたびにあおむし、いもむし、なめくじが出てきます。でも7枚8枚とむくとさすがにいなくなります。ちょっと小さめですが、無農薬キャベツの完成です。
6/25 カリフラワー◇スノークラウン・気品ある名前
6/24 西洋赤大根◇イタリア原産の色鮮やかな大根
6/23 おかひじき◇からし醤油あえで
6/22 にんにく◇いろんなにんにく採れました
暑さに耐えながら育っていたにんにくもとうとう葉が茶色くなり始めました。まだ葉が青々としているジャンボにんにくを残して、すべて掘り上げました。
青森ニンニクはさすがブランド品、植えた7個のうち大きな球が3個ほど採れました。沖縄特産の島にんにくは小さいけれども香りが強く紫がかった色もきれいです。ほんとに小粒なものばかりで50個ほど。そして、一般的な白にんにくも50個ほど採れました。ジャンボにんにくは20個ほど採れる予定。
料理の薬味には、島にんにくがいいようです。にんにくの家での消費量はそれほどでもないので、ほとんど、順次発酵させて、黒にんにくにして食べます。黒にんにくは、発酵させるので臭いもマイルドで、食べても黒いゼリーのようなほんのり甘みがあり、おつまみ感覚で食べられます。
少雨のためか、肥料が足りなかったのか、全般に小ぶりでした。来年は、青森にんにくを拡大して、一回り大きなにんにくを目指したいものです。
6/21 ラズベリー◇夏至とともに収穫始め
今日は夏至です。ゴーシュ・ガーデンの片隅にお稲荷様があります。この祠の謂れは明らかではありませんが、昔から農民や商人、足軽など庶民が、稲など農作物の守り神ひいては五穀豊穣・子孫繁栄の神として奉ったということです。さればということで、ゴーシュ・ガーデンのお稲荷様には、太陽が一番高く昇る夏至の日に、お米の俵にちなんだ稲荷寿司をあげて、今年の作物が豊かに実るようにお祈りすることとしています。
さて、そのお稲荷さんの脇にラズベリーが植えてあります。ここ2~3日で実が熟し始めました。すぐに熟し過ぎて落ちてしまうので、毎日その日の熟した分を収穫して、冷凍保存しなければなりません。ある程度、量がまとまったところで、ゴーシュの畑特製のラズベリージャムを作ります。、
6/20 オリエンタルリリー◇咲いた咲いた百合の花が
ゴーシュ・ガーデンのウェルカムゾーンにユリの花が咲きました。つぼみが膨らんできたので、ここ数日開花が気になっていましたが、とうとう咲きました。
オリエンタルリリーの名前で買ってきた球根で去年植えたもの。オリエンタルリリーは日本原産のヤマユリや鹿の子ユリなどを交配して作られた品種名です。日本古来の百合の美しさを感じさせます。
昨年7月に宮澤賢治記念館で特別展「四又の百合」を見てから1年たとうとしています。コロナウイルスの混乱の中で出会った作品「四又の百合」は、人々が聖者を迎えるときの逸話の中に、希望と感謝の象徴としての百合の花がとても印象に残るお話でした。こうして日常生活が混乱したままの1年がたって、改めて百合の花をながめると、東西南北の四又の空に向かって、ひたすら何かを祈っているような花姿にちょっと心を動かされます。
6/19 フェンネル◇絶品イワシとフェンネルのパスタ
6/18 たまねぎ◇捕らぬ狸の皮算用でした
明日は雨が降るというので、その前にたまねぎを収穫して乾燥させることにしました。
ほとんど葉が倒れて、青々していた球の部分も外側の皮が茶色がかって、穫り入れの時期です。全部で収穫箱2箱になりました。あとは、ペコロスのような未熟な球が一かご分。大きいのは直径10センチ以上にもなっているのですが、小玉が圧倒的に多く、ほど良い大きさのものがわずかです。ものになった2箱で100個くらいでしょう。去年の半分以下という残念な結果に終わりました。
昨年11月の植え付け時は威勢よく、苗360本すべてたまねぎになったらどうしようかと、捕らぬ狸の皮算用をしていたのでした。苗の根付き具合はまずまずだったのですが、大雪の下で凍死したり、雪の下の土中を駆けずり回るネズミにやられたりで、雪融け時には散々な状態に。
来年に向けて、雪対策、ネズミ対策を考えなければなりません。
6/17 カモミール◇花摘みの季節です
6/16 りんご◇結果がいいので最終結果がキニナル
6/15 きゅうり◇上へ横へと伸びています
6/14 コールラビ◇キャベツなのかカブなのか
本日の初収穫はコールラビです。
今年は、例年の野菜のほかに、新たな野菜や新たな品種に積極的に挑戦しています。一つの野菜が一度に大量に採れても、処理に困ってしまうので、量よりも質というか多様性を優先することにしました。
