ゴーシュの畑から

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11/30 店じまい◇落ち葉をすき込みました

 11月も今日でおしまい。とてもいい天気ですが、野菜の収穫もほぼ終えていて、レタスや葉玉ねぎやニンジン、小豆など少々収穫する程度です。せっかくなので、ゴーシュ・ガーデンの落ち葉を集めて畑に運んで土をかけてすき込みました。来年の春になったら、耕して、腐葉土として堆肥代わりになってくれます。
 ゴーシュの畑にもうすぐ冬がやってきます。大根や玉ねぎ、ニンジンなどまだ少し野菜が残っていますが、雪が降り積もれば一面真っ白になり来年の3月まで閉ざされてしまいます。ゴーシュの畑のブログもしばらくお休みさせていただきます。本年のご愛読ありがとうございました。来年4月1日再開予定です。

2021年11月24日

11/29 パプリカ◇もはやこれまで

 今朝はグッと冷え込みました。朝は霜が降りて畑の草葉は一面に真っ白になりました。
 かろうじて生き残っていたパプリカも、たくさんの緑の実をつけたまま、葉がだらりと垂れ下がってしまい、もはやこれまで。ちょっと色づいているものだけ収穫してみました。家の中で追熟すれば、もう少し色鮮やかになって、食べることもできるでしょう。
 今年のゴーシュの畑もいよいよ大詰めを迎えました。

2021年11月24日

11/28 白菜◇頭を結んでもう一息

 今年はたくさん植えた割にはなかなかうまく育ってくれなかった白菜。生き残った株は数えるほどしかありませんが、それなりに玉も太ってきました。霜が降りて凍るような寒さになりましたが、もう一踏ん張り大きくするために、広がった葉っぱを起こして頭のところでひもで結びました。こうして芯の所の温度を確保してもう少し成長させるのです。
 大きい玉を使って、今年も白菜キムチを作ろうと思います。キムチのりも自家製です。粉とうがらしが辛みをきかせて、アミ塩辛やナンプラーなどの調味料を入れて、玉ねぎ・りんご・蜂蜜で甘みをきかせて、それだけ食べてもご飯やお酒が進みます。青菜と並んで冬の漬物の楽しみの代表格です。

2021年11月24日

11/27 キウイフルーツ◇葉っぱの影から現れました

 

 紅葉が進んで、最後まで踏ん張っていたキウイフルーツの葉っぱも、寒さでクシャクシャになって落ち始めました。つる状に伸びた枝になっているキウイの実はこれまで葉っぱの茂みに隠れていましたが、葉っぱがすかすかになったので、とうとう顔を出しました。今年の実はあまり数が多くないようです。去年の半分以下で30個くらいでしょうか。実の大きさにもばらつきがあるようです。
 間もなく収穫して、りんごと一緒にビニール袋に入れて早く熟させます。1週間ぐらいで完熟のキウイフルーツになります。

2021年11月24日

11/26 聖護院かぶ◇大きなかぶに育ちました

 雪が降り出しそうな冷たい雨が続いていますが、大かぶの聖護院かぶは少しずつ大きくなっているようです。もうそろそろ採り始めてもいいのかなと、一番大きそうなところを抜いてみました。
 こぶしよりも一回り大きい立派な白かぶです。
 まずは、塩漬けにして食べてみようかと思います。 

2021年11月24日

11/25 葉玉ねぎ◇もったいないから食べちゃおう

 初夏の収穫時には小玉で食べられなかった玉ねぎを秋になって休眠から覚める頃に畑に植え直し、11月までに大玉にして収穫しようと思ったところですが、葉は青々と茂ったのですが、玉が大きくなるのはこれからという状態で11月の末を迎えてしまいました。
 これから雪が積もれば、このまま冷凍状態になり、来春の解凍後に生き返ってくれるかどうかはわかりません。
 もったいないので、葉玉ねぎとして、小さい玉ねぎと緑の葉っぱを合せて食べてみようかと思います。結構根がしっかり張っている分、玉も葉もみずみずしくておいしそうです。味噌仕立ての鍋にでもしてみましょうか。

2021年11月24日

11/24 ごま◇少しだけ採れました

 刈り入れて家の中で乾燥させていたごまの茎ですが、次第に乾燥する間に、莢が割れて中から白ごまがこぼれ落ちます。それを集めると莢や葉の屑と一緒ですが、小さいごま粒が少しではありますが収穫できました。全部集め終わってから、屑やゴミを選り分けて、調理用のいりごまを作りたいと思います。
 選り分け作業は、ゴミを息でフーッと吹き飛ばすという原始的方法です。顔や頭に塵や埃が降りかかります。天気のいいときにやりたいと思います。

2021年11月24日

11/23 山形温海かぶ◇じわじわと赤く染まります

 ゴーシュの畑の赤かぶは山形県の伝承野菜、温海かぶです。酢漬けがおいしいことで有名です。
 今年は、数は多くはありませんが、一回り大きな赤かぶが採れました。早速、酢漬けにしました。砂糖と塩と酢で1週間ほど漬け込むと、赤紫の株が赤くなって漬け汁も赤くなります。さらに時間をおくと、株の中の白い肉が赤く染まっていきます。色が染みわたった頃に取り出して、適当な大きさに切って食べます。味が染みて、かぶのパリッとした食感との組み合わせが絶妙です。

2021年11月23日

11/22 青菜◇青菜漬けがもうすぐ食べられます

 青菜の漬け替え作業を行いました。
 自家製ではありませんが、10キロの山形青菜を漬物樽で塩漬けして1週間。上まで水が上がったところで、青菜を取り出して水で洗い、絞って再び漬物樽に入れて、今度は専用の漬けたれをかけて漬け込みます。約1週間くらいでたれが染み込んで、辛くてパリパリの山形青菜漬けが食べられるようになります。
 畑の自家製青菜も少しづつではありますが大きくなっています。12月の雪の降る頃に採り入れて、近江漬などにしてみたいと思っています。

2021年11月22日

11/21 ラズベリー◇秋の収穫もそこそこありました

 11月下旬だというのに、ラズベリーが赤い実を付けています。9月頃から赤くなった実を少しずつ採りためてきました。小さめのタッパーに入れて冷凍庫に保管しています。秋の分だけでタッパー2杯目になりました。また、ジャムを作ることができそうです。
 これまで、夏のラズベリーを収穫すると、ラズベリーの枝全体につる性の草が絡まって生い茂るためその手入れに手が回らず、秋のラズベリーが収穫できた試しはありませんでした。来年以降、年2回収穫を定着させたいものです。

2021年11月21日

11/20 もみじ◇落葉も終盤に

 秋も深まり、木々の葉も大分落ちてしまいました。ゴーシュ・ガーデンでも残っているのはもみじの三分の一くらい。真っ赤なもみじもあれば黄色のもみじもあり、儚い彩りが水墨画の世界になる前に私たちの目を楽しませてくれます。
 落ち葉厚めももうすぐ終わりそうです。一辺1メートルの立方体状の収拾袋にほぼ8割方落ち葉が集まりました。紅葉も落ち終わる来週あたりでけりを付けて、畑の有機肥料にするために、畑に埋めたいと思います。

 

2021年11月21日

11/19 小豆◇もうすぐ採り終えそうです

 小豆「丹波大納言」の収穫が大分進みました。9割方莢のもぎ取りが終わりました。
 少し緑色でも枯れ始めたら採るようにして、後は家の中で乾燥して、豆を取ります。取った豆も大分たまってきました。あんこ作りも、昨年は1回しか出来ませんでしたが、今年は3回は出来そうです。あんこを使った料理もいろいろと出来そうで幅が広がります。

2021年11月21日

11/18 大根◇掘り上げてまた土の中に

 大根を全部掘り上げて冬の準備をしようと思いました。でも、30本以上もあるので、無理せずに大きい方から半分だけ引き抜きました。今日は13本です。
 さずがに短期間でこれだけの大根を食べきることはできないので、毎年、この時期は冬の間もたべられるように土の中に保存することにしています。
 葉っぱに養分を取られないように、葉の根元から切り落として、数日後に、土の中に並べて土をかけて埋め戻します。
 残した大根もギリギリまで待ってもう少し大きくなってから掘り上げて長期保存したいと思います。

2021年11月18日

11/17 ごぼう◇太く長くなって掘るのは一苦労

 掘り上げなければならないものの中に、ごぼうもあります。夏以来、必要に応じて少しずつ掘っていましたが、だんだん太く長くなってきていました。まだまだ10株以上もあるので、ピッチを上げなければなりません。土の中にある限り成長を続けるので、太さ2㎝、長さ50㎝くらいでちょうどいいなと思っても、掘らないとさらに太く長くなります。葉元の方は皮が割れてしまい、実がどんどん堅くなって、包丁の刃も立たなくなります。長くなるということは、掘るのが深くなるということで、作業は大変なものになります。1メートル近く掘ったのでもう大丈夫かと、えいやっと引き抜こうとすると、直径5ミリくらいのところでポキッと切れてしまいます。それでも十分なのですが、しばらく腰が痛くなります。

2021年11月17日

11/16 りんご◇ドライフルーツの楽しみ

 りんごが出回る時期となりました。そろそろ、晩生の「ふじ」も出始めて、いろいろな品種がお店に並んでいます。
 残念ながら、ゴーシュ・ガーデンのりんごは、国光もふじも花の後につけた実が結実の期待を背負いながらも一つまた一つと落果して、秋口にはすべて消えてなくなりました。
 自前のりんごではありませんが、お店からワケありで安くなったものを買ってきて、ドライフルーツにして楽しみます。りんごを薄く切って食品乾燥機にかけるだけ。水分を完全に飛ばすために少し長めで2~3日乾燥します。そうすると、ポテトチップスのようなカリカリのりんごに。そして、甘みが生のりんご以上に強くて、乾いていて食べやすいこともあって、3個分くらいは一気になくなってしまいます。

2021年11月16日

11/15 カリフラワー◇スノークラウンのような

 かりふらわーを秋用に10株植えましたが、順々に収穫して残り2つとなりました。花蕾の成長に結構差が出て食べる分には好都合でした。
 成長時期が遅くなったこの2つは、害虫の芋虫の被害に遭うことなく、真っ白な花蕾が育ちました。これまでのカリフラワーが穴あき汚れて中には必ず芋虫が潜んでいたのとは打って変わって、品種名の「スノークラウン」ように真っ白な冠の形になりました。すべてこのようになるよう、来年は害虫対策が課題です。

2021年11月15日

11/14 芋◇里芋は大きく自然薯は小さく

 一週間ぶりの抜けるような青空です。家の中にいるのがもったいないので、畑に行って芋掘りをしました。いい運動になります。
 残っているのは、里芋、自然薯、長芋。
 自然薯を二株ほど掘ってみました。出来てはいましたが30㎝くらいの小ぶりな芋が合計3本。やはり、葉っぱが早く枯れてしまって成長できなかったのかもしれません。でも、食べてはあの粘りが健在だと思われます。
 里芋の残っていた4株を掘り上げました。これまで同様、株ごとの芋の数は多くはありませんが、大きな芋が結構付いています。大人の握りこぶしもあるようなものも。今年の芋煮も今回の芋で食べ終わりとなりそうです。

2021年11月14日

11/13 かぶ◇赤かぶ白かぶ大きくなーれ

 冬支度に追われているこの頃ですが、畑の野菜も収穫がひととおり終わってきていてだんだん寂しくなってきていますが、まだ収穫が残っているのが、中玉大玉のかぶや大根くらいになってきました。
 中玉は山形県の伝承野菜、赤かぶ漬けにうってつけの「温海かぶ」です。40株ほど種をまいたのですが、なんとか10個くらいは直径5~6㎝くらいのかぶが採れそうです。赤かぶ漬けにするのが楽しみです。
 大玉は京都生まれの「聖護院かぶ」です。条件が良ければ直径10㎝以上の大玉になるのですが、間引きの手が回らず、今のところ大かぶになりそうなのはこの1個くらいです。でも、大きくならなくても、初冬までかぶ料理が楽しめそうです。

2021年11月13日

11/12 ブロッコリー◇ちょっと得した気分

 雨、風、晴れ、雨と天気は既に冬の日本海側のモードになっています。これで気温が下がれば、白いものが降ってきます。
 花蕾をひととおり採り終えたブロッコリーですが、来春に葉っぱの根元から脇芽が出るので葉っぱごと残しています。どんな具合かのぞいてみたらびっくり。既に脇芽が出て、結構立派な花蕾が出来ているではありませんか。直径7~8㎝くらいで、小ぶりではありますがミニじゃなくて立派なブロッコリーです。来春の楽しみが一気に前倒しになって、ちょっと得した気分です。しっかり収穫して食べたいと思います。

2021年11月12日

11/11 青菜◇苦渋の決断

 山形の漬物の代表「青菜漬(せいさいづけ)」は、冬間近の寒い中、青菜を大量に漬け込んで、冬の間中食べていきます。太い肉厚の茎が漬けてもパリパリとして辛みが合わさって、野沢菜漬けや高菜漬けでは味わえない山形青菜ならではの漬物です。
 ゴーシュの畑でも毎年青菜を育てて、収穫した後、青菜漬けを作っています。昨年も10キロずつ2樽漬けて春まで完食しました。今年も作る予定でいたのですが、なかなか成長が追いついていません。8月30日の種まきはそれほど遅くはなかったと思うのですが、畑への移植が9月28日なので、これが遅かったようです。これからの20日では成長も限界があり、まったく残念ですが、自前の青菜での青菜漬けは今年は断念することとしました。店頭に山と積んでいる産直に行って10キロほど購入してきました。1キロ100円くらいで買えるので、割安な野菜だなとは思いました。しばらく陰干しして近々漬け込みたいと思います。

2021年11月11日

11/10 落花生◇ピーナッツの出来上がり

 落花生を収穫してから、ピーナッツとして食べられるようになるまでは、ちょっと手間がかかります。
 まず、泥の付いた殻をきれいに洗います。そしてそれを乾燥します。食品乾燥機で3日ほど乾燥すると、カラッカラになります。この段階でも未熟な殻は実がなくて水分だけなので小さくしぼんでしまいます。そうした殻を取り除くと殻付きピーナッツになります。そしてそれを割ると薄紫の皮に包まれたピーナッツが顔を出します。
 たくさん出来たようで、食べ出したらポリポリと止められなくなるので、なくなるのはあっという間ですね。

2021年11月10日

11/9 安納芋◇安納芋消費デー

 今日は1日雨です。
 畑に足が向かわず、本日は全部収穫を終えて山と積み重なった安納芋を消費する�日となりました。
 近年の焼きいも事情は、安納芋などのねっとり系のブームが続く中で、昔ながらの紅あずまなどホクホク系も根強い人気があるとか。ゴーシュの畑は、3年前に安納芋を植え始めてからねっとり系にハマって、今年は安納芋一本やりで安納芋大収穫となりました。
 さて、焼き芋以外に何かということで、先日は芋ようかんに挑戦しましたが、今回は安納芋のポタージュに挑みました。かぼちゃのスープと見まごうばかりの黄色さとほのかな甘みで結構人気のメニューのようです。安納芋800グラムで鍋一つ。
 オーブンでは、定番の焼き芋です。2キロほどを一気に消費。焼き加減は低めの温度でじっくりと。余熱も利用して甘みを十分出すのがこつのようです。

2021年11月09日

11/8 萩◇遅ればせながら咲きました

 比較的穏やかな日が続いています。今日は気温も10月に戻ったような暖かさ。
 陽気に誘われたように、ゴーシュ・ガーデン入口の萩が遅ればせながら少しだけ花を咲かせました。
 萩は毎年新しい芽を出して生い茂るので、視界を遮らないように春から何度も枝を切っています。枝先の花芽も切ってしまうので、ゴーシュ・ガーデンでは萩の花を見ることはなかったのですが、今年は、一番晩生に芽を出したものがなんとか花を咲かすまでに育ったようです。丸い葉っぱと房状のピンクの花がきれいです。

2021年11月08日

11/7 紫ニンジン◇間引き菜ですが紫になりました

 ニンジンの畑の3分の1ほどは紫ニンジンを育てています。商品名は「バイオレットハーモニー」。
 ニンジンは一つの穴に4~5本くらい出ているので、少しずつ間引きながら、間引いたニンジンを食べています。普通のオレンジ色のニンジンは、完成形の7分くらいの大きさまでになってきました。ちょっと成長の遅れている紫ニンジンの方も間引いてみました。最初は薄黄色い色をしていたのですが、今回抜いてみると、ちゃんと紫に色づいていました。さっそく生でかじってみましたが、十分甘みがあります。大きくなるのが楽しみです。

2021年11月07日

11/6 落花生◇歩留まりがいいか悪いか気になります

 他の野菜の収穫や植え込みに気を取られているうちに、いつの間にか落花生の葉も黄ばみ始め、雑草畑のようになりながらも、「もうそろそろいいよ」と収穫を待っているようです。
 さつまいもも掘り上げたところなので、少し落花生も掘ってみることにしました。それほど深くなく、土が軟らかければ葉茎を引っ張ると土の中の豆がくっついて来るのですが、土が若干硬いので広がった葉茎の下を広めに掘り起こして最後に根っこ周辺を掘り上げます。葉茎の先も根元もそれなりに実が付いたようです。これを殻ごと採って洗って乾燥します。そうすると豆が熟していない殻は中身がしぼんでしまいます。それが結構多いので、歩留まり6~7割といったところ。すこしでも一人前のピーナッツが多いことを期待します。