このコールラビは初挑戦です。意外と苦労せず育ってくれました。
茎の中心が丸くなって、葉っぱがヒュンヒュンと四方八方に伸びて、なかなか変な形、宇宙人のようです。葉っぱや色はキャベツやブロッコリーのようですが、丸くなった茎はカブのようです。ドイツ語でコールはキャベツ、ラビはカブのことだそうです。
さて、どう料理するか、これからレシピ集を見ての検討です。キャベツのように、煮ても焼いてもあるいは生でも食べられるようです。
6/13 とうもろこし◇畑で時間差攻撃
ゴーシュの畑のとうもろこしです。左が大きく育ち、右に行くほど小さくなっています。4段階になっています。「ゴールドラッシュ」「ドルチェドリーム」「あまいバンタム」「ゆめのコーン」の4種類の苗を4回に分けて植えました。最初が5月24日、次が5月30日、3番目が6月3日、そして本日6月13日に最後の苗、それぞれ20本ずつ。バレーボールではありませんが、畑で時間差攻撃です。20日の時間差を付けることで、収穫も時間差で行えることを期待してのことです。昨年は3段階で15日くらいの時間差が収穫まで保たれました。
とうもろこしは、これから、雨風、受粉、病気、害虫、鳥害と無事収穫するまでには多くの宿敵が待っています。それらの戦いをくぐり抜けて、黄色の粒のびっしり詰まったとうもろこしの実を付けてくれた暁には、その甘さをじっくり味わわせていただきたいものです。そのための時間差攻撃です。
6/12 ラベンダー◇なかなか根付いてくれません
ラベンダーの花が咲きました。
ゴーシュ・ガーデンのちょっと土が小高くなったところをハーブ園にして、その南側にイングリッシュラベンダーを植えています。宿根草で次の年も根を広げて花がだんだん増えていくはずなのですが、なかなか根付いてくれません。去年補植したものもほとんど枯れてしまいました。咲いている花の数も去年より減っています。富良野のようなラベンダー畑を夢見ていたのですが、ほど遠い状況。
ラベンダーは日照を好むようです。ところが、このラベンダーの咲く場所の南には、大きなヒバの木が立っています。おそらくそのために日照不足になっているようです。ラベンダーが根付いてくれるには、この庭木を切らないとダメなようです。富良野への道はまだまだ遠い。
6/11 ごぼう◇間引き菜を食してみよう
6/10 どくだみ◇雑草だけど薬草
ゴーシュガーデンのあちこちに白い花が点々と咲き始めました。どくだみの花です。ちょっと日当たりの悪いところに次々と立ち上がり、ハート型の葉を広げ先端に一輪の白い花を咲かせます。見ようによっては、静かに咲く野の花としてきれいかもしれません。しかし、その繁殖力の強さと、採ったときに強い薬臭い嫌な匂いがするので、容赦なく抜いてしまいます。
もちろん、古くから中国、日本で薬草として重用されてきたということもわかるのですが、なかなか好きにはなれない植物です。どくだみ茶も身体にいいのでしょうが、なかなか飲んでみる勇気が起きません。
このところ畑の方が忙しくなっているので、ゴーシュガーデンの除草まで手が回らないのをいいことに、どくだみが勢力を広げています。
6/9 さつまいも◇日照りとのたたかい始まる
今日は朝から快晴で気温も上がり30℃近くまで上がりました。明日も一日晴れで予想最高気温は31℃、明後日も30℃近くと、梅雨前なのに、カンカン照りの日々となりそうです。
こんな時に限って、さつまいもの苗を植える羽目になりました。去年から、焼き芋に最適の甘い黄色い鹿児島特産の安納芋を植えることにしました。山形では苗の入手が難しいだろうと通販で注文したところ、先着順のため配送予定が6月上旬に。やむなく待って、届いたらすぐに植えましたが、翌日からカンカン照りに。不織布の日除けも通じず、次々と苗は茶色く干からびて、最終的に残ったのは40本のうち10本弱という悲惨な状況でした。でも生き残りの苗からはそこそこおいしい安納芋が採れたので、今年も同じく苗を調達。そして、結局、本日、去年と同じような日照りの時の配達となりました。今年こそは、苗たちを枯らすまいと、黒いメッシュの日除けとたっぷりの水やりで、日照りとたたかいたいと思います。
6/8 ズッキーニ◇咲いたらすぐ実がなります
ズッキーニが収穫の時期を迎えました。朝方、黄色名星形の大きな花が開きます。雌花と雄花がありますが、雌花の根元には既にズッキーニの実が出来はじめています。2~3日で花がポロリと落ちる頃には、もう収穫できる大きさになっています。ここで収穫を怠るとズッキーニはズンズン大きくなります。大きな葉の陰に見落とした実などあれば、あっと驚く30センチや50センチの夕顔のようなズッキーニの発見となります。大きくても食べられます。でも、量が多くて食べきれません。
今年は、種から育ててみました。たくさん芽が出たのですが、5月に3株だけ畑に植えました。葉が長く大きくなり場所を取るからです。多分3株でも収量は十二分でしょう。
6/7 ゆきのした◇名前が涼しそうです
ゴーシュ・ガーデン6月になると咲く花も少なくなり緑の茂みと化しつつありますが、よく見ると庭石沿いにゆきのしたが白い小さな花を満開に咲かせていました。
春早々から、鴨の足とも虎の耳とも言われる円形で毛の生えた縞模様のある葉っぱが、日陰にひっそりと拡がっていきます。それが、初夏になると葉っぱの間から茎を伸ばして、可愛らしい白い花を咲かせます。よく見ると、5枚の花片のうち下2枚が白く尖った形でぶら下がり、上3枚が小さいピンクの飾りのような形で乗っかっています。近づいてみないとこんな可愛らしい花だとは気付かないでしまいます。
今日は日中気温が上昇して30℃寸前に。ゆきのしたという名前も、実際の花姿も涼しげです。
6/6 絹さや◇三段ネット成長中
6/5 かぶ◇ボーシュ(芒種)の畑から
昨日は一日雨。ゴーシュの畑はお休みをしました。そして2日ぶりの畑に向かいました。この時期の畑は、1日見ないと野菜たちの成長ぶりに驚かされることが多く、何だかワクワクします。ましてや昨日は久々の雨。
案の定、野菜たちは一段成長した姿を見せてくれました。先日ようやく間引きが一巡したと思っていたかぶが、一気に収穫できる大きなかぶになりました。漬物、味噌汁、牛スジの煮込み、しばらくかぶ料理が続きそうです。
大根も雨水をグイグイ吸い込んだのか、首回りがグッと太くなり、一気にビッグに。5月24日の写真と比べていただければ、一目瞭然です。
今日は二十四節気の芒種。稲や麦の種を播くという意味から田植えの時期を指しているようです。ゴーシュの畑もボーシュの畑となり、トマト、トウモロコシ、ナスなどの苗を次々と植え込んでいます。一方で収穫と収穫物の加工も始まり、さながら忙種の畑です。
6/4 キウイフルーツ◇この花にしてこの実あり
この花は何という果物の花でしょうか、とクイズにでもしたくなるような大振りの花が葉に隠れながらも満開となりました。キウイフルーツの花です。
キウイフルーツはつる性で繁茂する木ですので、暖かくなると新しいつるがニョキニョキと伸び始めます。そのつるに卵ボーロのような不思議なものが付き始め、それがある程度膨らむと、パンと弾ける音がしたかのように大きな白い花が咲き始めます。
白い花片に囲まれてたくさんの雄しべのつぶつぶがあり中心には雌しべが。色は違いますが、まるでキウイフルーツの実を輪切りにしたような按配です。
たくさん花が咲いたからと言って、全部実がなるわけではありません。特にキウイフルーツの木は、雄株と雌株があって、どちらも同じような花を咲かせます。受粉する花はそもそも半分です。通常、雌株を多く植えて受粉を促します。このガーデンでも雄株1本、雌株3本にしています。今年もたくさん実がなることを祈ります。
6/3 ジャンボにんにく◇茎を食べるにんにくです
ゴーシュの畑のにんにくです。ホワイトにんにくを中心に、小ぶりながら香りの強い島にんにくや品質の高い青森にんにくなどを植えています。手前の20個ほどはジャンボにんにくです。その名のとおり、地下にできる球根状の鱗茎は大型です。でも、通常のにんにくとして使うには大味のようです。ジャンボにんにくは、茎にんにく(にんにくの芽)がおいしく食べられます。にんにくトウ立ちしてねぎ坊主のような花を咲かせますが、その茎も食べられてスーパーなどでも売っています。ジャンボにんにくの茎は太くて柔らかく真っ直ぐです。炒め物などに最適です。
にんにく畑は、トウ立ちの時期を過ぎて葉が枯れ始める頃、今月下旬、収穫の時期を迎えます。うまく行けば大量の収穫となりますが、消費の方は大量には使わないので、昨年から余ったにんにくは発酵させて黒ニンニクにして長期保存しています。
6/2 じゃがいもの花◇順調に育ってます
4月15日に植え付けた今年のじゃがいもですが、順調に育って葉が茂り、このところ次々とトウが立って花が咲き始めました。黄色い雌しべが突き出て花片は薄紫や白で房状に咲いて、ちょっと愛嬌のある形です。残念ながら、ゆっくり鑑賞するわけにはいかず、余計な養分を取らないように早めに摘み取ってしまいます。