2021年11月06日

11/5 青梗菜◇葉物野菜、育ち盛りです

 秋の葉物野菜でまだ収穫していないものがありました。青梗菜です。間引きをしていないので、びっしりと葉を広げていますが、中を見ると、肝心の茎の部分が結構丸く太っている株が多く見られます。
 青梗菜と言えば、ワンパターンのようにエビチリの合せ野菜にして食べています。もっと他の食べ方があれば、畑の青梗菜を持て余すこともなくなるのでしょうが、今のところ、青梗菜は育てる度に、半分も食べきれず、半分以上収穫せずに畑で倒してしまいます。もったいないので、今後食べ方を研究したいと思います。

2021年11月05日

11/4 しいたけ◇たった4日ですみません

 つい4日前にいそいそと取り上げたしいたけの話題ですが、たった4日で掌大に大きく開いたので、またまた取り上げます。早速大きな所3枚を収穫しました。冷え込みのおかげで春のようにナメクジに食べられることもなく、続々と育ってくれそうです。
 大きな肉厚のしいたけは、何といってもさっと炙って砂糖醤油を付けて食べるのが贅沢な食べ方ですね。

2021年11月04日

11/3 八つ頭◇里芋のような違うような

  山形では、秋の料理の代表が芋煮というくらいですから、芋煮に入れる里芋は、あちこちの畑で作られています。ゴーシュの畑でも毎年作っています。今年は、その隣の畝に「八つ頭」を植えました。種芋をもらったので植えてみたのですが、発芽率は3分の1程度。それでも、4株ほど育ったので、どんなものか1株掘ってみました。
 里芋と違って茎の細い葉がたくさん出ていたので、掘ってみると案の定、葉の根元に里芋で言う「親芋」が出来ていました。里芋では、親芋よりも子芋、孫芋が大きくなって、これが芋煮の主役になるのですが、八つ頭の場合は、ほとんど親芋で、子芋は小さいのが2・3個見られる程度。
 里芋のようにねっとりはしていないと聞いたので、芋煮ではなくてけんちん汁などにすればおいしいのかなと思っています。

2021年11月03日

11/2 赤玉ねぎ◇初めて作ってみます

 来年の玉ねぎの苗の植え込みが着々と進んでいます。二畝で黒マルチに空いた穴の数は350個。ここに、1本ずつ玉ねぎの苗を植え込んでいます。本日までで290本植え終わりました。
 今回、290本のうち100本くらいを赤玉ねぎにしようと思っています。スーパーで売られている、サラダに最適の赤紫色の玉ねぎです。
 種をまいて、畑に仮植えして育った苗は結構順調で、鉛筆くらいの立派な苗に育ち100本は十分取れそうです。根元を見るとやはり赤紫色に染まっています。
 苗がちゃんと根付いてくれるかどうか、1か月くらい様子を見ないとわかりませんが、今から来年の赤玉ねぎの収穫が楽しみです。どんな料理に使いましょうか。

2021年11月02日

11/1 安納芋◇芋ようかんを作ってみました

 さつまいもは豊作です。「大」を付けてもいいくらいです。このところ毎日のように10本くらいずつ掘っていますが、まだまだ掘り終わりません。家の中にはさつまいもが山になり始めました。これでも大分焼き芋にして食べたのですが。特に安納芋は鹿児島特産ですので、寒さに弱く、10℃を下回ると傷みも早くなってしまいます。
 焼き芋の他に何かと思って、芋ようかんを作ってみました。焼き芋の皮をむいて、粉寒天と砂糖、水、牛乳くらいでできるので意外と簡単。ただ、羊かんの食感を出すために、裏ごしして繊維を取ってなめらかにするのが手間でした。
 出来栄えは、なかなか良いと思われます。

2021年11月01日

10/31 菊◇秋を彩る花

 秋の花と言えば菊がその花の咲く期間の長さや種類の豊富さから代表的かなと思います。10月も今日で終わりですが、穏やかな小春日和の中で、ゴーシュガーデンのあちこちにも菊の花が見られます。日が短くなって冬の訪れを感じさせる中で、精一杯着飾ったような美しさを感じさせます。

2021年10月31日

10/30 しいたけ◇ようやくお目覚めのようです

 秋に入ってから、今か今かと心待ちにしていたのは、キノコの森のしいたけです。春にいくつか収穫してから、ほだぎが増えたり、なめこの菌を植えたりと、キノコの栽培が拡大しつつある中、この秋には出るのか、どれくらい出るのか気になっていたところです。とうとう、菌を植えたところが盛り上がった後、モコモコと膨らみ始めているのを発見しました。しいたけです。去年の春に菌を植えた2年目の木2本と、3年目の木1本が芽を出し始めました。
 あわよくば、1年目の木も芽を出さないかと思い、棒で木の頭をコツンコツン「起きろ」と叩いてみました。
 数日後の収穫が楽しみです。

2021年10月30日

10/29 食用菊◇もってのほかにも種類が

 ゴーシュの畑の食用菊「もってのほか」は、市場にまだ出回らないうちから続々と咲いて、毎日のようにおひたしにして食べることが出来ました。このよことようやく花の勢いも下火になってきて、そろそろ食べ納めと思っていたところ、よく見ると20ほどある株の中で2~3ほど花の形がちょっと違っているのに気がつきました。これらは、咲き始めたのもつい最近です。花の色は薄紫よりも少し赤っぽく、開ききった時の大きさは、1.5倍くらいあります。
 一昨年、一つの株から挿し木で一斉に増やすことに成功して、現在の多収穫の菊畑になったのですが、それ以前に何回かもってのほかを植えていたので、それが生き残っていたということなのでしょう。この品種をまた増やせば、花の時期がずれて、もってのほかをより長く楽しめそうです。

2021年10月29日

10/28 かりん◇大きな実がたくさんなりました

 秋も深まり、平地でも木々が紅葉したり葉を落としたりし始めました。ゴーシュ・ガーデンのかりんの木は、一足早く葉っぱを落とします。すると、枝にはかりんの実が姿を現します。いつの間にか大きくなっていたのですね。今年はひときわ実が大きいようです。大人の拳よりも大きな実が、枝の節々に付いていて、重そうにこうべを垂れてしまった枝もあります。
 もう少しすると、もっと黄色くなって、熟した実から順にポトリポトリと落下してきます。かりんの木の下を歩くときは頭上注意です。

2021年10月28日

10/27 春菊◇茎も太くなりました

 葉物野菜の一つ春菊です。
 あまり間引きもせず、手をかけていない割には、結構茎が太いものもあり、鍋用の具材としては十分です。採り始めなので、二番採りにも配慮して、地上から2つほど葉を残して切りました。葉の根元から脇芽が出て伸びるので、また採ることが出来るのです。
 鍋用だけでなく、おひたしにしてもおいしいですね。

2021年10月27日

10/26 ほうれん草◇朝の味噌汁にぴったり

 秋採り用にまいたほうれん草がようやく育って大きな葉を付け始めました。
 秋採り用の葉物野菜では、ほうれん草の発芽率が低く、一つの穴に10粒ほどまいて50穴ほど準備をしたのですが、1穴に1つでも発芽したものを数えても約半分。ほうれん草は発芽までの日数が長いので、その間の温度や乾燥などの障害が多くなってしまいます。思い通りに育ってくれない野菜の一つです。
 でも、できた葉っぱを採りたてて食べるのは最高です。特に朝採りで朝の味噌汁にすると、茎のシャキシャキと葉のふわっとした厚みの絶妙な食感と、ミネラルたっぷりのうまみが何とも言えません。

2021年10月26日

10/25 玉ねぎ◇来年分の苗が揃ってきました

 11月の声が聞こえそうな時期となってきました。そろそろ来年の玉ねぎの苗を植えないと、朝霜で根が浮いて根付かなくなってしまいますので、11月早々には植え終わろうと考えています。
 今年の玉ねぎは、冬期間雪の下でネズミに苗を荒らされたことにも因りますが、そもそも移植時の苗が小さすぎたことがひびきました。移植時には鉛筆くらいの太さがいいと言われますが、鉛筆の芯くらいの太さしかありませんでした。
 来年の玉ねぎ大増産を目指して、苗作りはポットから早めに畑の土に仮植えをしました。その結果、今までにはない太い苗になりました。ただ、本数が足りないので、やむなく市販の苗を買って補充しました。
 畝を作り、近日、植え込みスタートです。

2021年10月25日

10/24 ながいも◇ながーーいいも

 自然薯はなんとか出来ていましたが、ながいもの方はどうなっているのかと心配で、一本掘ってみました。
 一番端の株を掘りました。すぐに芋が出来ているのが確認できましたが、それを掘っていくと40センチほどで終わってしまいました。しかも、太さが直径2㎝くらいしかなく、今年のながいもはこの程度かとあきらめかけたとき、後ろにもう一本芋が出来ているのを発見。掘っていくと1本目の倍以上、なかなか先端に届きません。スコップと移植ベラで慎重に掘っていくと、長さ約1メートルの、太さも十分ある上出来のながいもを掘り上げることが出来ました。一安心です。

2021年10月24日

10/23 小豆◇コツコツと豆を集めていきます

 小豆の収穫をはじめました。枝から垂れ下がった緑の莢は数日で成長を終えて莢ごとに薄茶色に変色し始めます。色の変わった莢だけを収穫して、さらに家の中で乾燥させます。カラカラになった莢を割ると、赤紫の小豆が莢の長さの分だけ並んでいます。これを取り出して集めてさらに乾燥させます。
 これから、この工程をコツコツと積み重ねていきます。本日集まった小豆の実は100粒ほど。最終的にはどこまで収量が積み重なるか。見物です。
 おいしいあんこ作りを夢見ながら、コツコツコツコツです。

2021年10月23日

10/22 大根◇秋の大根は早めに収穫

 秋大根の生い茂った発破の下で、大根が太りだして頭を地上にのぞかせ始めました。
 まだ11月末まで十分時間はあって、もっと太くして食べきれない分はいったん抜いてから葉っぱを落としてから土の中に再び埋めれば、掘り返しながら冬の間中大根が楽しめます。
 ですが、今回は小さくても生きのいいうちに食べ始めることにしました。本数も50本ほどと多いこともありますが、夏の大根と同じ「総太り大根」にしたので、夏大根の多くが大きくなった時点で腐ってしまったことから、また同じ事にならないようにと思ったからです。夏大根の不作は暑さのせいなら、秋大根は大丈夫ということになりますが、さてどうでしょうか。

2021年10月22日

10/21 いちご◇いちご園実現に向けてスタート

 来年のいちご作りのために今年の生き残り株から苗を作っていましたが、いちご畑を耕して3つの畝を作り、いよいよ苗を移植しました。
 来年のラインナップの紹介です。右から。
 「とちおとめ」小さいながらたくさんの苗が作れたので、2列30株。是非根付いて欲しいものです。
奥から「章姫」「おおきみ」「とよのか」。とよのかの半分は新規購入です。
「アイベリー」新規購入です。苗のサイズは小さいのですが、ジャンボサイズのいちごがなるとのふれ込みです。
 最後に一株だけ、「女峰」。新規購入です。
 

2021年10月21日

10/20 白菜◇鍋の季節は野菜の出番

 寒くなると夕食は鍋物にする家庭が増えます。
 ゴーシュの畑の白菜もだいぶ芯が固まってきたようなので収穫してみました。開いている葉っぱは虫食いや泥や枯葉が侵入したりで、10枚以上も剥いてしまわなければなりません。ようやく白い葉芯のお店で見かける白菜になりました。
 ついでに鍋の食材として春菊、小松菜、水菜を収穫しました。白菜さんと並んで集合写真を撮りました。
 さて、今日は何の鍋にしましょうか。

2021年10月20日

10/19 自然薯◇今年もできました手のひらサイズ

 長芋10本と自然薯5本、今年も春に苗を植えました。例年のようにつるを這わせるネットを張ったのですが、今年は暑さのせいか、つるの伸びが良くなく鶴の間にできる小さな実「むかご」もほとんどならずに枯れてしまいました。
 長芋は地中深くできるので、そのまま冬越ししてもいいので、収穫を急ぐ必要はないのですが、やっぱり芋が出来ているのかが気になって、一番端の自然薯を一本掘ってみました。
 大丈夫、出来ていました。確かに大豊作の去年と比べれば一株に一本だけでちょっと小ぶりかもしれません。でも手のひらのように先を伸ばした姿は、合格点。他の14本も気になるところですが、そちらはゆっくりと収穫しましょう。

2021年10月19日

10/18 ごま◇乾燥段階に入ります

 白ごまの花もほとんど終わり葉も枯れ始めました。まっすぐ立った茎と花の後にできたロケット型の実が青く残っていますが、一部枯れて実の中から種が弾けたものも見られるようになりました。
 そこですべて刈り取って、家の中で乾燥させることにしました。これらが全部茶色に乾燥したら、一気に実を割って、中の白ごまを収穫したいと思います。

2021年10月18日

10/17 カリフラワー◇虫ニモ負ケズ花蕾が大きくなりました

 急に寒くなって冬が近づいていることを感じさせます。日照時間も少なく、気温も下がって野菜たちの成長スピードは急降下です。定植が遅くなった葉物野菜などは、11月末までの収穫に黄色信号がともりつつあります。どうか再び晴れ間の続く日々が来ますように。
 そんな中で早めに定植した秋野菜は順に収穫を迎えています。今日は、カリフラワーを収穫しました。暖かいうちに育ってくれましたが、その分、害虫の餌食になってしまいました。それでも負けずに蕾を膨らませてくれました。結果、あちこちに虫食いの穴や糞が見られますがまずまず食べられそうです。

2021年10月17日

10/16 いちご◇来年に向けて苗育て

 いちご畑は9月に毛虫が大発生して、2~3日のうちにほとんどの葉が食べられて茶色く枯れてしまいました。その後かろうじて生き残った株から芽が生えたものがあるので、それを集めて一旦ポットに植え替えしました。小さかったり根がほとんどなかったりでうまく苗に育ってくれるかどうか、毎日様子を見ています。40ポットあるので、これが育てば、来年もいちご畑でいちご狩りが楽しめるのですが。
 念のために新しい苗を10株ほど買ってきました。苗の育ち具合を見て、一緒に地植えしたいと思います。

2021年10月16日

10/15 ラベンダー◇挿し木の実験

 ラベンダーは成長するのに敵した温度が15℃くらいなのでしょう。今年も、春先や初夏に種をまいたのですが寒すぎたり暑すぎたりで、芽が出てもすぐ枯れてしまいました。成長がゆっくりな分、季節の変化に影響されてしまうようです。最近、ラベンダーの古株の回りの草を取ったら新しい葉が出て花がチラチラと咲いているのを発見しました。今が成長期のようです。ラベンダーは、年を重ねると茎が木のように固くなっていき、その茎を挿し木のようにすると根が張るといいます。種もまきましたが、挿し木もやってみることにしました。是非根付いてくれて、冬を越して、来年にはラベンダー畑ができることを夢見ています。

2021年10月15日

10/14 柿◇なりもなったり でも手が届きません

 久しぶりの青空が拡がりました。ゴーシュ・ガーデンの柿の木を見上げると、柿が黄色に色づいています。今年は表作のようで、実が房状になってたくさんなっています。大きい実も多いようです。
 これだけなると見る分には見事ですが、この柿の木は高木で、ほとんど手が届きません。小屋の屋根よりも高く高くなっています。梯子を使って届く所だけでもと収穫してみました。百個くらいの大きめの柿が採れました。
 渋柿ですので、専用の焼酎を買ってきて、渋抜きをします。数日で食べられるようです。私は柿は苦手なのでいただきませんが。

2021年10月14日

10/13 紫水菜◇アントシアニンリッチみずな

 水菜も収穫の時期を迎えました。
 水菜は毎日食べるような野菜でもないので、20株ほどしか植えていませんが、そのうち半分は紫色の水菜を育てています。「アントシアニンリッチみずな」という商品名で、いかにも血液さらさらになりそうな感じです。どのくらい紫色になるのだろうと思っていましたが、ご覧のとおり、茎が薄紫色になっていますが、葉っぱは普通の水菜と変わらない緑色のように見えます。それでも健康に良さそうなので、まずはサラダにして食べたいと思います。

2021年10月13日

10/12 キャベツ◇大きなキャベツでロールキャベツを

 秋のキャベツは10個あるうち1個ずつ順番に収穫して食べています。5個目は割と大玉に育ったものを収穫しました。虫食いがひどくて4番目の玉はむいてもむいても穴だらけ。残ったのは芯近くだけ、直径10センチくらいでした。今回は直径20センチ以上。大きな葉を使って、大きなロールキャベツを作り、煮込んでみました。お味の方は、今日の夜じっくりと味わうことにします。

2021年10月12日

10/11 かぶ◇採れたてかぶのスープ

 数日前まで間引き菜のかぶを採っていたと思ったら、日に日に大きくなって、立派なかぶがたくさんできました。
 まずは「サラダかぶ」を食べてみることに。その名のとおりサラダでもいいのでしょうが、今日は、たまねぎと煮込んでスープで食べてみることにしました。ベーコン、にんにく、とき卵などを使って味を整えて、かぶたっぷりのスープになりました。かぶの甘み満点です。

2021年10月11日

10/10 トマトシチュー◇野菜消費風

 キャベツやじゃがいもやにんじんなど、収穫して残っている野菜があるので、野菜消費型の料理をしようと思いました。
 トマトソースの作り置きもたくさんあります。それをベースに野菜たくさんのミネストローネ風のシチューにしてみました。
 トマトソースには、トマト、玉ねぎ、にんにくが入っていていずれも自家製。それにシチューとして改めて玉ねぎ、ニンニクを炒め、じゃがいも、にんじん、キャベツ、パプリカ、ピーマンを加えました。いずれも自家製。そして、鳥むね肉を一口大に切って炒めて入れました。固形スープ、塩コショウ、砂糖、牛乳で味を整えて20分ほど煮込んで完成です。おいしく仕上がりました。