最近、スーパーに行くと、じゃがいもがちょっと高いのに気付きます。昨年のじゃがいもは、全国的に不作だったようです。芽を出すまでに寒く雨の日が多く種芋が腐れてしまったようです。ゴーシュの畑でも収穫は前年の半分くらいでした。今年は去年のような天候不順もなく、順調に育っています。芽かき、土寄せとこれからの作業がありますが、7月の収穫が楽しみです。
6/1 つるバラ◇6月と言えば薔薇の花
5/31 スープセロリ◇花も咲きます
5/30 ジャスミン◇香り高く美しく
5/29 いちご◇赤くなりました
5/28 ダイアンサス◇秋まで咲き続けます
5/27 ミント◇クールな香り
いつの間にかハーブ園にミントがこんもりと繁り始めました。
ミントは特別に繁殖力が旺盛で、この花壇も本当は水仙のために作ったのですが、どこからかミントが地下茎で侵入してきて、いつの間にか水仙が咲き終わる頃にムクムクと芽を伸ばして、春から秋まで我が物顔に繁るようになりました。
メンソールのクールな香りが特徴で、山形のこの近辺では、以前から「ハッカ」が特産品だったようです。なおさら勢いがいいわけです。葉っぱが尖っているのでスペアミントと思われます。香りがマイルドで、お茶や料理の香り付けに使われます。
ハーブティーとしてはカモミールの甘い香りにかなわず、使い道に窮しているところですが、とりあえず、若葉を摘み取って乾燥して保存することにしました。使用方法については、これからの課題です。
5/26 カモミール◇りんごのような甘い香り
5/25 ラズベリー◇花が咲きました
5/24 大根◇収穫を迎えました
5/23 ブルーインパルス◇ゴーシュの畑に現わる
どんよりとした曇り空ですが、ゴーシュの畑では大根、えんどう、じゃがいもなど野菜たちがスクスク育っています。
キジがケンケーンと啼いたりカッコーが啼いたり、今が盛りの田植えの機械の音が聞こえたりののどかな午後の昼下がり、空に自衛隊のジェット戦闘機、ブルーインパルスの編隊が現われて、30分余りにわたり、上空を旋回しました。山形市内で行われている「東北絆まつり」のイベントだそうです。何度も煙で円を描いていました。
超音速なので、轟音のする方向と飛んでる位置は違うんだと言うことが良くわかりました。ジェット機は最大5機の編隊でしたが、それに煽られたのか、川からカモが5匹の編隊を組んで飛び上がる場面が何度か見られました。畑から見える大きさは同じくらいなので、どちらも同じように大空を気持ちよく駆けているように見えました。
5/22 しゃくやく(芍薬)◇立てば芍薬座れば牡丹
5/21 あやめ◇今日は小満です
5/20 イカリソウ(錨草)◇UFOのようなドローンのような
5/19 キングサリ(金鎖)◇庭のニューフェース
公園や家のお庭でフジの花が満開なのを見かけますが、ゴーシュガーデンにもフジのような房状の花が見られるようになりました。キングサリと言って花の色形からキバナフジとも呼ばれますが、フジとは別の植物です。
先日、園芸店から買ってきて、植えました。3番目の孫の記念樹です。彼は2歳半になりますが、なぜ今頃記念樹を植えたかというと、一昨年、昨年と植えた記念樹が枯れてしまったので、今回が3度目の挑戦なのです。これまでは、カッシアという夏に黄色の花をひらひらと咲かせるマメ科の植物を植えたのですが、寒さに弱かったようでこの春も芽を出してくれません。そこで、似たような黄色の花を咲かせる木はないかと探していたら、園芸店で黄色のつぼみを付けたキングサリを見付け、これだ!と購入したわけです。
お兄ちゃんの記念樹ハナモモの脇で、来春も黄色の花を咲かせてくれることを祈っています。
5/18 パンジー◇色は咲いてのお楽しみ
ゴーシュガーデンにも、花壇には定番の春の花パンジーが咲いています。
種から育ててようやく花数がそろってきました。去年の11月に種をまいて、冬はサンルームに避寒して、20株余りの株が育ちました。4月1日に最初のつぼみが確認されてから、大きな苗から順次プランターや地植えであちこちに配置しました。
とこらが、困ったことは、花の色がわからないままに植えなければならないということです。赤・紫・黄・白などさまざまな色の混合の種なので、咲きそろったらさぞかしきれいだろうと思って冬の間から楽しみにしていたのですが、4月半ば過ぎてもつぼみが出ない株が多く、つぼみで色を確認するまで待っていられなくなりました。列に並べて植えても色がわからないので、色の配置がバランス良くなっているのかは、咲いてみてのお楽しみということです。そして1ヶ月後。写真の2例は比較的バランス良かったのですが、道路脇の一列は、茶色と白がほとんどで彩りがイマイチとなりました。
5/17 花車◇ツツジの変わり種
5/16 ヒメシャガ◇小さい小さいあやめです
5/15 エンドウ豆◇花が咲いてネットを張って
ゴーシュの畑に今年は豆類をたくさん植えています。絹さやえんどうがまず白い花を咲かせました。続いて、そら豆が白と紫のツートーンの花を咲かせました。隣にはスナップえんどうとさやいんげんが育っています。絹さやには支柱を立ててつるをからませるネットを張りました。今後、スナップえんどうとさやいんげんもネットを張って三段ネットが立ち上がる予定です。
ゴーシュの畑初登場の豆たちなので、どのくらい実がなるものか、収穫の日が楽しみです。実は、絹さやとそら豆は寒さに強いので晩秋に種をまくと冬越しして春には収穫できると聞いて、去年11月に種をまいたのですが、スクスクと苗が育ったものの、豪雪の下敷きになりあえなく窒息死(又は凍死)してしまいました。冬越しというのは雪が積もらない地域での話だったのですね。今回は春蒔きでリベンジです。
5/14 ぼたん◇雪にも負けず
5/13 たけのこ◇いつ掘ればいいものやら
ゴーシュガーデン、鬼門の北東はお稲荷さんが鎮座し、その周囲は竹林になっています。2メートル×2メートルくらいのわずかなスペースに細い笹竹や直径5センチくらいの立派な竹などが密に生えています。背の高いものは4~5メートルくらいあります。冬場は雪の重みで四方に垂れ下がったりで扱いに困るのですが、一つだけいいことは、タケノコが食べられることです。繁殖力旺盛で次々と周囲に地下茎を伸ばし、毎年思いがけないところにタケノコが飛び出してきます。そのままにしておくと竹林になってしまうので、柔らかいうちに掘って食べてしまいます。竹輪くらいの細さですが、それなりにおいしいです。
今年は、孟宗竹並みに太いやつが出ているのを発見しました。芽を出してから3日目くらいですが、明日あたりが掘り頃でしょうか。奥にも1本大きいのが出ています。残念ながら大きな石の右側は、お隣さんの敷地です。タケノコは、地下茎でつながっていても生えた土地の所有者に所有権があります。大物の収穫は1本だけで我慢です。
5/12 かりん◇今年も豊作?
ゴーシュガーデン西側のフルーツラインにはかりんの木があります。植樹してから40年くらいになり、結構大きくなり、秋にはたくさんのかりんの実を付けます。去年も百個はくだらない数の実がなり、黄色になってぽとぽとと落ちていました。一昨年はそれほどならなかったので、豊作は二年に一回のようです。そうすると、今年は実は少ない年ですが、花の咲き具合を見ると去年と変わらず多いような気がします。
かりんの実は堅くて渋くて、使い道は限られています。かりん酒にするのが一般的なようです。ゴーシュ・ファクトリーでは、果肉と種を煮てエキスを取ってかりんエキスのジャムにしています。ちょっとかりんの渋みがありますが、喉にやさしく、消化器にやさしく、疲労回復などの薬効成分に富んでいるので、健康づくりにはよいかもしれません。
5/11 アジュガ◇葉は不気味、花はきれい
雑草取りをしていると、こんな花が所々に咲いているのに気付きます。アジュガという名前で、西洋キランソウとか西洋ジュウニヒトエとも呼ばれます。
切れ目の入ったきれいな紫色の花をトウ立った茎の両側に段々に付けます。
花姿はきれいですが、花のない時期は寒くても繁殖力が旺盛で、他の草花を駆逐するような勢いです。ちょっと赤みがかった葉が円状に生え、それが次々と回りに増殖していきます。茎が地面を這って株を増やしていくという植物です。放っておくと無限に増えそうなので、花の時期以外は雑草として取ってしまいます。でも、根がびっしりと張っていて、なかなか抜けません。観賞用に改良されたものが野生化したようですが、この庭にもどこから侵入してきたものやら。花がきれいなだけに、悩ましい草です。
5/10 スズランとナルコラン◇静かに咲いています
陽春の候は花だけでなく雑草の勢いも増してきます。すでにスギナなどが我が世の春とばかり背丈を伸ばしています。草取りをしていたら、雑草の陰でスズランが咲いているのを発見。ひっそりた咲くものだから、見逃すところでした。
そういえば似たような花のナルコランは咲いたろうかと思って探したら、こちらも雑草の茂みの後ろで静かにたくさん咲いていました。ナルコランというのは、通称のようで、実はアマドコロという植物のようです。ナルコユリというのがあって鳴子のように白い花房を付ける姿が似ているのでアマドコロを鳴子ランというようになったようです。
ゴーシュガーデンでは、つぼみを刻々と膨らませているものもあり、季節の移り変わりはスピードを上げているようです。