2021年10月10日

10/9 さつまいも◇試し掘り 結果は良好

 秋も深まり、気になっていたのは、さつまいもの出来具合です。安納芋の苗を購入し、日照り対策が実ってどの苗も根付いて、夏の間葉っぱがこんもりと繁っていたのですが、さつまいもの場合つるぼけと言って、葉は茂るけれども栄養が葉に取られて芋に回らないで芋が肥大しないということがよくあります。それがどうしても気になるので、ちょっと早いのかもしれませんが、二株ほど試しに掘ってみました。
 一株は小型の芋しか付いていませんでしたが、もう一株にはほどよく大きな芋が3つほど。これなら残りの株もそこそこ芋が付いているのではと思われます。
 さつまいももかぼちゃと同じように、収穫してから1週間ほど置くと追熟して甘みが強くなります。それまで焼き芋はおあずけです。

2021年10月09日

10/8 小松菜◇寒露したたる緑の葉

 今日は二十四節気の寒露。朝晩冷え込んで、草木にも冷たい露が付くようになりました。秋の葉物野菜も成長して収穫できるようになりました。トップバッターは小松菜です。
 おひたしにしてシャキシャキとした歯触りを楽しみたいものです。ただ、この小松菜は、普通よりも葉の色が黄緑がかっていて、茎も白っぽく、柔らかくてサラダ向きの品種のようです。大きくなったものから早めに収穫した方が良さそうです。
 春菊や水菜ももうすぐ収穫できそうです。

2021年10月08日

10/7 ブロッコリー◇秋の大玉第一号

 6月下旬に夏の収穫をしたブロッコリー。夏まきで秋の収穫も可能です。でも、10月、11月と気温が下がってくると、成長が遅くなり、花蕾ができなくなってしまいます。昨年は秋に収穫できなくて、春まで生き残った株の脇芽を食べただけでした。今年は、早めに種をまいた結果、暖かいうちに成長して、結構大玉になりました。種まきは去年より20日ほど早く行っています。何事も早め早めが大事です。
 ただ厄介なのは、暖かいうちに成長したので夏収穫と同じように、アオムシなどの害虫の餌食になったことです。

2021年10月07日

10/6 秋明菊◇てっきり菊だと思ってました

 ゴーシュ・ガーデンの南側に、赤紫の秋明菊が満開になりました。春に芽を出して少しずつ成長して、秋になって花を咲かせ、晩秋まで咲き続けるのが菊の花の特徴です。秋明菊も同様ですが、ちょっと花の咲いている期間が短いようです。
 秋明菊と言うくらいですから、当然菊の仲間だと思っていましたが、実は、キンポウゲ科のアネモネの仲間だと聞いて、びっくりしました。そう言われると不思議なものでアネモネの花にも見えてきます。

2021年10月06日

10/5 大豆◇殻からはじけちゃいました

 大豆がいつの間にか枯れて莢がまっ茶色になっていました。カラカラの莢は割れて豆がはじけ飛んでしまいました。
 あわてて乾燥した莢を収穫しました。今年の大豆の収穫はこれですべて。莢から出したら一握りもあるかないか。去年の数分の一です。昨年、初めて収穫出来て、納豆づくりに挑戦することができました。今年は、収量を3倍くらいにして、納豆づくりを成功させ、味噌づくりにも挑戦しようと思っていたのですが、苗づくりに失敗。課題は来年に先送りとなりました。

2021年10月05日

10/4 トマト◇残されたのは緑のトマト

 最後まで残っていた大玉トマトの株をとうとう倒しました。赤い小さいトマトが3~4個なっていたので、最後の収穫をしました。そのほかに、中から小のトマトの実が濃い緑色をしてたくさんなっています。これももったいないので、収穫して家の中に置いておいて赤くなるのを待ってみることにしました。甘みはそれほど期待できませんが、ある程度色付けば十分トマトとして食べることができます。
 今年はたくさんトマトを採ることができました。来年は桃太郎、麗夏、その他の品種何を植えるか考え中です。

2021年10月04日

10/3 コキア◇赤くなってきました

 ゴーシュ・ガーデン入り口のマスコットのうさぎを置いているスペースに、今年初めて、コキアを植えてみました。
 最近、トトロのような丸っこさと秋に真っ赤に染まる鮮やかさが人気のようで、あちこちの庭やロードサイドで見かけるようになりました。
 ここ2~3日でどこのコキアも少しずつ赤く色づき始めました。コキアがどうして赤くなるのかがちょっと気になります。紅葉のように朝晩冷え込んで色が赤く変わるのか、それとも、成長とともに赤い枝が生えて緑の枝を隠してしまうのか。
 コキアはほうき草、ほうき木と言われ、昔はこれを箒にしていたそうです。コキアを植えようと思ったのは、観賞用のほかにコキアの実用的な魅力があったからです。それは、箒を作ることではなくて、実を採って「とんぶり」にして食べてみたいと思ったからです。

2021年10月03日

10/2 キャベツ◇秋キャベツの完成です

 夏に種をまいたキャベツが収穫の時期を迎えました。7月9日に種をまいているので、84日での収穫です。あおむしの被害もそれほどひどくなく、まずまず中身も充実したつやのあるキャベツが出来上がりました。順調に育ったのを見て、今度は秋まきで冬採りのキャベツを育ててみることにしました。畑に移植してようやく本葉が出たところ。こちらの方はどこまで大きくなるのか結果が楽しみです。
 新鮮なうちに千切りキャベツにして食べます。あとは、ピーマンと合わせて回鍋肉にしてもいいかもしれません。

2021年10月02日

10/1 大根の葉◇もうすぐ本物の大根に

 夏まきの大根はスクスクと育っています。
 一つの穴に4粒まいた種が芽を出して本葉が増えていくにつれて4本を3本2本と間引いてきて、今は2本を1本に間引いています。間引き菜は柔らかいので順に葉を食べながら間引いています。そうしているうちに、間引いた本体の大根がだんだん大きくなってスティック状からさらに太く、本物の大根になりつつあります。どんどん成長するので、いずれ、大根料理に追われる日々がやってきそうです。
 とりあえず、今回の大根葉は、細かく刻んでマヨネーズで炒めて食べることにしました。マスタードやオリーブオイルで風味付けし、いい感じに仕上がりそうです。

2021年10月01日

9/30 黒にんにく◇じっくり2週間熟成させます

 畑に来年用のにんにくを植えた残りのにんにくがだいぶあります。料理用に使う分を考えても数十個残ります。それらは黒にんにくにして順次食していきます。遅ればせながら今年も黒にんにく作りのスタートです。
 黒にんにくは、アミノ酸やポリフェノールなどの豊富な栄養が熟成されることによって生のにんにくの数倍に増える、栄養豊富な食べ物です。真っ黒に熟成した黒にんにくは、ゼリーのようなドライフルーツのような甘酸っぱく、美味しく食べられます。
 一定の温度で2週間くらい熟成させるために、炊飯ジャーなどでは臭いがつくこともあって難しいので、黒にんにく専用の製造機が市販されています。
 これから2週間、じっくりと熟成を待ちます。

2021年09月30日

9/29 しその実◇しその香りを冷凍保存

 しそは花も咲き終わり、しそ穂にはしその実がたくさん付いています。茎葉の勢いもなくなり、少し黄色みがかった枝は傾き始めました。
 しそ穂に続いて、しその実も少し収穫してみました。穂をしごくようにして実だけを集めます。強烈なしその香りが漂います。何とかこの香ばしいしその実を味わいたいものです。
 レシピといっても、塩漬けか醤油漬けかでご飯にかけて食べるくらい。あとは、カブや白菜の漬物に入れて香りを楽しみます。とりあえず、あく抜きして冷凍保存することに。この香りもこのまま保存なってほしいものです。

2021年09月29日

9/28 にんにく◇来年の収穫目指して

 たまねぎの隣に にんにくを植えました。
 6月に収穫したにんにくは、少し料理に使ったものの大半は乾燥状態で残っています。それを来年用の種にすることができます。一個に6片から10片あるのでこれをばらして畝の穴に少し深めに植えこんでいきます。
 今年は、スタンダードなホワイトにんにくと香りの強い沖縄産の島にんにく、昨年初めて植えた青森にんにく、大粒でにんにくの茎を食べる茎にんにくの4種類に、新たにホワイトにんにくのジャンボサイズを加えて5種類のにんにくを植えました。
 合計170株。これが皆育ってくれたら、来年の6月にはにんにくの山が出来そうです。でも、今年も野ネズミに畝を荒らされたので、そう簡単にはいかないと思います。

2021年09月28日

9/27 しいたけ◇将来はきのこの森に

 ゴーシュ・ガーデンのヒバやキャラなどの大きな木の間の木陰にきのこの菌を打った原木(ほだぎ)を数本置いていますが、秋のきのこシーズンを前に、新潟の親戚からしいたけのほだぎを4本いただき、これまでのほだぎと一緒に並べました。
 結構太い原木で、これでしいたけのほだぎは10本になり、この秋の収穫ができるかどうか今から楽しみです。根元にはこの春になめこの菌を打ったほだぎが寝かせてあり、ゴーシュ・ガーデンのきのこコーナーはグッと充実してきました。来年あたりは「きのこの森」にグレードアップしそうな勢いです。

2021年09月27日

9/26 食用菊◇もってのほか早い

 ゴーシュの畑にも菊が咲き始めました。
 食用菊の「もってのほか」です。もってのほかは花弁が筒状なので、へら状のものよりシャキシャキとした食感が楽しめます。一般的には晩生なのでスーパーなどで売られるのは10月に入ってからですが、ゴーシュの畑の「もって」は割と早めに花が咲きます。あと2~3日で収穫できそうです。

2021年09月26日

9/25 小豆◇さやが育っています

 小豆が順調に育っています。丹波大納言という品種で和菓子の餡子のイメージを掻き立てますが、黄色の花が次々と咲き、花が咲き終わると花の根元が長く伸びてそれがプッと膨らんで莢ができ始めています。
 この莢が熟すと早いものから順に枯れ始めます。カラカラに乾燥したのを見計らって収穫。莢の中に一列に並んだ小豆を取り出します。
 収穫が始まるのが今から楽しみです。

2021年09月25日

9/24 りんどう◇かろうじてつぼみが

 ゴーシュ・ガーデンの入口、ウサギさんたちの置かれているところに昨年りんどうを植えました。残念ながら手前のピンク色の花を咲かせるダイアンサスとともに、この夏の猛暑で大分枯れてしまいました。
 それでも2~3本残った茎になんとかつぼみが付きました。なんとか花を咲かせて欲しいものです。できれば、来年も芽を出して欲しいのですが。

2021年09月24日

9/23 菊◇秋の花

 今日は秋分の日。彼岸の中日。明日からは、昼よりも夜の方が長くなり、秋が深まりまた冬がやって来ることを思い出させます。
 このころから菊が咲き始めて、いろいろな種類の菊が初冬まで咲き続けます。
 とりあえず、小さな花をたくさん付ける、名もわからないような菊があちこちに咲き始めました。

2021年09月23日

9/22 里芋◇芋煮の準備は芋掘りから

 そろそろ山形名物芋煮を食べたいものだと思い、準備にかかることにしました。
 芋煮の準備は畑の里芋掘りからスタートです。今年の出来はどうかとちょっとワクワクしながら株の脇にスコップを入れます。一回りスコップを入れて引っ張ると芋の塊を引き上げることができます。今年の出来は・・・子芋が芽を出して孫芋少なくちょっと期待通りにはいかなかったようです。暑さと雨は十分かと思いましたが、土寄せが不十分だったのかもしれません。株の頭も結構緑です。
 次に、ごぼうを掘り出してました。こちらは順調に大きくなって、50センチくらいの長さのものもできました。
 あとの具材は買いそろえますが、堀立の芋での芋煮が楽しみです。

2021年09月22日

9/21 紫水菜◇茎が紫です

 秋収穫の葉野菜として水菜の種もまきました。
 その半分は、紫の水菜にしました。「アントシアニンリッチみずな」という品種で、茎が紫です。このまま大きくなれば、茎が真紫の水菜になることでしょう。
 この秋は、にんじんも玉ねぎも紫のものの種をまきました。ポリフェノールを含む紫の野菜は、健康により良いものとしてこれから人気が高まるのではないでしょうか。

2021年09月21日

9/19 彼岸花◇明日は彼岸の入りとのお知らせ

 百日草が咲き続けている花壇の隅の草むらの中から、スッとトウがたち彼岸花の花が咲きました。1年前にここに彼岸花が咲いていたことなど忘れてしまっていたのに、「明日は彼岸の入りですよ」と知らせるかのようにき然として花火が弾けたような真っ赤な鮮やかな花を咲かせます。毎年、お彼岸の時に花を咲かせるというのは、彼岸花だから当たり前のようでもありますが、天気に左右されず日の長さだけで芽を出しているのなら、それはそれで植物の持つ神秘性を感じさせてくれます。
 7日間の彼岸が過ぎて花が散ってしまえば、また、ここに彼岸花が咲いていたことを忘れてしまうことでしょう。

2021年09月19日

9/18 ごま◇どこにできるのかな

 

 8月下旬以降、ごまは白い花を次々に咲かせながら少しずつ成長しています。伸びていく茎の先に順に花が咲いていますが、その後どうやってごまになっていくのか、初体験なだけに今のところ不明です。
 最近になって、花が散ったあとに緑のちょっと縦長で1センチくらいの実のようなものが付いているのを発見しました。もしかしたら、この中にごまの種ができているのではないでしょうか。
 今後の変化が楽しみです。

2021年09月18日

9/17 赤かぼちゃ◇ハロウィンには早いですが

 かぼちゃを収穫しました。まだ早いのですが、ハロウィンにうってつけの赤かぼちゃです。8月上旬には実が出来上がっていてそれから1か月。たった2個しかなりませんでしたが、大きさは直径20センチとまずまずです。1か月前と大きさは変わりませんが、色が黄色っぽかったのが随分と赤くなりました。
 軸がコルク状になったのを確認して収穫。すぐに食べてみたいところですが、しばらくつやつやとした赤色を眺めたいと思います。2週間ほど置いておくことで追熟し甘みが増します。

2021年09月17日

9/16 しそ穂◇刺身のつまに

 暑さ大好きなしそもすっかり伸びきって秋口になると花を咲かせます。しそは葉っぱを摘んで料理や薬味に使いますが、花も楽しむことが出来ます。花が咲くと順に先の方に伸びて稲穂のようになります。しそ穂と言って、これを摘み取って、料理屋さんでは刺身のつまに使います。穂先に花が咲いて根元はできたてのしその実が付いていて、柔らかいのでまるごと食べることが出来ます。
 葉は収穫して保存していましたが、今回初めて20本ほどしそ穂を摘んでみました。当面刺身を食べる予定がないので、そのまま冷凍保存しようと思います。

2021年09月16日

9/15 金木犀◇いい香りが漂っています

 秋晴れの朝、ゴーシュ・ガーデンの入り口に居るととてもいい香りがしてきました。東の方を見上げるとキンモクセイの木に黄色い小さな花が満開になっています。そこから香りが辺り一帯に漂っています。
 このキンモクセイの木は、10年くらい前に植えたのですが、手前のシャクナゲや奥の紅かなめの木の成長が旺盛で、毎年木陰に隠れてしまい、なかなか背丈が伸びず花も咲きませんでした。回りの木を刈り込んで2年前くらいからようやく頭角を現して、ようやくここまで育ってくれて花が咲くようになり、その香りにも感慨深いものがあります。

2021年09月15日

9/14 ラズベリー◇1年に2度なります

 ラズベリーは初夏に実がなり今年も収穫を終えたところですが、ラズベリーは、秋にも実がなります。夏の半分以下ですが、今年芽を出した株の新しい枝に赤い実ができます。ところが、この時期はつる性の雑草の最盛期で毎年ラズベリーの枝を覆いつくしてしまいます。日光の当たらない枝にラズベリーはなりません。今年は何とか秋にも収穫してみたいものだと、雑草を撤去しました。既につぼみの房があちこちに付いていました。
 夏に収穫したラズベリーはジャムにしました。ラズベリーのジャムはたくさんの種の粒々が入りますが、なめらかな食感にするために煮詰める前に種を漉し取ります。ジャムよりもゆるめでフルーツソースに近い仕上がりになりました。

2021年09月14日

9/12 赤パプリカ◇1週間で早変わり

 いつになったら色づくのかと緑に輝くパプリカを見ていたのは9月5日のこと。それから1週間経ちました。赤パプリカが一斉に赤色に変身を遂げました。結構大ぶりですが一つの株から5個も収穫でき、まだ緑の実も残っています。虫に食われたり病気になったり、パプリカはなかなか収穫が難しかったのですが、今年の赤パプリカはうまくいきました。
 あとの黄とオレンジのパプリカも少し色づいています。オレンジ色の実はちょっと小ぶりですが、もう少しで収穫できるのではないかと期待しています。

2021年09月13日

9/12 けいとう◇最後には咲いてくれました

 1か月前に草の茂る花壇をかき分けるようにして移植したけいとうの花ですが、暑さや雑草に負けてなかなか育たなかった今年の花々の中にあっては比較的順調に育ってくれました。赤・黄・橙・ピンクと色とりどりです。
 おまけに、その脇で、以前に植えたことのあるけいとうが草の中から自然発生して、鶏のトサカのような大きな赤い花を咲かせました。