5/9 蓮華つつじ◇つつじの季節到来
5/8 春大根◇最後の間引き
3月17日に種をまいた大根。3月25日に発芽。その後順調に育って、1カ所4本の芽を3本に、3本を2本に間引き、とうとう2本を1本にする最後の間引きとなりました。
間引きといっても、もはや細いニンジンくらいにはなっています。もちろん、無駄なく食したいと思います。大根の部分は10本ばかりぬか漬けにしてみました。葉っぱも柔らかく、油揚と炒めて食べます。
大根は春蒔きの夏大根と夏蒔きの秋大根を作っていましたが、昨年、暖冬で雪がないのを機に、早春蒔きの春大根に挑戦。5月上旬には収穫を迎えました。そこで、今年は大雪でしたが、雪が融けるのを待って種まき。去年より10日ほど遅れなので、あと10日くらいで無事収穫を迎えそうです。
5/7 ブルーベリー◇収穫増に向けて第一歩
ゴーシュガーデンのハーブ園でブルーベリーの花が満開になりました。
ベリーという名なので木イチゴの一種かと思いきや、ツツジ科の花木です。そういえばこの花は、ドウダンツツジの花にそっくりですね。
青紫色の実が甘くてポリフェノールいっぱいで健康にもいいので、収穫量を増やしていきたいと思っています。苗木は6本ほど植えましたが、ツツジの木ですからそう簡単には伸びてくれません。
品種選びには注意が必要です。自家受粉しにくいので、別品種の木がもう一本必要なのですが、ブルーベリーにはラビットアイ系とハイブッシュ系の2種あって、同型の別品種でなければ受粉に寄与しません。わが園はすべてハイブッシュ系。品種名は、買ってくるときは名札が付いているのですが、品種が多すぎて買ってくる度に違う名前なので、覚えきれません。忘れてしまいました。でも、毎年、受粉してます。
今年の収穫に乞うご期待。
5/6 いちご◇実がなるのが楽しみ
5/5 うど◇もみ殻の中から芽を出しました
今日は立夏です。
ゴーシュの畑の山菜コーナー。うども収穫の時期となりました。
自生のうどですが、芽が出るところ一帯にもみ殻を厚めに積んでいます。そうすると、もみ殻の中にある部分は光が当たらないので白くなります。店で売られているような白うどを収穫することができます。軟白栽培といいます。もみ殻をもっと山のように盛れば、もっと長い白うどになるでしょう。
しばらく若芽を食して楽しめます。しかしその後は、ぐんぐんと枝葉を伸ばして、夏場には高さ2メートルを超えるうどの大木になり、畑の一角はうどの林のようです。でも、晩秋になればちゃんと枯れて、空洞になった枝を刈り払えば、何事もなかったようにもみ殻の山に戻ります。何とも変化の激しい植物です。
5/4 芝桜◇ピンクの絨毯
5/3 もみじ◇カブトムシの木
新緑の季節、もみじの木の若葉がとてもきれいです。もみじと言えば秋の紅葉が美しいですが、春のもみじもそれに負けず劣らず。緑の紅葉は黄緑色に輝き、赤の紅葉は初々しい赤みを帯びた葉を広げています。
よく見ると、どのもみじもたくさんの花を咲かせています。赤いもみじの花は小さい小さいサクランボのようです。秋にはプロペラのような実を付けます。
南側の緑のもみじには、子供の頃、毎年夏にカブトムシが集まってきました。ちょうど脇の道路に水銀灯が立ったので明かりに誘われてきたようです。夏休みの朝は、カブトムシを捕るために早起きしたものです。まだ昭和40年代の話です。数年たったら、自然環境が変化したのか、カブトムシもクワガタも飛んで来なくなりました。
5/2 こごみ◇畑で山菜採り
5/1 ハナミズキ◇メモリアルな美しさ
5月に入り新緑の季節到来です。
5月の花といえば、ハナミズキ。5月9日が私の誕生日なのですが、その頃に咲いている花がハナミズキなので、10年くらい前に庭に4・5本植えました。白い花の木は成長し、花も見事に咲きます。今年は、雪で折れた枝にも花が満開です。赤い花の木は育ちが悪く、長年花が咲きませんでしたが、今年はようやく花を咲かせてくれました。土が合わなかったのでしょうか。
ハナミズキは、アメリカの国の花木とされるようにアメリカ人に親しまれています。100年余り前、日本から桜の木がアメリカに贈られ、ワシントンのポトマック河畔の数千本の桜並木として親しまれていますが、その返礼に日本にハナミズキが贈られたという、日米の蜜月時代の逸話があります。
そして、もう一つの逸話は、一青窈のヒットソング「ハナミズキ」です。「君と好きな人が100年続きますように」というようなちょっと不思議な歌詞は、2001年9月11日の同時多発テロという悲惨な出来事に心をいため、平和への願いを込めて作られてた歌だといわれています。