 けいとうは生命力の強い花のようです。

2021年09月12日

9/11 ほうれん草◇違う品種の育て比べ

 今日も穏やかな日和。秋に収穫する葉物野菜の種まきをしました。
 春に巻いた定番の葉物野菜とほとんど同じ。ほうれん草、春菊、小松菜、チンゲン菜、水菜。
 ほうれん草は種が2品種あったので、半分ずつまいてみました。「どっさりほうれん草サンライト」と「楽秋ほうれん草」です。「サンライト」の方は、「株張りのよい大葉肉厚の多収品種」、「楽秋」の方は、「病気に強く、らくらく作れて食味にすぐれた多収種」とのふれこみです。どちらも赤根・剣葉の日本酒ではなくて肉厚・丸葉の西洋種系のようですが、多収や食味にすぐれるなど、収穫を期待させてくれます。
 ほうれん草の種はコーティングされていることが多いですが、「サンライト」は青、「楽秋」は赤と色も違っています。
 どんな違いがあるのか、育て比べのスタートです。

2021年09月11日

9/10 里芋◇芋煮会シーズン到来

 久々の晴天。9月も10日となり山形は芋煮会シーズン到来です。今年は、コロナウィルス感染防止のため、河原でも芋煮会を控えようという雰囲気ですが、どこで食べようと芋煮は食べたいものです。
 ゴーシュの畑でも里芋を植えています。夏の暑さとたくさんの降水の中で着々と大きくなりました。親芋の出来ている茎もまずまずの太さです。そろそろ芋煮会の日取りを決めてそれに合わせて芋掘りをする日を決めなければなりません。

2021年09月10日

9/9 ミント◇ミントの花が咲きました

 ミントの葉の茂みの中に薄紫の花が咲きました。
 春に葉が茂り始めて若葉を摘んだのが5月下旬。それからどんどん葉が茂って夏にはだいぶ刈り込みましたがそれでも葉は広がり続けて、ミントの生命力の強さには感心させられます。
 花が咲く頃にはさすがに今シーズンの終盤戦を迎えるようで、ミントの香りも少し弱まってきます。
 ゴーシュ・ガーデンでは、これからハーブ園を充実させていきたいと考えています。とりあえず、ハーブの栽培を増やそうと種を集めています。今、手元に種があるのは、キャットミント、コリアンダー、パセリ、スイートマジョラム、タイム、ディルなど。秋のうちにいくつか種をまいて、来年はいろんなハーブを楽しめたらいいなと思っています。

2021年09月09日

9/8 ウド◇ウドの花です

 昨日一日だけの晴れ間でまた今日は雨です。
 夏らしくない梅雨のような日々が続いて一か月が経とうとしています。日照不足で野菜が不作との報も聞こえ始めました。
 ゴーシュの畑の端にあるウドは、ウドの大木状態に伸び切って、今は花が咲いています。枝の先にツンツンと白い花火状の花房が見られます。
 ひととおり花が咲き終わったら、秋の天気のいい日を見計らって、根元から切り倒すことになります。早くも来年に向けた準備です。

2021年09月08日

9/7 小豆◇やっと花が咲きました

 今日は二十四節気の白露。朝は寒いくらいに気温が下がって朝露も下りています。
 昨年、初めて小豆を栽培して、収穫した豆であんこを作ったらとてもおいしくできました。それに味を占めて今年は株数を倍くらいにして植えたところ、どんどん葉が茂ってさらに葉が広がる勢いです。ただ、なかなか花が咲かないなと思って毎日心配して見ていました。
 本日ようやく、葉っぱの若芽の脇に黄色い可愛らしい花が咲いているのを発見。この花の後に細長い莢が出来て、その中に赤紫の小豆が8粒くらい入ります。今年も収穫が楽しめそうだとホッとしたところです。

2021年09月07日

9/6 ホーム玉ねぎ◇今年中に食べられるかな

 この時期は玉ねぎについては来年収穫に向けて種をまく季節ですが、お店に行くと、「ホームタマネギ」というミニミニサイズのタマネギを袋詰めで売っています。春に種をまいて収穫の時期の6月ころまでには小さな球にしかならなかった玉ねぎを一旦採り入れて、夏の間はお眠りにして涼しくなった今頃に土の上に戻してやると休眠から覚めて太りだして晩秋には立派な玉ねぎにまで大きくなるのです。
 ゴーシュの畑の6月の収穫時に成熟不良の小球の玉ねぎがたくさんあったので、家で取っておいて、それを畑に一畝作って植えました。全部で150個余り。うまく目を覚まして大玉に成長してくれればいいのですが。吊るして保存した玉ねぎがそろそろなくなりそうなので、できれば今年中に食べたいものです。

2021年09月06日

9/5 パプリカ◇いつになったら色づくのやら

 パプリカの実は大きく膨らんで艶やかな緑に輝きながらたわわに実っています。大きなピーマン状態で、あまりに重いので下に垂れ下がった枝もあります。赤、橙、黄の三色のパプリカになるはずなのですが、今のところ色づく気配がありません。紅葉のようにもう少し涼しくなってからでしょうか。あせっても仕方がないので、じっくりと待つことにしましょう。

2021年09月05日

9/4 モロヘイヤ◇涼しくなっても採れてます

 モロヘイヤは熱帯地域原産の作物で夏の栄養補給に最適の野菜です。βカロテンの含有量は野菜の中でナンバーワンクラス。ビタミンB₂ビタミンCやカルシウムも豊富です。
 栄養が豊富なうえに成長力も旺盛です。茎の先を切って収穫するとそこから脇芽が生えてきます。それだけでなくて葉っぱの根元から続々と脇芽が生えて伸びていきます。高さ1メートルくらいのところで摘芯してもいつの間にか脇芽が伸びて高さ1m50cmくらいになっています。1日おきくらいに収穫しないとさらに生い茂ってしまいます。
 茎先の若芽や若い葉・茎が切るとオクラのように粘りが出て、おひたしなどでおいしくいただいています。おかげで、今年の猛暑も乗り切ることが出来ました。

2021年09月04日

9/3 大根・白菜◇3日で芽が出ました

 最高気温が30℃を下回ると、暑さに弱い野菜たちは目を覚まして動き始めます。畑やポットにまいた秋野菜の種もすばやく芽を出してくれました。地植えの大根も、ポット植えの白菜も種をまいてから3日で続々と芽が出ました。野菜栽培の最初の喜びの瞬間です。このまま順調に育って晩秋には丸々に太った大根・白菜が採れることを願います。

2021年09月03日

9/2 だだちゃ豆◇今年はだだちゃが一番

 だだちゃ豆を収穫しました。
 だだちゃ豆は晩生ですが、今年は9月になるまでほったらかしになってしまいました。枝豆の収穫は8月8日のやまがた茶豆以来です。だだちゃ豆は毎年植えていますが、今年は莢もたくさん付いて見栄えもよく、いい具合に出来ました。茹でた香りも良く、食べると甘みも十分です。まずは、だだちゃ(お父さん)がビールのつまみとしていただこうかと思います。
 今年は、最晩生の秘伝豆が苗づくりに失敗しているので出来栄えが期待できず、このだだちゃ豆がゴーシュの畑の枝豆では一番の出来になりそうです。庄内地方が本場の枝豆ですが、山形(村山地方)の土にも馴染んでくれたようです。

 

2021年09月02日

9/1 オクラ◇一本足のかかしのように

 今日から9月になりました。オクラはまだ採れています。赤いオクラは少し赤みを増したようです。
 背丈も伸びて2メートルくらいになりました。下の方から花が咲いて莢がついて、だんだん上に伸びていくのですが、オクラの栽培方法として、莢を収穫したらそこから下から出ている葉は葉の元から落としてしまいます。その方が栄養が新しい莢の方に行き、根元も風通しがよくなります。
 成長につれてだんだん葉を落としていくので、最近のオクラの株の姿は、一本足のかかしのようです。赤オクラはフラミンゴのようでもあります。
 そろそろ涼しくなってオクラも食べ飽きた頃なので、これからは乾燥して保存することにしました。

2021年09月01日

8/31 にんじん◇滑り込みセーフなるか

 秋野菜の種まき進行中です。
 本日はにんじんです。にんじんは、種まきから収穫まで3か月程度かかるので、うまくいっても収穫は11月下旬になりそうです。そのまま冬の間雪の下に眠らせておくことも可能ですが、それまでにそれなりの大きさになっていることが必要です。種まき時期がだいぶ遅れてしまいましたが、滑り込みセーフとなるか、不安は残ります。

2021年08月31日

8/30 山形青菜◇秋野菜の種まきが続いています

 秋野菜の収穫のための種まきは9月上旬がめど。収穫まで60日かかる野菜だとすると、今種をまいても収穫は10月30日になります。11月になれば気温が下がって、いくら日数がたってもそれ以上の生育は望めなくなります。
 そんなわけで、このところ種まき・植え付けに追われています。
 今日は、青菜と白菜、大根の種まきをしました。
 青菜は「山形せいさい」のことです。山形では、晩秋に青菜漬けを漬け込むのが各家庭の冬支度の一つでした。山形せいさいは、高菜の仲間で、大きくなるものは高さ1メートルにもなります。葉芯に厚みがあってその肉厚な食べ応えとパリパリとした食感と強い辛みが醤油系のたれで漬け込まれて独特の味わいの漬物になります。今年こそ勢いよく育ってくれることを楽しみにしています。

2021年08月30日

8/29 ビーツ◇中までとことん真っ赤です

 春まきのかぶの畝の端にまいたビーツが、まだ草に埋もれて残っていました。握りこぶし大のものが数個、あとは小かぶくらいのが10個くらい。
 ビーツは葉っぱも赤いですが根元にできる塊も赤く、切っても中まで真っ赤です。他の野菜と煮ても色が赤くて、ちょっと他にはない仕上がりになります。茹でて賽の目切りにして食べると、ふわっとした食感と結構な甘みに驚かされます。
 実はビーツはかぶではなくて、ほうれん草の仲間だとか。これもまた意外です。
 去年の秋に続いて収穫は2回目。今回はどんな料理に使うか、今から楽しみです。

2021年08月29日

8/28 にんじん◇夏の店じまい

 真夏日とはいえ、曇り空で畑は吹く風が体感温度を下げてくれ、秋野菜の畝づくりがようやく進みつつあります。
 その一方で夏採り野菜も一つ一つ店じまいをしなければなりません。種まきや定植にかかると収穫に手が回らすあっという間に野菜は藪に囲まれて見えなくなってしまいます。
 にんじんもこのとおり、どこに残っているのかわからないほど雑草が生えています。草をかき分けてにんじんの葉っぱの根元をたどって、引き抜いてみると、それなりの大きさのものが残っています。にんじんは湿気と暑さに弱いので掘り出したら冷蔵庫にいれないといけませんが、掘らなければ猛暑でも土の中で保存がききます。さすがに秋口なのでそろそろ掘り上げないと土の中で痛んでしまいます。

2021年08月28日

8/27 秘伝豆◇四度目の正直なるか

 山形特産の枝豆「秘伝豆」の苗をようやく畑に定植しました。ポリポットに種をまいて苗を育てること4度目です。
 これまで3回分は、定植に至らず枯れてしまいました。最初にまいたのは6月10日。大量収穫を目指して6月16日には第2弾。いずれも5日くらいで芽を出してスクスクと成長しました。ところが、畑の準備ができません。春まきの野菜でいっぱいで、じゃがいもなどの収穫を待つことに。じゃがいも収穫を終えてさて畝づくりかというときに長雨と猛暑。耕運が延び延びになっているうちに、苗は徒長してさらに暑さでへなへなに。急遽6月27日にまいた種は、暑くて目がなかなか出ず。この段階で今年の収穫はあきらめました。しかし、あの大ぶりの薫り高い枝豆の莢が忘れられず、晩秋の収穫でもできればと8月11日に4度めの種まきに挑戦。それが何とか育って本日の定植となりました。果たしてこんなに遅く植えて収穫まで至るのか心配ではあります。

2021年08月27日

8/26 白ごま◇ごまの花が咲きました

 この秋の栽培初挑戦は、白ごまです。
 晩秋に実った種を集めるといつも食べているごまになるのだと思います。暑い中まいた種が暑さに負けずに育って今月11日には地植えしました。その後も枯れていく茎もありながら少しずつ育って、よく見ると葉っぱの陰に白い花が咲いています。うつむき加減の清楚な花が、これからどのようにごま粒になっていくのか、注目です。

2021年08月26日

8/25 チューニョ◇乾燥じゃがいも アンデスの保存食

 この灰色と白の丸いものは、石ではありません。これはじゃがいもです。じゃがいもの原産地、南米アンデス地方で保存食として作られている「チューニョ」という乾燥じゃがいもです。
 高地の寒暖差を利用して凍らせては溶かしてを数日繰り返し、ぷよぷよになったじゃがいもを足で踏んづけて水分を出し、発酵し乾燥させるとこんな石のようなじゃがいもになります。白いチューニョは「トゥンタ」と呼ばれます。
 これを冬の間水でもどして様々なじゃがいも料理に使います。
 この度、はるばる南米ボリビアから娘夫婦を迎え同居することになりました。ボリビア人の夫が持参したチューニョを料理してくれました。上のじゃがいもは普通のじゃがいもで下の白いのが灰色のチューニョをゆでてスパイスのきいたスープにタマネギとトマトを載せたシンプルな家庭料理。チューニョは、弾力のある食感と無機質なあっさりした味わいで、おかゆにスープをかけて食べているような感じです。あっさりと食べられます。

2021年08月25日

8/24 みょうが◇ゴーシュ・ガーデンの茗荷谷

 ゴーシュ・ガーデンとしては一番奥まった所、家屋や車庫の北側で陽当たりのあまり良くない場所をゴーシュ・ガーデンの茗荷谷と呼んでいます。毎年、夏の終わりになるとみょうがの芽が土の中からモコモコと出てきます。春からみょうがの葉っぱが大きくなって生い茂ったその根元に頭を出して、早いものはクロッカスの花のような形の白い花を咲かせます。
 みょうがは薬味なのでそれほど大量には必要ないのですが、芽が出るのはこの10日ほどの間に一斉に出ます。もちろん食べきれません。昨年から採って洗って冷凍保存しています。去年のみょうがは初夏まで使っていました。今年も早速採れたものから冷凍しています。

2021年08月25日

8/23 野菜のピザ◇赤のトマト緑のズッキーニ

 今日は二十四節気の処暑。暑さもそろそろ和らぐ頃です。今年は、雨が降って涼しくなったと思うと雨が上がってまたムシムシと暑くなるの繰り返し。残暑の日もまだまだありそうです。
 それでも、夏野菜の勢いは収まりつつあり、秋野菜へのバトンタッチも間近です。
 そんな夏野菜を使った簡単ピザを作りました。生地は出来合いのもので、赤は自家製のトマトソースに大玉トマトの桃太郎のスライスを載せ、緑は自家製のバジルソースにズッキーニのスライスを載せ、きのこやソーセージを加えました。味は焼いてのお楽しみ。

2021年08月23日

8/22 小茄子◇山形育ちの薄皮丸なす

 小茄子も次々に採れています。
 薄皮丸なすは山形の郷土の野菜です。主に米沢中心の置賜地方で栽培されているようです。これが鶴岡の庄内地方に行くと民田なすと呼ばれる品種が有名です。藤沢周平の大好物だったとか。小茄子は庄内藩や米沢藩の質実剛健な武士の面影を感じさせます。
 小茄子といっても、収穫が遅れれば時間単位でどんどん大きくなっていきます。できるだけ小さく親指の爪くらいの大きさで採ろうと思っても、見逃したり、もう一日後でと思ったりすると、2倍3倍と大きくなります。なす漬にして食べますが、小さいほうが食べやすくパリッとした食感もあって美味しく感じられます。

2021年08月23日

8/21 かぼちゃ◇たくさん花が咲きました

 かぼちゃの花がたくさん咲きました。
 実が一個だけ着いた後、つるの勢いが弱まることなく伸び続けていましたが、最近になってそれぞれのつるに花がたくさん咲き始めました。でも、ほとんど雄花です。たくさん咲いてもたくさん実がなることは期待できないようです。

2021年08月21日

8/20 玉ねぎ◇来年6月目指して第一歩

 8月も明日から下旬。
 秋野菜の植え付けもこれからだというのに、来年初夏6月収穫の玉ねぎの種を播きました。10か月に及ぶ玉ねぎ栽培の第一歩です。
 まず2か月かけて、苗作りをします。畑に定植する10月下旬は大分寒くなっているので、ここまでにしっかりとした苗が出来ないと、植え替えに耐えられず冬の間に枯れてしまいます。かといって、余り成長させて太くしてしまうと、春にトウ立ちして玉ねぎが固くなってしまいます。鉛筆の芯くらいの絶妙な太さが要求されます。正直、これまでうまくいった試しがなく、大方、成長が遅く太くならないままに植えて失敗しています。今年は少し早めの種まきで捲土重来を期します。
 品種は、今回は、赤玉ねぎにも挑戦してみたいと思います。サラダ向きの柔らかな新玉ねぎを夢見ています。

2021年08月20日

8/19 にら穂◇出たては柔らかくて甘い

 秋風の気配を野菜たちは敏感に感じています。
 春に新芽を出したにらは、夏の間は休眠のように葉を出すのをやめていましたが、このところの涼しさで息を吹き返したように新芽を出し始めました。それと一緒に、トウ立ちして葉の間からつぼみを作った茎が次々と伸び始め、稲穂のようです。このにら穂も茹でておひたしにして食べると美味しいです。早速摘んで食べてみました。柔らかくてにらの甘さが強く感じられます。摘み立てならではのおいしさです。