十字の花が天に向かって咲く姿に、世界全体の幸福を願わずにはいられません。
4/30 石楠花(しゃくなげ)◇庭のあちこちに咲いてます
ゴーシュガーデンには、しゃくなげの花があちらこちらに咲いています。ツツジのようにおおきな花を房状に付け、白や淡いピンクや濃いピンクなど、気品のある色合いで、満開になるとそのボリュームに圧倒されそうです。
なぜこんなにしゃくなげがあるのかというと、私の父親がしゃくなげ愛好家で、たくさんのしゃくなげの鉢植えを収集していたからです。昭和から平成の20年頃までの話ですが、当時趣味の園芸家にはしゃくなげの魅力に取り憑かれる人が多かったようです。大きくなった物から順に地植えしていましたので、それが今でも残っています。
品種もいろいろあり、遅咲きの物もあって、ゴーシュガーデンはこれからしばらくしゃくなげの花を楽しむことができます。。
4/29 花蘇芳(ハナズオウ)◇目を引く赤紫
4/28 ニラ◇3年目の収穫
4/27 チューリップ◇咲いた咲いたやっと咲いた
4/26 りんご◇今年は実がなるかな
ゴーシュガーデンのりんごの木もピンク色のつぼみから白い花を咲かせ始めました。
りんごの木は2本あって、右の品種が「ふじ」。甘みが強く果肉の中心にミツと呼ばれる甘みの濃い部分ができます。でも、店で売られているような立派なりんごになるには、サクランボと同じように、1年間丹念に手をかけなければなりません。苗木を植えてから8年くらいですが、去年初めて実をつけました。3センチくらいの小さなくすんだ色の実で、お世辞にも美味しそうとは言えませんでしたが、一応食べてみたところ、甘いりんごの味がしました。
左のもう1本の品種は「こっこう」。酸味が強く、加工向きのようです。りんごは自家受粉しないので、「ふじ」の受粉用にと隣に植えています。
花の数は、去年より増えたようです。是非、今年も実をつけてほしいものです。店で売られているようなりんごがなるまでには、あと何年かかるやら。
4/25 ドウダンツツジ◇庭の引き立て役
4/24 花海棠ハナカイドウ◇ぼんぼりのように愛らしく
4/23 桜草◇時間を超えて咲き続ける
4/22 さくらんぼ◇今年の実りはいかに
ゴーシュの畑の周りはサクランボ畑です。今年は随分早く一面満開となりました。
近所の農家はどこも山形の代表的果物の生産に励んでいます。1年がさくらんぼを中心に回っているようです。サクランボ農家は、6~7月の収穫だけでなく、早春の剪定から消毒、みつばちを放っての受粉、葉摘み、摘果、収穫後も肥料や草刈り、消毒と晩秋まで仕事は尽きません。
この冬は豪雪で、湿ったドカ雪が何度か降ったため、たくさんのサクランボの木が、太い幹状の枝が根元から折れたり、木そのものが倒れたり、大変な被害がありました。雪が溶けて折れた木枝の処理がようやく終わった今月、早く育った花芽が遅霜に遭って7~8割の花が咲かなくなった畑が多いそうです。サクランボ受難の年、これからの農家の頑張りで、6月には例年どおりに赤い実が店頭を飾ってほしいものです。
4/21 たんぽぽ◇美しくたくましく
4/20 花桃◇成長のよろこび
4/19 一人静か◇静御前の舞う姿
ゴーシュガーデンのツツジなどの植木の陰にヒトリシズカが咲きました。こんなに早く咲くのだったかな、とちょっと驚きました。
管掃除用のブラシを立てたような、でも、白い房が緑の襟に播かれたような、珍しい花姿は、一人で静かに咲いているという清楚さを感じさせます。
名前の由来は、源義経の側室の静御前の舞姿にあるようです。兄頼朝の討伐命令によって京から落ちていく義経と行き別れになり、捕らえられ、鎌倉に連行された静御前が、頼朝と妻北条政子の前で、義経を思う舞を舞い、政子の言葉により赦免されたという、故事があるそうです。この花が咲くと、800年も前に思いを馳せ、人の世の儚さにちょっとセンチメンタルになってしまいます。
4/18 水仙◇希望のシンボル
4/17 プラム◇花は咲けども
桜の花が散り始めると、フルーツの里山形は果樹の花のシーズンを迎えます。
ゴーシュガーデンもいくつかの果樹がありますが、早速プラムの花が満開となりました。苗木を植えてから10年ほどになりますが、近年花付きがよくなり、白色の桜のようにたくさんの花を咲かせてくれます。
ところが、残念なことに、一向に実ができません。無数の花の後から10個くらい結実するのですが、それも親指の先くらいの大きさまででポトリポトリと落ちてしまいます。大石早生という品種なのですが、どうやら自家受粉しない品種のようです。そういえば近くの畑にもプラムは見当たらないので、もう1本苗木を買ってきて植えなければ悩みは解決しないのでしょう。