2021年08月19日

8/18 なす漬け◇大量消費に塩漬け&ぺそら漬け

  なすの収穫量が日に日に増えて、冷蔵庫から溢れそうになってきました。今年は、持て余すことのないように、親指大で早期に収穫し、適宜枝を摘めて収穫量を抑制してきました。時々見逃して大きくなったなすは炒めたり煮たりの料理に使い、親指大のなすはほとんど漬物にしています。ちょうど一口で食べられる大きさです。毎日20個以上は採れますのでそれでも消費が追いつきません。
 そこで消費の次の一手は「ぺそら漬け」です。山形県の大石田地方に伝わるなすを発酵させながらとうがらしの辛みと塩漬けの味で楽しむ漬物です。発酵食品なので少し長くもちます。
 不思議なのは、なすは水につけておくだけで紫の色が抜けて白くなること。色を抜くのに3日くらい、からしと塩を入れて4日くらい、と食べられるまで1週間くらいかかります。もうすぐピリ辛のふっくらしたぺそら漬けが食べられそうです。

2021年08月18日

8/17 ケイトウ・スターチス◇花壇の花々

 今日も雨降りです。
 畑作業はお休みです。明日から雨が上がって、再び暑くなるという予報ですが、今年は暑かったり雨だったり適度な気候の日が少なく、困ってしまいます。
 ゴーシュ・ガーデンは花木や宿根の野草が多く、花壇を作るほどのことはやれていませんが、ひまわりなど数種の花は種を播いて育てています。
 ようやく咲き始めたのはケイトウとスターチスです。ケイトウは赤・黄スターチスは黄。もっと他の色も咲くはずですが、今のところこれだけです。雑草に負けて成長も芳しくないのですが、花が咲いてくれただけでも良しとしなければなりませんね。

2021年08月17日

8/16 マスコット◇トマト採りウサギがウェルカム

 ゴーシュ・ガーデンの入り口のウェルカム・マスコットにニューフェース登場です。トマトを採っているウサギの男の子版。お盆前に用意したのですが、何せこの寒いくらいの雨降り続きで、屋外登場が今日になってしまいました。
 昨年、トマト採りウサギの女の子版が登場していますので、これで通路をはさんで両側からウサギがお客様をお迎えする形になりました。
 小さい子供たちのお散歩コースに楽しさが増して、子供たちの明るい声が聞こえることを期待しています。

2021年08月16日

8/15 万願寺とうがらし◇大きくて甘いとうがらし

 8月も後半になろうとしていますが、万願寺とうがらしがたくさん成りました。
 万願寺は京都府舞鶴市の万願寺地区のこと。ここで、昭和初期に、甘いトウガラシで有名な伏見とうがらしとカリフォルニア・ワンダー系のとうがらしを交配して生み出されたと言われています。大きくて果肉も厚く、柔らかくて甘く種も少ないので、一度食べたらずっと品種指定で食べたくなる「とうがらしの王様」です。ゴーシュの畑でもとうがらしは毎年これです。
 これからしばらく、シシトウと並行して採れ続けます。

2021年08月16日

8/14 大玉トマト◇雨の中トマトの収穫です

 トマトが続々と赤くなっています。
 このところ雨が降り続いていますが、トマトが熟すのは止まりません。採らないと痛み出すので、雨の中ではありますが収穫しました。
 大玉は、桃太郎と麗夏の2種類。桃太郎は最盛期。真っ赤で甘そう。そして、晩生の麗夏も赤くなりました。桃太郎よりさらに大振りです。その分、ちょっと早めに収穫してしまいました。大きいだけにジューシーな味わいが楽しみです。

2021年08月14日

8/13 ひまわり◇モネのひまわりです

 お盆となりました。お盆に合せるように、ひまわりの花が咲きました。
 この茎の細い華奢なひまわりは、「モネのひまわり」という品種です。薄黄色の花片、花の内側も黄色のふわふわの毛が生えたようで、とても可愛らしいひまわりです。モネは、おそらく印象派の画家クロード・モネのことでしょう。絵画で「ひまわり」といえばゴッホだと思うのですが、あの太陽の下で生命力溢れる姿とはちょっと違っていますね。モネといえば「睡蓮」を描いた一連の作品が有名ですが、「ひまわり」という静物画も描いています。モネのひまわりは、花瓶に挿され静かにたたずんで、確かにこのひまわりと似ています。
 ひまわりの花は、太陽の移動とともに向きを変えるからひまわりと言われますが、実際には、向きを変えないのですね。確かにこの写真もお昼過ぎなのに、どの花も東の方を向いています。

2021年08月13日

8/12 ごぼう◇ミニごぼうの収穫です

 ごぼうの収穫時期は秋ですが、今年は発芽率が良くて、1カ所に5~6本ずつ育っているので、間引きを兼ねて収穫してみました。
 明日はお盆ですが、山形ではお盆にお餅を食べて、お雑煮は醤油味に鶏肉そしてごぼうが不可欠です。(各家庭によって具材はかなり違うようなので、我が家では、ごぼうです。)
 まだ小さくて直径1センチほど。それでもながいものは30センチくらいありました。若いのでとても柔らかな美味しいごぼうです。

2021年08月12日

8/11 落花生◇花の跡から落下します

 オクラとナスの間で谷間のようになってしまいましたが、落花生が黄色い花を咲かせています。
 豆系で芽出しが難しく、苗が10株くらいしか出来ませんでしたが、植えた苗は暑さとともに元気になって、クローバーのような丸い葉っぱを外へ外へと広げています。そして、葉の根元に黄色い小さい花を咲かせます。この花が実を結ぶわけですが、他の豆類と違って、落花生の実は土の中に出来ます。では、どうやって?
 花が散るとそこから角のようなものが出て、それが下に向かって伸び始めます。まるで長針のようになって地面を突き刺します。この落下する姿が「落花」なのでしょう。この角は子房柄といいます。地面に刺さるとこの子房柄の先が膨らんで南京豆が出来ます。収穫は11月後半です。

2021年08月11日

8/10 夏水仙◇その正体は彼岸花

 ピンク色のユリのようなきれいな花が咲きました。

 ナツズイセンという花です。確かに水仙にも似ています。でも、不思議なことに葉っぱがありません。実は、春先に、水仙の葉のようなそれよりも太く長く、あやめの葉のようなでも葉先が丸い葉っぱがモシャモシャと繁り、夏前には枯れてしまいました。それが夏水仙の葉で、花は秋近くのこの時期にスルスルと茎が一本立ちで伸びてきてあっという間に美しい花をユリの花房状に咲かせます。この咲き方は、もう1か月ほど後に咲く彼岸花(曼珠沙華)に似ています。でも、彼岸花の場合は、花が咲き終わった後に葉が出てきます。とはいえ、夏水仙は彼岸花の仲間です。

2021年08月10日

8/9 なす◇日本のなすイタリアのなす

 ナスの収穫は順調に推移しています。
 小ナスは別途作っていますが、長なすでは、「黒秀ナス」と「ビオレッタ」の2品種を作っています。
 黒秀ナスは日本の代表的な黒長なすの一品種です。皮につやがあり、果肉はやわらかくいろいろな料理に使うことができます。とにかく分枝が早く成長力旺盛なので、大きくならないうちにと思い、毎日収獲しています。小さいナスは何といってもナス漬けにして食べるのが一番です。
 ビオレッタはイタリアのスタンダードなナスです。こちらも皮につやがあり、ヘタの部分が黄緑色なのが特徴的です。果肉はやわらかく油やソースがよく染みます。皮はプリプリと弾力性があります。トマトソースやパスタ、チーズなどイタリア系料理によく合いそうです。
 早めの収穫を心がけても続々と採れるので、少々持て余し気味。黒秀ナスを塩漬けだけでなくて、長期保存のきく「ぺそら漬け」を一樽作ってみようと思っています。

2021年08月09日

8/8 枝豆◇やまがた茶豆・里心

 夏といえば、枝豆にビール。
 近年は、山形県庄内地方のだだちゃ豆が全国的にも有名になり、出回るのが盛夏頃と遅めなこともあって、枝豆全体の出回りのピークも遅めになってきた気がします。
 山形県の山形市近辺の村山地方では、枝豆が様々な品種にまたがって生産されています。茶豆系でいえば、だだちゃ豆よりも「やまがた茶豆」でしょうか。出回るのがやはり遅めですが、少し茶色みがかった豆は、茹でてサッと塩をかけて、香りと味を楽しみます。
 もう一つこの地域での枝豆の特産品種は「秘伝豆」です。出回る時期はさらに遅くて9月の下旬頃。でも、産毛に包まれたその大振りなさやと、香りと甘みは絶品です。残念ながら、今年は芽出しがうまく行かず、ゴーシュの畑での収穫はほとんど見込めない状況です。

2021年08月08日

8/7 シシトウ◇辛いか甘いか食べてのお楽しみ

 今日は立秋です。最高気温は34℃とまだまだ猛暑ですが、昨日の夕方から畑にはちょっと涼しげな風が吹き始め、秋の気配を感じました。野菜たちも同じようにようやく成長の時が来たと感じているのではないでしょうか。遅れていた秋野菜の植え付けを進めなければ成りません。
 とはいえ、季節はまだまだ夏。遅ればせながら、シシトウも実り始めました。それほど辛いものはないと思われますが、こればかりは食べてみないとわかりません。追っかけ万願寺トウガラシも食べられるでしょう。

2021年08月07日

8/6 カボチャ◇黄色いカボチャが1個だけ

 カボチャは地を這ってつるが伸びて大きな葉を茂らせるので、栽培にはかなりの面積を要します。毎年、株を植えた畝の何十倍もの広さに拡がるカボチャ畑が手に負えず、立派な実がたくさん実っても、なかなか消費できずに持て余すので、今年は、戦線縮小して、畑の片隅に、新潟の親戚から種をもらった、「金山赤かぼちゃ」の株だけ植えました。それでもつるが伸び葉が茂りますが、摘枝も何もせず伸ばし放題。受粉もしていないだろうと思っていたら、1個だけ実がなっていました。直径20センチくらいで結構大きくなっています。まだ黄色なのでもっと大きく熟してオレンジ色になったら収穫したいと思います。奥会津金山赤かぼちゃは、大振りで色が鮮やかで味が甘いので評判がいいとのことです。

2021年08月06日

8/5 トマト◇待ちに待ったトマトの季節です

 猛暑の到来とともにトマトが熟し始めました。大玉トマトの桃太郎は、下の房に3~4個の赤い実を付けて太陽の光に輝いています。熟した実をもぎ取って、冷やして丸ごと食べるとのどの渇きをいやしてくれます。ミニトマトのアイコも下の房がずらりと赤く熟し、ひととおり収穫すると籠に山盛りになりました。一粒の大きさとプリプリの果肉で甘さも十分あります。
 中玉もすでに3籠目の収穫を終え、作り置きの濃厚なトマトソースも増えてきました。
 夏野菜は何といってもトマトが一番。暑いながらも畑に出かける気持ちがわいてきます。

2021年08月05日

8/4 うるい◇花が咲きました

 ゴーシュの畑の傍らにうるいが植えてあります。
 野菜としては、春にスーパーでも葉が黄緑で茎が白い軟白栽培されたものが売られていますが、苗を植えて3年ほどでようやく株らしくなりました。来年春あたりから食べてみようかと思います。今が花の咲く時期のようです。この株から花が咲くのは初めてです。薄紫で、ユリの小さいような花が下から順に咲きます。
 うるいは、日本庭園などで見かける観賞用のギボウシの仲間です。ギボウシも今が花の見頃です。ギボウシというのは、日本古来の木橋の欄干の両端にある蓮の華のような形の飾りのことですが、どうやら、うるいの花の先端のつぼみがそのような形をしていますので、それにちなんだ名前のようです。

2021年08月04日

8/3 まくわうり◇最後は風船のように

 まくわうりは続々と熟しました。
 猛暑とともに成熟が早くなり、ここ数日で一気に黄金色になりました。完熟するとお尻に茶色いひび割れが入ります。そして、そこから急激に皮がいたみ、翌日にはそこが崩れて中の種や果汁が一気に出てしまいます。皮はもぬけの殻の風船のようにペシャンコになります。受粉してから熟すのを待つまでの時間に比べて、最後はあっけない幕切れです。畑でペシャンコになったまくわうりにカブトムシ(雌)が来て美味しそうに汁を吸っていました。
 完熟といっても、メロンやスイカのように甘いわけではありませんが、プリンスメロンの完熟前くらいの甘さと果肉のサクサク感があります。暑い日に、よく冷やして或は凍らせてシャーベット状にして食べると美味しいです。甘さが足りなければ蜂蜜などをかけても良いです。たくさん採れたので、残ったものはペシャンコになる前にざく切りにして冷凍保存しようと思います。

2021年08月03日

8/2 切干し大根◇雪のような大根の山

 畑の夏大根が草に埋もれてしまっていたので、全部掘り上げてしまいました。夏場は、なかなか大根に手が伸びず、いつの間にか、美味しい時期を過ぎてしまったようです。
 消費する展望もなく、どうしようかと思いましたが、とりあえず、芯のいいところだけ取って、切干し大根にして保存することにしました。
 長さ7センチ太さ5ミリくらいでザクザクと切ってみたら、大きなボールに山のようになりました。真っ白なので、雪の山のようです。これを、ざるに載せ順次乾燥機で乾燥していきます。3日くらいでカリカリに乾かしたいと思います。

 

2021年08月02日

8/1 オクラ◇赤さやの赤まるみちゃん

 夏ならではの野菜、オクラも採れ始めました。
 今年は、あまり量があっても持て余すので、4種類のオクラを植えてあまり大きくならないうちに採って食べ比べてみようと思いました。
 そこで、昨年植えた六角オクラ、丸さやオクラ、白オクラに加えて今年は、さやが赤い丸さやのオクラをチョイスしました。
 赤さやのオクラは品種名を「赤まるみちゃん」といいます。さやが赤く、生で食べれば彩りが楽しめるし、茹でればさやの色は緑に変わり、普通のオクラとして食べることができます。
 これから、オクラの成長に目を離せない時期となります。成長力が旺盛で、半日で肥大化し、収穫を怠るとすぐに巨大オクラが続出します。

2021年08月01日

7/31 とうもろこし◇ドルチェ・ドリーム

 とうもろこしの第2弾を収穫しました。
 名前は「極甘 ドルチェ・ドリーム」です。名前からして甘さたっぷりですが、茹でて食べたところ、看板に偽りはないようです。
 今回も20株のうち曲がりなりにも部分的に実が入ったのが10本くらい。そして、ほぼ完全な形で実ったのが5本。
 とうもろこしの出来上がりといえば、この丸みを帯びた房を包む黄緑の葉の先が緑にツンツンと出て、そこに雌花のフサフサが茶色くなったひげがくっついている姿が思い浮かびます。宮崎駿のアニメ「となりのトトロ」で妹のめいが病院のお母さんに届けようと、葉っぱとひげの付いたとうもろこしをうれしそうに抱えたラストシーンが心に残ります。毎年のことですが、いろんな苦難を乗り越えて実ってくれた姿を見て、あのトトロのとうもろこしに出会えたような気がしてちょっと幸せな気分になります。

2021年07月31日

7/30 ピーマン◇暑さ大好き

 猛暑になったり、昨日の夕方は激しい雷雨になったり、畑は再びグジャグジャです。そろそろ秋野菜の種まきの時期ですが、一向に進みません。明日からの日照りでめげると、8月半ばの秋風が立つ頃まで手が付けられなくなりそうです。
 そんな中で、たくましく育っているのが、ピーマン、パプリカ、シシトウなど暑さ大好きなトウガラシ系の野菜です。まずは、ピーマンが先週花を咲かせたと思ったら、雨上がりの今日は、実をたわわに実らせていました。早速収穫し、ピーマンの肉詰めでいただこうと思います。次は青椒肉絲にしようかな。

2021年07月30日

7/29 青りんご◇もったいないので冷凍保存

 雷雨の時に突風でも吹いたのでしょうか。ゴーシュ・ガーデンのりんごの木、初めて大量着果して少しずつ大きくなっていましたが、ポトポトと10個以上落果しました。
 落ちたところから虫が入るとすぐに腐れ始めます。落ちてすぐ拾えば、小さいながらも使うことはできそうです。もったいないので、拾って、とりあえず、皮をむいて軸と傷んだところを除いて、冷凍保存にすることにしました。ひとかけら食べてみましたが、味が薄いながらも青リンゴらしい酸っぱいりんごの味がしました。
 アップルパイなどのお菓子や、料理やジュースなど使い道はありそうです。

2021年07月29日

7/28 トマト◇早速トマトソースづくり

 今日も中玉トマトがたくさん採れました。もう生では食べきれないので、トマトソースを作って、冷凍保存することにしました。
 トマトは1キログラムほどありました。タマネギ2分の1とニンニク一片とオリーブオイルを炒めた後、湯むきしたざく切りトマトを入れて煮込み、塩コショウで味を整えて完成。
 これがあれば、ミートソースやスープや炒め物など何にでも使えるので便利です。今回はピザのソース代わりに使ってみようかと思っています。

2021年07月28日

7/27 梅◇梅のジャム、味はのし梅

 台風が東からやって来るというので、久々に雨模様の1日。
 梅のジャムを作りました。梅干しを漬けてからも、梅の木に残った梅が、ポトリポトリと落ちています。もったいないので、拾い集めて洗って冷凍保存しました。
 梅のジャムは、冷凍梅と同量の三温糖を煮込んで、トロトロにした後、種を除くと完成という、いたって簡単に作れます。
 三温糖で梅の黄色が茶色がかりますが、梅の香りと酸っぱさがあって、味は、山形銘菓「のし梅」の味です。今回は、余り煮込んで固くならないようにフルーツソース程度の緩さで瓶詰めしました。ジャムよりも少し緩めになってしまいました。「のし梅ソース」です。

2021年07月27日

7/26 大豆◇小さな花が咲きました

 枝豆の早生に始まり、茶豆、だだちゃ豆、秘伝豆。そして小豆、黒豆、大豆といろいろな豆類を今年も育てています。
 大豆は、鶴の子大豆という品種で、乾燥豆で収穫し、味噌などの加工品を作るのに適しているものです。
 ようやく花が咲きました。枝の分かれ目の所に小さな白い点のようなものが見え始めますが、これが花です。ここに豆のさやが付きます。
 豆類は、豆の中に自分で栄養を持っているので、苗さえ出来れば、さほど手がかからないのですが、その芽出しが一苦労です。今年は、今までになく失敗の連続です。過湿を嫌うので、水をかけすぎると豆が腐ってしまいます。かといって、乾燥すると芽が枯れてしまいます。
 大豆も播いた種の4分の1くらいしか、ものになりませんでした。今年の種まきは時間切れなので、また来年、頑張るしかありません。

2021年07月26日

7/25 じゃがいも◇アンデスからの贈り物

 じゃがいもで最後まで畑に残っていた「アンデス」を収穫しました。
 今年植えたじゃがいもの中では一番実付きのいい品種でした。まだ青い葉も残っていて、小いもがもう少し大きくなったのかもしれませんが、大きいいもも結構あるので、見切りを付けて全部掘り上げました。
 アンデスは、皮が赤く、実は黄色っぽいです。男爵いものようなホクホク系で、ポテトサラダなどに向きます。じゃがいもは、インカ帝国を征服したスペイン人がアンデス山系で採れていたのを母国に伝えたことから、ヨーロッパそして世界に拡がりました。痩せた土地でも収穫できることから、世界中の人たちを貧困から救ったと言われています。
 アンデスからの贈り物に感謝して、今年のじゃがいも収穫は終了です。

2021年07月25日

7/24 中玉トマト◇続々と赤くなっています

 中玉トマトがいよいよ色づき、下の方から続々と赤くなってきました。第一回目の収穫です。
 マティナという品種です。種から育てたのですが、その種は有機栽培で作った種とのこと。それだからなのか、全体として実付きがいいような気がします。実割れしていないのは、雨除けテントの成果でしょう。
 これからも続々と採れると食べきれないので、その時は中玉トマトは加工に向いているということなので、トマトソースにして冷凍保存しようと考えています。とりあえず、今日は生で食べてみます。

2021年07月24日

7/23 とうもろこし◇ゴールドラッシュとまでは行きませんが

 とうもろこしが大分実が入ったのではないかと、第一弾の収穫を行いました。
 とうもろこしは、てっぺんに雄しべができるまでは整然としているのですが、雌しべが出て実の出来る場所が固まった頃から、アワノメイガの幼虫やコガネムシが実をボロボロに食い荒らし、雄しべが折れたり、実ごと折れたり、日に日に惨状が激しくなっていきます。
 4種類を時間差攻撃で植えましたが、今回は一番目の「ゴールドラッシュ」という品種です。20株植えて一本分の形で収穫できたのがこの7本ほど。名前ほどではありませんが、虫たちの食害にめげず、何とか収穫できました。
 早速茹でて食べました。甘さ十二分です。

2021年07月23日

7/22 朝顔◇涼しげスポットを探して

 今日は二十四節気の大暑だそうです。まさに猛暑の真っ只中という感じですね。
 こういうときは、ゴーシュ・ガーデンの納涼スポットを眺めて、こころを涼しくするしかないですね。
 今日は、朝顔です。つるが伸びてまだネットのてっぺんまで行きませんが、根元の方で花が咲き始めました。花の縁が白くなっているのが「曜白大輪朝顔」で、赤と青の混合です。花の色が赤紫一色なのは、品種はわかりませんが、「緑のカーテン運動」に協力するため東北電力から送ってもらった朝顔のたねを育てたものです。成長力があり、次々と花を咲かせています。
 暑さはまだまだ続きそうですね。

2021年07月22日

7/21 ききょう◇桔梗いろのがらんとした空の下

 暑い日が続きますが、ききょうの花がさ咲きました。小さな白い風船のようなつぼみがパチンと割れて、五角形の星のような薄紫色の花が咲きます。涼しげな色です。
 ききょうといえば、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。銀河鉄道が走っていく夜空は、「美しい美しい桔梗いろのがらんとした空」と表現されています。その空の下を銀河鉄道が南に向かって走り、鳥たちが銀河を渡っていきます。この花姿を見ていると、改めて「銀河鉄道の夜」の星々で光り輝く夜空の美しさを感じずにはいられません。

2021年07月21日

7/20 黄金まくわうり◇色は黄金味は、おあずけ

 まくわうりが日に日に色づき始め、早いものは鮮やかな黄色になりました。そこで、第一号を収穫しました。
 色は十分な黄金色になりましたが、まだ皮は固く、食べるにはまだ早そうです。猛暑の中で、冷たく冷やしたあまーいまくわうりを食べてみたいところですが、しばらく家の中に置いて、熟すのを待つことにします。
 受粉が一気に進んで、十数個の実がなりましたが、逆に、数が多すぎて、大きくならないかもしれません。心配の種は尽きません。

2021年07月20日

7/19 パプリカ◇花が咲いたら~

 NHKみんなの歌の「パプリカ」を日本中の子供たちが歌っていたのは、一昨年くらいでしょうか。「パプリカ花が咲いたら、晴れた空に種を播こう」オリンピック応援ソングのこの曲が流れると、子供たちがどこにいても踊り出すと言われました。それも昔の話となりました。
 ゴーシュの畑で、今年もパプリカの花が咲きました。うつむき加減に六片の花片を持った白い小さな花です。
 今年は、種から育てた赤・黄・オレンジの三色。今ようやく花が咲いたので、大きな完熟の実を付けて収穫できるのは、8月の下旬頃でしょうか。
 奇しくもあと4日で東京オリンピック開幕。収穫の頃には、パラリンピック開催中となりそうです。

2021年07月19日

7/18 梅◇梅干しの土用干し

 梅を漬けてから2週間あまり。例年より早い梅雨明けとなり、毎日カンカン照りとなったので、ちょっと土用には早いのですが、梅干しの土用干しをすることにしました。
 梅干しは、天日干しをするから梅干しと言うのでしょう。塩漬けで塩分は十分なので、梅酢の成分を乾燥によって充実させるということなのでしょうか。
 今年は、赤じそを買ってきて入れ込みました。しそも梅酢も天日に当てています。しそを入れてからまだ数日なので、うめもほんのりピンクに色づいたのがチラホラ見られる程度。本日の天日干し後、もう一度しそと一緒に漬け込んで、色づかせてみようと思います。最後にもう一度天日干しでしょうか。その時には多分土用になっていると思います。

2021年07月18日

7/17 白ゆり◇猛暑の中涼しげに

 梅雨明け十日ということか、毎日カンカン照りとなっています。
 ゴーシュ・ガーデンの入り口のゆりは、現在、白ゆりが満開となっています。オリエンタルリリーの一種で、大輪の花を四方に広げています。猛暑の中、涼しげに咲くその姿に、一瞬ですが涼しさを感じることが出来ます。
 ゴーシュ・ガーデンのあちこちには、鹿の子ゆりがつぼみを付けて出番を待っています。鹿の子ゆりが満開になると、暑さもピークとなりそうです。

2021年07月17日

7/16 メークイン◇まずまずの収穫です

 梅雨も明けて、これから猛暑が続きそうです。
 雨上がりを待って、昨日からじゃがいもの堀り上げをはじめました。試し掘りでは、小さいいもが多くて心配でしたが、昨日の男爵いもは、それなりに大きく育ったいもも多く、収穫箱一つ採れました。不作の昨年は、小粒のいもも全部箱に入れて持ち帰りましたが、今年は、くずいもとして畑に放置するくらいの余裕が出来ました。去年の2倍は採れた感じです。
 今日はメークインを堀り上げました。こちらも男爵いも以上に収穫量がありました。
 メークインは南米から16世紀にじゃがいもが伝わったイギリスで、生み出された品種で、きめの細かいクリーミーな食感、煮崩れしない粘り、そしてすべすべした表面が特徴で、イギリスで行われる収穫祈願の五月祭りの女王:メイクイーンにちなんで名付けられたそうです。さっそくじゃがバターで食べてみました。クリーミーでいくらでも食べられそうです。

2021年07月16日

7/15 しそ◇青じそ赤じそ自然発生

 夏の香味野菜、しそが大きくなってきました。しそは日本古来の植物で暑さが大好きです。暑くなると芽を出して、みるみる大きく葉を茂らせ始めます。8月に花を咲かせる頃には高さ1メートルを超えてきます。ゴーシュ・ガーデンでは、毎年、前年のこぼれ種であちこちに自然発生します。青じそは西側に、赤じそは東も西もあちらこちらに。
 青じそは、葉が大きくなり次第、必要なだけ摘んで薬味にします。山形の夏の食べ物「だし」にも不可欠。きゅうり、なす、ねぎ、おくらが揃ったら、細かく刻んで合せて醤油をかけるだけ。ご飯や豆腐にかけて頬張ります。山形の夏バテ撃退法ですね。
 赤じそは、梅干しの色付け香り付けに。でも、ゴーシュ・ガーデンの赤じそはようやく成長を始めたばかりで、梅干しの土用干しにも間に合いません。せっかく自然発生しているので、8月になってからしそジュースにして消費しています。

2021年07月15日

7/14 ニンジン◇あまーいにんじんジュース

 春に種を播いたニンジンが、大分成長してきました。一丁前の太いニンジンも散見されます。
 でも、ニンジンは抜いてみないとわかりません。先が三つや四つに分かれていたり、葉と頭だけ残してあとはネズミに食われていたり。打率5割程度でしょうか。
 それでも、不揃いなニンジンとはいえ、「あま~いニンジン 紅かおり」という品種です。収穫が進むと冷蔵庫もすぐ一杯になってしまうので、ジュースにしてどんどん消費することを考えました。
 絞り器を購入し、おろし金でおろしたニンジン一本分を絞ります。コップに2センチくらいのジュースができます。味は・・・あまーいです。ニンジン臭さがほとんどなく、キャラメルを溶かしたような甘みです。ストレートでもよし、もったいないのでりんごジュースで割ってもよし。栄養満点の保証付きです。

2021年07月14日

7/13 バジル◇間引き苗でジェノベーゼ

 今年もバジルが育ちました。地植えしたときに、一株に苗が3~4本あったものがそのまま大きくなったので、窮屈になりました。それを一通り間引いて、間引いた苗を使って、バジルソースを作りました。バジルソースとかジェノベーゼとか、今やスーパーのドレッシング売り場にたくさん並んでいます。ゴーシュ・ガーデンではバジルが豊富に採れるので、年に何度か自家製のジェノベーゼを作ります。
 通常、バジルの葉1に松の実などのナッツを1でオリーブオイルで攪拌してペースト状にしますが、オリーブをたくさん使おうと、バジルの葉を3倍くらい入れて作っています。ソースとしては薄味の仕上げですが、あとは料理の時に塩加減や風味を調整することにして、とりあえず保存しておきます。
 定番はスパゲッティ・バジリコですね。

2021年07月13日

7/12 まくわ瓜◇黄色に熟す日は来るか

 夏の果物、スイカやメロンが採れたらいいなと、これまでゴーシュの畑でも小玉すいかやアンデスメロンを育ててみたのですが、成果はあがりません。夏の暑い日までに大きな完熟の実を実らせるのは至難の技と感じています。ようやくそれなりの実が育ったかと思っても、いざというときに割れたり腐ったり。去年もメロンを植えましたが、生育不良でものにならず。
 今年は、まず、着果率が比較的高くて、味も結構甘いと言われるマクワウリを育ててみて、メロン系の栽培技術を習得してみようと思いました。
 5株ほど植えて、ようやく根付き、子づる孫づるが出始め、黄色い花も咲き始めました。それでも、なかなか受粉せず、毎日、花房が膨らみ始めた雌花を探すのですが見当たらずがっかりしていました。ここ数日でようやく受粉した実が見られるようになり、今日も4~5個くらいになっているのを見て、黄色の完熟の実になる日を夢見ることが出来るようになりました。

2021年07月12日

7/11 大根◇名は春まき耐病総太り二号

 今日も雨模様。明後日には梅雨も明けそうな予報ですが、畑は、刈った雑草と残渣と雨がぐちょぐちょに混じり、これから収穫の野菜たちも水太り状態でお日様に照らされるのを心待ちにしています。
 そんな中、大根は着実に成長しています。青首を随分高く地上にもたげたものもあるので、数本掘り出しました。ばらつきはありますが、太さ10センチ弱で長さ40センチくらいのすらっとした仕上がりの大根が2本ほど。でも、中には腐敗した株もあり、バーティシリウム黒点病などの病気が心配されます。
 春に播いたこの大根の品種は、「春まき耐病総太り二号」といいます。大根の名前は、「青首」とか「総太り」とか、ちょっと聞き返したくなるような単語が共通語になっていて、ユーモラスです。「総太り」は先端まで太い寸胴型のこと。お相撲さんのような桜島大根の姿を想像してしまいますけれど。今回は、「耐病」に期待しています。
 

2021年07月11日

7/10 ミニトマト◇雨で実割れ

 毎日のように雨が降っています。全国各地で梅雨末期の豪雨になっているようです。ご用心。
 ミニトマトの方も大分成長してきました。ようやくオレンジの「新果」というミニトマトが第一号で色づきました。でも連日の雨でパックリと実割れしてしまいました。トマトは過剰な水分を嫌います。大玉中玉までは雨除けテントを張ったのですが、ミニトマトまでは手が回らず、幸先から実割れです。
 12株のうち10株を占める赤いミニトマトの方もたくさん緑の実を付けていますので、収穫の日は近づいているようです。
 ミニトマトは、1本仕立てでツルを伸ばし、4本ごとにソフトクリームのようにグルグル巻いて少しずつ上に伸ばしていきます。脇芽を取らないととんでもないジャングルになってしまいます。

2021年07月10日

7/9 紅花◇まゆはきを俤にして

 今から330年余り前の7月上旬、松尾芭蕉が尾花沢に逗留した時の句が、「まゆはきを俤にして紅の花」。ちょうど紅花が満開だったのでしょう。
 ゴーシュ・ガーデンに紅花が咲きました。近年は、近隣の山形市出羽地区でも紅花畑が増えてきましたが、もう満開です。こちらはまだ咲き始め。
 これまで、何回か種を播いたのですが、花を咲かせるまでには至りませんでした。紅花栽培は難しいです。まず発芽率が低い。古い種はダメです。発芽してもなかなか大きくならない。雑草の伸びの方が早いので、草を取ってやらないと負けて枯れてしまう。しかも虫が付きやすい。葉が美味しいのでしょう。とにかくひ弱で手がかかる子です。
 昔の人はそれでも、花を摘んで紅餅にして高く売れたから丹精込めて紅花を育てたのでしょう。紅がお化粧に使われることから、ひ弱な植物と薄幸な美人のはかないイメージを眉掃きという化粧道具で結んだ芭蕉の名句です。

2021年07月09日

7/8 ロマネスコ◇名前にはローマの香りが

 「ロマネスコ」というカリフラワーの変形種を作ってみました。イタリア野菜の一つで、名前は「ローマの」という意味のようです。紹介されている写真を見ると黄緑色の尖った渦巻きをたくさん集めたような不思議な形で、こんなのが採れたら、と期待しながら育てましたが、隣の紫がかって花蕾が開いたカリフラワーと余り違いのない出来上がりとなりました。
 葉っぱは大きく開きましたが、収穫物の花蕾は小さいです。そして、青虫の付き方はカリフラワーの3倍くらいでした。それだけ、美味しいということなのかもしれません。

2021年07月08日

7/7 紫陽花◇雨の中満開です

 今日は七夕です。七夕の夜はなかなか晴れることが少ないですね。梅雨の真っ只中なので仕方ないのでしょうが、天の川に沿って銀河鉄道が今夜も走っているのか、気になるところです。
 ゴーシュ・ガーデンのあちこちに紫陽花の花が咲いています.青だけでなく赤や白の大きな花房を着けて、満開です。がくあじさいの満開はもう少し先のようですが。
 紫陽花の花の色は、土壌の酸性度によって、酸性が強ければ青、酸性が弱ければ赤、と言われていますが、確かにほとんどが青色なので、ゴーシュ・ガーデンの土は全般に酸性が強いのでしょう。でも、不思議なのは、一カ所だけ、毎年赤い紫陽花が咲くことです。ここだけ土がアルカリだとも思えないので、これは、赤花を咲かせる品種だということなのでしょう。
 今日は二十四節気の小暑。今年も暑い夏がもうそこまで来ているようです。

2021年07月07日

7/6 なす◇収穫地獄の再来か

 トマト畑の隣はナス畑です。今年も10本の苗が2列、順調に育って、支柱を2本立てるまでになりました。ナス栽培の基本にのっとり、主枝と側枝2本の3本仕立てです。最初の花がおおむね咲き終わるところです。これから、3本の枝に脇芽が出て、花が咲き実がなっていきます。暑くなるとそれが鼠算式に行われるので、最盛期には手に負えないくらいの数のナスが成ってしまいます。という収穫地獄を繰り返してきたので、今年は、早め早めに収穫し、実を取った枝をコマ目に切り詰めていこうと思っています。
 約1か月後、どんなナス畑になっていることやら。