4/16 菜の花◇小松菜、チンゲン菜・・・
4/16 垂れ桜◇今が見頃
4/14 雉(きじ)◇春の闖入者
アスパラの別名がキジ隠しと紹介したばかりですが、そのゴーシュガーデンの畑に早くも雉が姿を見せました。畑全体を耕して、葉物野菜の種を少し播いたばかりの所ですが、何か美味しいものでも見付けたのでしょうか。
カラスが現れると、逃げるように走り出しました。雉の走る姿には、いつも笑ってしまいます。あの短い足をどれだけ高速回転しているのかと驚くほどの速さで走ります。鳥なんだから飛べばいいのにと思うのですが、いつもトコトコとかけています。
近くの馬見ヶ崎川の河原の雑木林が住処のようなのですが、この冬に、洪水対策の支障木伐採が行われ、林がなくなりつつあり、雉もどこかに行ってしまうのではないかと心配していたところでした。
またの来園をお待ちしています。
4/13 菫(すみれ)◇可愛い花
4/12 椿◇Camellia japonica
4/11 レンギョウ◇春の息吹を感じます
4/10 タラの木◇タラの芽食べたい
4/9 からし菜◇春の淡雪
季節が逆戻りしたような寒さになり、今朝のゴーシュガーデンには、雪が降りました。これから作付けをしようと耕したばかりの畑にうっすらと雪が積もりました。
片隅に緑の葉をこんもりと茂らせているのはからし菜です。大変寒さに強く、昨年こぼれた種から育った株が豪雪の冬を越しました。もう、葉を摘んでおひたしで食べられそうです。
からし菜はこれから人の背丈ほどに大きくなり、菜の花のような黄色い花を咲かせ莢状の実をつけます。それを収穫して種を取り集めると、粒マスタードの原料になります。本当は、マスタード(洋からし)には白がらしという品種が良くて、こちらのからし菜は、種をつぶして和からしをつくるのですが、からし菜の粒マスタードもピクルスのような漬物風味でそれなりに美味しくいただけます。
4/8 雪割草◇木陰にひっそり
4/7 桜◇そろそろ満開です
4/6 クリスマスローズ◇春に咲きます
4/5 アスパラガス◇収穫まであと何年?
4/4 こぶし◇木蓮の涙
今日は二十四節気の清明。春本番で、何事も生気がみなぎり生き生きとしている時期。
ゴーシュガーデンには、こぶしのピンクがかった白い花が涼しげに咲いています。ゴーシュの畑の脇の林には、白木蓮の大きな木に白い花が満開です。こぶしもモクレン属(学名Magnolia)の仲間だそうで、いずれも北国の山野では、桜に先立って春の訪れ、いのちあることの喜びを伝えてくれているようです。
でも、今日は一日雨模様。スターダストレビューの「木蓮の涙」という曲がありますが、清明は、いのちあることへの喜びがあふれると同時に、先に逝ってしまった人への思いがこみ上げてくる時なのかもしれません。「会いたくて、会いたくて・・・」のメロディーが今日の雨のように心にしみわたります。
4/3 沈丁花◇咲きました
4/2 梅◇開花しました
4/1 椎茸◇思いがけない収穫
11/25 キウイフルーツたくさん採れました
11/19 青菜収穫
季節が1ヶ月ほど逆戻りしたような陽気です。
今日は青菜の収穫を行いました。種を播いたのが8月6日。昨年は遅くなって生育不良の失敗作だったので、8月31日には畑に植え付けました。おかげでしっかりと育ってくれ、背丈は1メートルくらいにもなり、葉の芯のところも幅広で緑に光っています。すべて青菜漬けにします。葉の先の緑の所はカットして、パリパリの食感になる葉の芯の所を中心に切り分けます。軽トラ・ゴーシュ号の荷台いっぱいになりました。このままでは、葉がパリパリと割れてしまうので、4~5日裏干しして、しんなりとさせてから漬け込み作業に入ります。塩漬けしたあと、だしをきかせた青菜漬けの素で漬け直しとちょっと手間はかかりますが
、辛みのあるパリパリの食感は、他の漬物では味わえないおいしさです。
11/17 収穫追い込み
11/9 安納いもがたくさん採れました
10/29 おおーきなかぶ
10/28 かりんの実がいっぱい
10/25 柿もぎ日和
7/5 きゅうりの季節です
7/3 梅を漬け込みました
6/28 ミニトマトが色づき始めました
6/25 タマネギ収穫しました
6/21 夏至のお祭り・インティライミ
6/19 ハーブ園が賑やかに
6/10 ジャスミンが咲いています
ゴーシュの畑です
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