2021年07月06日

7/5 トマト◇中玉トマトが青い実を付けました

 ゴーシュ・ガーデンのトマトです。この夏の野菜の中で、一番力が入っています。
 10株ずつ4列に植えています。右一列が中玉トマト「マティナ」です。中二列が大玉トマト「桃太郎」。左一列が大玉トマト「麗夏」。このほかに、別の場所にミニトマトが10株余り植えてあります。
 一本仕立てで、支柱に沿って垂直に伸ばし、脇芽はすべて取り除きます。下から順に花の房がつきます。支柱のてっぺんに着く頃には、房が5段位になります。トマトは、雨水を吸うと実割れを起こすので、雨除けテントをかけています。
 中玉トマト「マティナ」は2段目くらいまで実が付いています。一房に7・8個くらい。日に日に大きくなっています。赤く熟すのは今月下旬くらいでしょうか。その後を追う大玉やミニトマトとともに収穫が楽しみです。

2021年07月05日

7/4 梅◇大きな実がポトリポトリと

 梅雨らしい雨が降ったりやんだりの天気が続いています。梅雨は梅が実る頃の長雨のこと。ゴーシュ・ガーデンの梅もたわわに実り、細い枝は実の重さで首を垂れています。実の色も黄色がかってきて、毎日、熟した実がポトリポトリと落ちています。それを拾いためていましたが、今日、雨降りの間隙をぬって梅の収穫を行いました。
 今年も、梅干しづくりを行います。大きめの熟した実を約10kg採りました。まだ青い梅は、梅酒用にしたいと思います。
 梅雨明け後の土用干しまで、塩漬けにします。

2021年07月04日

7/3 モロヘイヤ◇葉っぱがぬめぬめ

 モロヘイヤの葉が茂ってきたので、摘んでみました。今年初めて植えてみました。
 葉っぱをゆでるとぬめりがあって、栄養分も豊富。おひたしその他煮ても炒めてもよし、とのこと。まずはおひたしで食べてみましょう。
 縞綱麻(シマツナソ)という植物で、野菜としてみるとシソのような感じですが、麻の一種で、もともとは茎の繊維質で織物の原料として使われてきたようです。それが今では野菜の一つとして食卓に。
 おくら、つるむらさきなど夏はねばねば系がおいしい季節です。

2021年07月03日

7/2 じゃがいも◇試し掘り・・・合格

 じゃがいもは、日照りの間ジョーロの水でしのいで、ようやく梅雨の雨を受けているうちに、早くも葉が黄色になりだして、中には茶色く枯れた葉も出始めました。アンデス(赤)だけは、まだ花も咲き葉は青々としています。もうそろそろ、いもが出来ていると思われるので、葉っぱが黄色くなった男爵を一株試しに掘ってみました。それほど大きくはないですが、まずまずのいもが6個ほど、小じゃがも何個か採れました。今年の出来栄えは、まずまず合格のようです。
 水かけ、土寄せ程度で、芽かきまで手が回らず、小じゃがが多いのは覚悟ですが、掘り上げるのが楽しみです。あと10日ほど待とうと思います。

2021年07月02日

7/1 きゅうり・わんぱく坊主◇味は普通のきゅうりです

 7月になり、いよいよ夏野菜の季節です。
 きゅうりは6月下旬から連日の収穫が続いています。高さ2メートルのきゅうり棚のてっぺんまでつるが伸びています。
 そのきゅり棚の端っこに、ちょっと小ぶりなきゅうりを植えてみました。品種名を「わんぱく坊主」といいます。去年から種が出回ったようです。長さ15センチくらいと短く、太さ4センチくらいと太い、ごろっとした形のきゅうりです。色もちょっと白っぽい。でも、味は普通のきゅうりと変わらず、生でも漬物でも煮ても焼いてもおいしいそうです。今日、1本目を収穫。まずは生で食べてみます。

2021年07月01日

6/30 さやいんげん◇高く長く多く

 豆の三段棚の三段目、さやいんげんの収穫が盛りとなりました。さやえんどうとスナップえんどうの収穫が収束を迎える頃に入れ替わるように育ってくれました。
 これまでは「つるなし」のいんげんを作っていました。今年から「つるあり」にしてみました。「つるなし」だと、枝を横に広げて着果するので、場所をとるし、地べたに付いて腐敗しやすかったのです。「つるあり」は、今のところグングンとつるを高く上に伸ばして、さやは真っ直ぐに下に伸び「つるなし」より長くなっています。下から順にさやができていますが、収量も「つるなし」よりだいぶ多そうです。
 味も十分甘さがあり、goodです。

2021年06月30日

6/29 ブルーベリー◇大きいのやら小さいのやら

 ブルーベリーも実が熟して収穫できるものが増えてきました。本日、今シーズンの初収穫です。
 6本ほどの木がありますが、木によって実の大きさに違いがあります。今年は、実の小さい木にたくさんの実がつきました。薄緑の実の房の中から、まるでご指名を受けたように1つか2つが青紫色に熟し始めます。大きさもぐっと大きくなります。いったいどういう順番なのか不思議ですが、熟した実を採ると次の実が熟し始めます。ラズベリーと違って熟すまで数日あるので、ある程度まとめて収穫できます。
 今年は、ラズベリーを植え始めて以来最高の収穫量になりそうです。ジャムが1回作れるくらいになるといいなと思っています。

2021年06月29日

6/28 そら豆◇空に向かって実れ

 今日の初収穫はそら豆です。
 大きな緑の莢の中に楕円がくびれた形の大きな豆が二つ三つ。塩ゆでで取り立てを食べるのが何と言ってもおいしいです。
 昨年から栽培を始めましたが、発芽から苦労して、ようやく地植えしても、花が咲く頃に虫がついて成長の勢いがなくなってしまいます。今年も、同じでした。何とか実をつけて熟したものを収穫しました。そら豆は、あの大きな莢が空に向かって大きくなります。熟すと首を垂れるように下を向くようになります。そうすると採り頃です。
 来年は、もっとたくさんの実が空に向かって実る姿を見たいものです。

2021年06月28日

6/27 ブロッコリー◇食卓の人気者

 ブロッコリーができました。毎年、春まきと夏まきの2回作っていますが、春まきは夏の暑さに負け、夏まきは寒さで大きくならず、思うようにいきません。冬越しして春から伸び始める脇芽を食べたりしていました。今年は、このところの雨で花蕾がグッと成長して、夏を前に一人前の大きさになりました。めでたく収穫です。
 ブロッコリーは、茹でても炒めてもおいしく、ビタミンCが豊富で栄養価も高く、幅広い年代に好かれる食卓の人気者です。是非、夏まきでも収穫を成功させてみたいものです。

2021年06月27日

6/26 キャベツ◇新品種?網目キャベツ

 雨が続いたので、キャベツの球もグングン大きくなりました。球ができた頃から葉っぱが穴だらけに。ひどいものは、葉っぱの筋だけ残った網目状態に。はらぺこあおむしのお出ましです。実は、今、化学肥料なし、無農薬の有機栽培について勉強していて、ちょっと実践してみようと思いました。今までは、あおむしが出た頃に市販の消毒薬をシュッシュッと吹きかけてしのいできました。今年は、シュッシュしてません。その結果、御覧のとおりのネットメロンならぬネットキャベツに。あおむしは、何気なく葉っぱに張り付いていますので、見つけたらムニュっとつまんで土にポイして心の中でゴメンといいながら長靴でクチュッと踏みつけます。キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜すべてにいますので、毎日10匹くらいは退治します。それでも次の日には別のがいたりして球が膨らむのとあおむしが食べるのと競争状態です。本日、第一号を収穫。確かに、外側から葉をむくたびにあおむし、いもむし、なめくじが出てきます。でも7枚8枚とむくとさすがにいなくなります。ちょっと小さめですが、無農薬キャベツの完成です。

2021年06月26日

6/25 カリフラワー◇スノークラウン・気品ある名前

 春まきの野菜が続々と収穫時期を迎えています。
 本日は、カリフラワーの初収穫。いろんな品種がありますが、今年は「スノークラウン」と「白穂」を5個ずつ植えました。スノークラウンの方が先に大きくなりました。
 上から見ても花蕾の隙間が紫がかっていますが、葉を落として見ると、花蕾全体が薄紫色に染まっているのがわかります。「スノークラウン」の気品ある名前に恥じず、美しい出来栄えです。茹でると紫いろは消えて、真っ白になってしまいます。

2021年06月25日

6/24 西洋赤大根◇イタリア原産の色鮮やかな大根

 春まき大根の畝の端っこに植えた赤い大根が一足先に収穫の時期を迎えました。
 イタリア原産の西洋赤大根。赤紫の輝くような姿は、葉っぱがなかったら、サツマイモだと言っても不思議には思われないでしょう。長さ20センチ余りで小ぶりな大根です。赤い二十日大根が巨大化したようにも見えます。中は白色ですが、ところどころ中心に向かって赤い筋が入っています。
 浅漬けで食べてみたところちょっと辛みが強いようです。普通の大根同様、煮たり焼いたりいろいろ料理をして白い大根と味比べをしてみたいと思います。

2021年06月24日

6/23 おかひじき◇からし醤油あえで

 おかひじきは、野菜として栽培を始めたのは山形県で、今では全国に広まりました。サッと茹でてからし醤油であえて食べると、シャキシャキした歯触りでおいしい野菜です。ビタミンやミネラルも豊富な緑黄色野菜なので、健康づくりにもいいですね。
 ゴーシュの畑では、昨年から栽培しています。去年は葉の摘み方がわからず、根元の堅いところまで食べたりしましたが、だいたい10センチくらいの長さで切れば十分柔らかいようです。

2021年06月23日

6/22 にんにく◇いろんなにんにく採れました

 暑さに耐えながら育っていたにんにくもとうとう葉が茶色くなり始めました。まだ葉が青々としているジャンボにんにくを残して、すべて掘り上げました。
 青森ニンニクはさすがブランド品、植えた7個のうち大きな球が3個ほど採れました。沖縄特産の島にんにくは小さいけれども香りが強く紫がかった色もきれいです。ほんとに小粒なものばかりで50個ほど。そして、一般的な白にんにくも50個ほど採れました。ジャンボにんにくは20個ほど採れる予定。
 料理の薬味には、島にんにくがいいようです。にんにくの家での消費量はそれほどでもないので、ほとんど、順次発酵させて、黒にんにくにして食べます。黒にんにくは、発酵させるので臭いもマイルドで、食べても黒いゼリーのようなほんのり甘みがあり、おつまみ感覚で食べられます。
 少雨のためか、肥料が足りなかったのか、全般に小ぶりでした。来年は、青森にんにくを拡大して、一回り大きなにんにくを目指したいものです。

2021年06月22日

6/21 ラズベリー◇夏至とともに収穫始め

 今日は夏至です。ゴーシュ・ガーデンの片隅にお稲荷様があります。この祠の謂れは明らかではありませんが、昔から農民や商人、足軽など庶民が、稲など農作物の守り神ひいては五穀豊穣・子孫繁栄の神として奉ったということです。さればということで、ゴーシュ・ガーデンのお稲荷様には、太陽が一番高く昇る夏至の日に、お米の俵にちなんだ稲荷寿司をあげて、今年の作物が豊かに実るようにお祈りすることとしています。
 さて、そのお稲荷さんの脇にラズベリーが植えてあります。ここ2~3日で実が熟し始めました。すぐに熟し過ぎて落ちてしまうので、毎日その日の熟した分を収穫して、冷凍保存しなければなりません。ある程度、量がまとまったところで、ゴーシュの畑特製のラズベリージャムを作ります。、

2021年06月21日

6/20 オリエンタルリリー◇咲いた咲いた百合の花が

 ゴーシュ・ガーデンのウェルカムゾーンにユリの花が咲きました。つぼみが膨らんできたので、ここ数日開花が気になっていましたが、とうとう咲きました。
 オリエンタルリリーの名前で買ってきた球根で去年植えたもの。オリエンタルリリーは日本原産のヤマユリや鹿の子ユリなどを交配して作られた品種名です。日本古来の百合の美しさを感じさせます。
 昨年7月に宮澤賢治記念館で特別展「四又の百合」を見てから1年たとうとしています。コロナウイルスの混乱の中で出会った作品「四又の百合」は、人々が聖者を迎えるときの逸話の中に、希望と感謝の象徴としての百合の花がとても印象に残るお話でした。こうして日常生活が混乱したままの1年がたって、改めて百合の花をながめると、東西南北の四又の空に向かって、ひたすら何かを祈っているような花姿にちょっと心を動かされます。

2021年06月20日

6/19 フェンネル◇絶品イワシとフェンネルのパスタ

 久しぶりの一日雨の日です。
 ハーブ園に去年植えたフェンネルが今年も芽を出して、茎も伸び、ふわふわの葉っぱもだいぶ茂ってきました。
 フェンネルといえば魚料理。ハーブらしいグリーンの香ばしい匂いが、魚の臭いを抑えてくれ、網状の葉っぱから得られる食感もよく、西洋料理などで使われます。
 この時期、イワシが出回る時期なので、イワシとフェンネルのパスタを作ってみました。イワシをさばいたり、木の実やレーズンなど香味付けの食材を揃えたりの手間はありますが、フェンネルのゆで汁で煮込んだパスタはイワシの味わいと良くマッチしてフェンネル、レーズンが引き立て役になり、絶品、だと自負しています。

2021年06月19日

6/18 たまねぎ◇捕らぬ狸の皮算用でした

 

 明日は雨が降るというので、その前にたまねぎを収穫して乾燥させることにしました。
 ほとんど葉が倒れて、青々していた球の部分も外側の皮が茶色がかって、穫り入れの時期です。全部で収穫箱2箱になりました。あとは、ペコロスのような未熟な球が一かご分。大きいのは直径10センチ以上にもなっているのですが、小玉が圧倒的に多く、ほど良い大きさのものがわずかです。ものになった2箱で100個くらいでしょう。去年の半分以下という残念な結果に終わりました。
 昨年11月の植え付け時は威勢よく、苗360本すべてたまねぎになったらどうしようかと、捕らぬ狸の皮算用をしていたのでした。苗の根付き具合はまずまずだったのですが、大雪の下で凍死したり、雪の下の土中を駆けずり回るネズミにやられたりで、雪融け時には散々な状態に。
 来年に向けて、雪対策、ネズミ対策を考えなければなりません。

2021年06月18日

6/17 カモミール◇花摘みの季節です

 5月26日に最初の花が咲いてから少しづつ増えていたカモミールの花が、このところ増加の勢いを増して、カモミールの花畑になりつつあります。
 甘い香りのカモミールティーになるので、花を摘んで乾燥させて保存させます。今年もいよいよカモミールの花摘みの季節となりました。黄色い雌しべがふっくらとして、白い花びらが広がり切った花を摘んでいきます。百や二百は超えるので、ひととおり摘むのにも時間と体力を要します。いくら摘んでも次の日には新しい花が咲き始めるので、毎日のように摘まないと収穫適期を逃してしまいます。
 カモミールの花に追われる日々が約一か月ほど続きます。

2021年06月17日

6/16 りんご◇結果がいいので最終結果がキニナル

 さくらんぼも収穫最盛期のようです。今年のフルーツも順々に成長しているようです。
 ゴーシュ・ガーデンでも花が咲き終わって、いくつかの果樹に実がなり始めました。
 りんごの気を見てびっくり。今までになくたくさんの実が付いています。ふじ、こっこうの両方ともです。実の数は昨年の5倍くらいに見えます。今のところ少しずつ大きくなっているようです。それほど実が混んでいなく、摘果もそれほど必要ないようなので、しばらく成長を見守っていきたいと思います。
 結果(結実)状況がいいので、どうしても収穫を期待してしまいます。多分、いろいろな障害があって、そう簡単にはいかないでしょうが。。

2021年06月16日

6/15 きゅうり◇上へ横へと伸びています

 5月14日に苗を植え付けてから1か月。棚も作り、支柱も立ててやり、きゅうりはスクスクと育っています。2メートルのきゅうり棚は、下半分は網なしですが、いつの間にか皆網の高さまで到達しています。下の方では次々と黄色い花が咲いて、雌花の芯には小さいきゅうりの実が見えます。下5枚の本葉までは、実も含めて脇芽を採ってしまいますが、その先にも花が咲いていて、今月中にも収穫が始まることを期待させてくれます。
 株数が多くそもそも密なので、ある時期からツルが分かれ葉が茂った挙句に病気が広がってしまうというパターンを毎年繰り返しているので、今年は脇芽や葉の摘み取りをマメにしなければと思っています。

2021年06月15日

6/14 コールラビ◇キャベツなのかカブなのか

 本日の初収穫はコールラビです。
 今年は、例年の野菜のほかに、新たな野菜や新たな品種に積極的に挑戦しています。一つの野菜が一度に大量に採れても、処理に困ってしまうので、量よりも質というか多様性を優先することにしました。
 このコールラビは初挑戦です。意外と苦労せず育ってくれました。
 茎の中心が丸くなって、葉っぱがヒュンヒュンと四方八方に伸びて、なかなか変な形、宇宙人のようです。葉っぱや色はキャベツやブロッコリーのようですが、丸くなった茎はカブのようです。ドイツ語でコールはキャベツ、ラビはカブのことだそうです。
 さて、どう料理するか、これからレシピ集を見ての検討です。キャベツのように、煮ても焼いてもあるいは生でも食べられるようです。

2021年06月14日

6/13 とうもろこし◇畑で時間差攻撃

 ゴーシュの畑のとうもろこしです。左が大きく育ち、右に行くほど小さくなっています。4段階になっています。「ゴールドラッシュ」「ドルチェドリーム」「あまいバンタム」「ゆめのコーン」の4種類の苗を4回に分けて植えました。最初が5月24日、次が5月30日、3番目が6月3日、そして本日6月13日に最後の苗、それぞれ20本ずつ。バレーボールではありませんが、畑で時間差攻撃です。20日の時間差を付けることで、収穫も時間差で行えることを期待してのことです。昨年は3段階で15日くらいの時間差が収穫まで保たれました。
 とうもろこしは、これから、雨風、受粉、病気、害虫、鳥害と無事収穫するまでには多くの宿敵が待っています。それらの戦いをくぐり抜けて、黄色の粒のびっしり詰まったとうもろこしの実を付けてくれた暁には、その甘さをじっくり味わわせていただきたいものです。そのための時間差攻撃です。

2021年06月13日

6/12 ラベンダー◇なかなか根付いてくれません

 ラベンダーの花が咲きました。
 ゴーシュ・ガーデンのちょっと土が小高くなったところをハーブ園にして、その南側にイングリッシュラベンダーを植えています。宿根草で次の年も根を広げて花がだんだん増えていくはずなのですが、なかなか根付いてくれません。去年補植したものもほとんど枯れてしまいました。咲いている花の数も去年より減っています。富良野のようなラベンダー畑を夢見ていたのですが、ほど遠い状況。
 ラベンダーは日照を好むようです。ところが、このラベンダーの咲く場所の南には、大きなヒバの木が立っています。おそらくそのために日照不足になっているようです。ラベンダーが根付いてくれるには、この庭木を切らないとダメなようです。富良野への道はまだまだ遠い。

2021年06月12日

6/11 ごぼう◇間引き菜を食してみよう

 ゴーシュの畑に5月の半ばにゴボウの種を播きました。1か月近くたって葉も大分混んできたので、間引き作業を行いました。間引いた苗は、根っこがミニミニごぼうのように、薄茶色で頭がちょっと赤紫色です。せっかくなので、食べてみようと思ってレシビを見ると、細い根をキンピラゴボウにしたり、葉っぱごと油で炒めたり、いろいろです。キンピラゴボウにするには余りにも細すぎるので、油炒めで食べてみることにしました。こんな小さいのにゴボウの風味があってそれなりにおいしく味わえます。

2021年06月11日

6/10 どくだみ◇雑草だけど薬草

 ゴーシュガーデンのあちこちに白い花が点々と咲き始めました。どくだみの花です。ちょっと日当たりの悪いところに次々と立ち上がり、ハート型の葉を広げ先端に一輪の白い花を咲かせます。見ようによっては、静かに咲く野の花としてきれいかもしれません。しかし、その繁殖力の強さと、採ったときに強い薬臭い嫌な匂いがするので、容赦なく抜いてしまいます。

 もちろん、古くから中国、日本で薬草として重用されてきたということもわかるのですが、なかなか好きにはなれない植物です。どくだみ茶も身体にいいのでしょうが、なかなか飲んでみる勇気が起きません。
 このところ畑の方が忙しくなっているので、ゴーシュガーデンの除草まで手が回らないのをいいことに、どくだみが勢力を広げています。

2021年06月10日

6/9 さつまいも◇日照りとのたたかい始まる

 今日は朝から快晴で気温も上がり30℃近くまで上がりました。明日も一日晴れで予想最高気温は31℃、明後日も30℃近くと、梅雨前なのに、カンカン照りの日々となりそうです。
 こんな時に限って、さつまいもの苗を植える羽目になりました。去年から、焼き芋に最適の甘い黄色い鹿児島特産の安納芋を植えることにしました。山形では苗の入手が難しいだろうと通販で注文したところ、先着順のため配送予定が6月上旬に。やむなく待って、届いたらすぐに植えましたが、翌日からカンカン照りに。不織布の日除けも通じず、次々と苗は茶色く干からびて、最終的に残ったのは40本のうち10本弱という悲惨な状況でした。でも生き残りの苗からはそこそこおいしい安納芋が採れたので、今年も同じく苗を調達。そして、結局、本日、去年と同じような日照りの時の配達となりました。今年こそは、苗たちを枯らすまいと、黒いメッシュの日除けとたっぷりの水やりで、日照りとたたかいたいと思います。

2021年06月09日

6/8 ズッキーニ◇咲いたらすぐ実がなります

 ズッキーニが収穫の時期を迎えました。朝方、黄色名星形の大きな花が開きます。雌花と雄花がありますが、雌花の根元には既にズッキーニの実が出来はじめています。2~3日で花がポロリと落ちる頃には、もう収穫できる大きさになっています。ここで収穫を怠るとズッキーニはズンズン大きくなります。大きな葉の陰に見落とした実などあれば、あっと驚く30センチや50センチの夕顔のようなズッキーニの発見となります。大きくても食べられます。でも、量が多くて食べきれません。
 今年は、種から育ててみました。たくさん芽が出たのですが、5月に3株だけ畑に植えました。葉が長く大きくなり場所を取るからです。多分3株でも収量は十二分でしょう。

2021年06月08日

6/7 ゆきのした◇名前が涼しそうです

 ゴーシュ・ガーデン6月になると咲く花も少なくなり緑の茂みと化しつつありますが、よく見ると庭石沿いにゆきのしたが白い小さな花を満開に咲かせていました。
 春早々から、鴨の足とも虎の耳とも言われる円形で毛の生えた縞模様のある葉っぱが、日陰にひっそりと拡がっていきます。それが、初夏になると葉っぱの間から茎を伸ばして、可愛らしい白い花を咲かせます。よく見ると、5枚の花片のうち下2枚が白く尖った形でぶら下がり、上3枚が小さいピンクの飾りのような形で乗っかっています。近づいてみないとこんな可愛らしい花だとは気付かないでしまいます。
 今日は日中気温が上昇して30℃寸前に。ゆきのしたという名前も、実際の花姿も涼しげです。

2021年06月07日

6/6 絹さや◇三段ネット成長中

 絹さやえんどうが出来ました。5月15日に花が咲き始めてから20日。つるは上に伸び次々と花を咲かせています。絹さやは、豆よりもさやが魅力なので、豆が丸々とならないうちに、収穫したいものです。
 お隣のスナップえんどうもさやごと食べられますが、こちらは豆もプチッと弾けるようになるまで膨らませます。
 そのお隣はさやいんげん。こちらはつるが伸び始めたばかりで、実がなるのはまだ先になります。
 つるで採る豆の三段ネット。今のところ順調に育ってくれています。

2021年06月06日

6/5 かぶ◇ボーシュ(芒種)の畑から

 昨日は一日雨。ゴーシュの畑はお休みをしました。そして2日ぶりの畑に向かいました。この時期の畑は、1日見ないと野菜たちの成長ぶりに驚かされることが多く、何だかワクワクします。ましてや昨日は久々の雨。
 案の定、野菜たちは一段成長した姿を見せてくれました。先日ようやく間引きが一巡したと思っていたかぶが、一気に収穫できる大きなかぶになりました。漬物、味噌汁、牛スジの煮込み、しばらくかぶ料理が続きそうです。
 大根も雨水をグイグイ吸い込んだのか、首回りがグッと太くなり、一気にビッグに。5月24日の写真と比べていただければ、一目瞭然です。
 今日は二十四節気の芒種。稲や麦の種を播くという意味から田植えの時期を指しているようです。ゴーシュの畑もボーシュの畑となり、トマト、トウモロコシ、ナスなどの苗を次々と植え込んでいます。一方で収穫と収穫物の加工も始まり、さながら忙種の畑です。

2021年06月05日

6/4 キウイフルーツ◇この花にしてこの実あり

 この花は何という果物の花でしょうか、とクイズにでもしたくなるような大振りの花が葉に隠れながらも満開となりました。キウイフルーツの花です。
 キウイフルーツはつる性で繁茂する木ですので、暖かくなると新しいつるがニョキニョキと伸び始めます。そのつるに卵ボーロのような不思議なものが付き始め、それがある程度膨らむと、パンと弾ける音がしたかのように大きな白い花が咲き始めます。
 白い花片に囲まれてたくさんの雄しべのつぶつぶがあり中心には雌しべが。色は違いますが、まるでキウイフルーツの実を輪切りにしたような按配です。
 たくさん花が咲いたからと言って、全部実がなるわけではありません。特にキウイフルーツの木は、雄株と雌株があって、どちらも同じような花を咲かせます。受粉する花はそもそも半分です。通常、雌株を多く植えて受粉を促します。このガーデンでも雄株1本、雌株3本にしています。今年もたくさん実がなることを祈ります。

2021年06月04日

6/3 ジャンボにんにく◇茎を食べるにんにくです

 ゴーシュの畑のにんにくです。ホワイトにんにくを中心に、小ぶりながら香りの強い島にんにくや品質の高い青森にんにくなどを植えています。手前の20個ほどはジャンボにんにくです。その名のとおり、地下にできる球根状の鱗茎は大型です。でも、通常のにんにくとして使うには大味のようです。ジャンボにんにくは、茎にんにく(にんにくの芽)がおいしく食べられます。にんにくトウ立ちしてねぎ坊主のような花を咲かせますが、その茎も食べられてスーパーなどでも売っています。ジャンボにんにくの茎は太くて柔らかく真っ直ぐです。炒め物などに最適です。

 にんにく畑は、トウ立ちの時期を過ぎて葉が枯れ始める頃、今月下旬、収穫の時期を迎えます。うまく行けば大量の収穫となりますが、消費の方は大量には使わないので、昨年から余ったにんにくは発酵させて黒ニンニクにして長期保存しています。

2021年06月03日

6/2 じゃがいもの花◇順調に育ってます

 4月15日に植え付けた今年のじゃがいもですが、順調に育って葉が茂り、このところ次々とトウが立って花が咲き始めました。黄色い雌しべが突き出て花片は薄紫や白で房状に咲いて、ちょっと愛嬌のある形です。残念ながら、ゆっくり鑑賞するわけにはいかず、余計な養分を取らないように早めに摘み取ってしまいます。
 最近、スーパーに行くと、じゃがいもがちょっと高いのに気付きます。昨年のじゃがいもは、全国的に不作だったようです。芽を出すまでに寒く雨の日が多く種芋が腐れてしまったようです。ゴーシュの畑でも収穫は前年の半分くらいでした。今年は去年のような天候不順もなく、順調に育っています。芽かき、土寄せとこれからの作業がありますが、7月の収穫が楽しみです。

2021年06月02日

6/1 つるバラ◇6月と言えば薔薇の花

 今日から6月。6月の花と言えば、バラを挙げる人が多いのでは内でしょうか。ゴーシュガーデンにもいくつかバラの花が植えてありますが、今のところ咲いているのは、つるバラだけです。つるバラは、アーチに誘引してバラの花のゲートを作ろうとしています。ピンク色の花で、丸い形に花片がギッシリと重なっているので、イングリッシュローズ系かと思います。たくさんのつぼみがあるので、これから、もっとゴーシュガーデンを賑わしてくれそうです。

2021年06月01日

5/31 スープセロリ◇花も咲きます

 ハーブ園に去年植えたスープセロリが今年も芽を出して育っていましたが、花も咲きました。
 スープセロリはセロリの仲間ですが、セロリほど茎が太くならずどちらかというとミツバに近い感じです。やはり名前のとおりスープの浮き実などに使います。それだけだと少量あれば十分なので、炒め物など調理法の拡大が今後の課題です。

2021年05月31日

5/30 ジャスミン◇香り高く美しく

 ジャスミンの花が咲き始めました。
 羽衣ジャスミンと言って、桃色のつぼみから次々と淡いピンクの花が咲き、満開時には桜のように見事な咲きぶりです。
 ジャスミンは、花姿とともに、その強い香りが魅力です。いわゆる香水のような良い香りが近づくだけで匂ってきます。
 古代エジプトではクレオパトラが愛したとか、ディズニー映画の「アラジン」に出てくる王女がジャスミン姫だったり、ジャスミンにはエキゾチックなロマンチックな香りがします。
 この香りを何とか生かしたいものだと花片摘みをしてみようと思うのですが、結構短い期間で咲いて散ってしまうのでなかなか摘みきれずちょっともて余し気味です。今年はどうなりますか。

2021年05月30日

5/29 いちご◇赤くなりました

 イチゴの実もふくらんで赤く色づき、収穫の時期を迎えました。せっかくの出来栄えを鳥に盗まれないように、しっかりとアミをかぶせてあります。来週あたりが盛りとなりそうです。
 大根、かぶ、いちごと、ゴーシュの畑も今シーズン野菜の収穫が始まりました。

2021年05月29日

5/28 ダイアンサス◇秋まで咲き続けます

 ゴーシュ・ガーデン入り口のウェルカム・マスコットたちの前に、ダイアンサスの赤紫色の花がようやく咲き揃ってきました。これから秋まで彩りを添えてくれます。
 ダイアンサスは、ナデシコ系の花で、広くはカーネーションもダイアンサス属に含まれます。暖かくなると次々と花を咲かせ、夏場は花数が少なめですが、秋まで途切れることなく咲き続ける宿根草です。
 回りには、ゆりやりんどうもあって、これからウェルカム・ゾーンを賑わせてくれそうです。

2021年05月28日

5/27 ミント◇クールな香り

 いつの間にかハーブ園にミントがこんもりと繁り始めました。
 ミントは特別に繁殖力が旺盛で、この花壇も本当は水仙のために作ったのですが、どこからかミントが地下茎で侵入してきて、いつの間にか水仙が咲き終わる頃にムクムクと芽を伸ばして、春から秋まで我が物顔に繁るようになりました。
 メンソールのクールな香りが特徴で、山形のこの近辺では、以前から「ハッカ」が特産品だったようです。なおさら勢いがいいわけです。葉っぱが尖っているのでスペアミントと思われます。香りがマイルドで、お茶や料理の香り付けに使われます。
 ハーブティーとしてはカモミールの甘い香りにかなわず、使い道に窮しているところですが、とりあえず、若葉を摘み取って乾燥して保存することにしました。使用方法については、これからの課題です。

2021年05月27日

5/26 カモミール◇りんごのような甘い香り

 ハーブ園で、カモミールの花が咲きました。
 全体はまだ葉が茂り始めたところで、満開までにはまだ1ヶ月ほどありそうですが、2~3本茎がヒュルヒュルと立ち上がったと思ったら、黄色い花粉がたくさんふいた花芯にひらひらの白い花片が円を描いた、可愛らしい花を咲かせました。
 カモミールの花は、りんごの甘い香りがするのが魅力です。この花を摘んで乾燥させて、ハーブティーにして飲みます。
 満開時の花摘みは、結構手間がかかりますが、カモミールティーの一杯に心も身体も癒やされます。実際、整腸作用もあるようです。

2021年05月26日

5/25 ラズベリー◇花が咲きました

 ゴーシュガーデンのハーブ園では、ラズベリーの花が咲いています。
 初夏に赤い小さな甘酸っぱい実を付ける木いちごです。去年の秋に出た枝と、春から芽を出してスクスク育った枝から、葉が出て、その間にちらほら白いものが見えてくると、それが花です。花片は小さくすぐ散って、丸くてプチプチの花芯が姿を現します。しばらくすると薄黄色になって膨らみ始めます。そうすれば2~3日で赤く熟して採り入れの時期となります。
 今年は、新たに黄色のラズベリーの苗も植えてみました。少しは結実すると期待しています。

2021年05月25日

5/24 大根◇収穫を迎えました

 春だいこんが収穫を迎えました。
 予想よりちょっと遅くなりましたが、首回りが十分太くまずまずの出来です。味はちょっと辛みがあります。胴から先がすっと細くなっているので、夏や秋のだいこんと比べてボリュームが小さい感じです。
 だいこんはビタミンCや鉄分、食物繊維などに富み、ジアスターゼという消化酵素も多く含まれています。また、葉の部分にも各種ビタミン、ミネラル、β-カロテンが豊富で、機能性にも優れています。
 味噌汁や炒め物などで早速いただきたいと思います。

2021年05月24日

5/23 ブルーインパルス◇ゴーシュの畑に現わる

 どんよりとした曇り空ですが、ゴーシュの畑では大根、えんどう、じゃがいもなど野菜たちがスクスク育っています。
 キジがケンケーンと啼いたりカッコーが啼いたり、今が盛りの田植えの機械の音が聞こえたりののどかな午後の昼下がり、空に自衛隊のジェット戦闘機、ブルーインパルスの編隊が現われて、30分余りにわたり、上空を旋回しました。山形市内で行われている「東北絆まつり」のイベントだそうです。何度も煙で円を描いていました。
 超音速なので、轟音のする方向と飛んでる位置は違うんだと言うことが良くわかりました。ジェット機は最大5機の編隊でしたが、それに煽られたのか、川からカモが5匹の編隊を組んで飛び上がる場面が何度か見られました。畑から見える大きさは同じくらいなので、どちらも同じように大空を気持ちよく駆けているように見えました。

2021年05月23日

5/22 しゃくやく(芍薬)◇立てば芍薬座れば牡丹

 しゃくやくの白い花が満開になりました。ゴーシュガーデンでは赤紫色のしゃくやくがほとんどなのですが、この一角はほとんど白色で毎年早く咲きます。つぼみはうっすらピンク色で、開いた花片にもピンク色が残っています。
 草花なので毎年芽を出しますが、春の連休頃にひょっこり赤っぽい茎葉を現したかと思うと、ひゅるひゅると見る間に大きくなり、今や草丈7~80センチくらいです。枝分かれはしますが、茎のてっぺんに大輪の花を咲かせますので、美人を表する「立てば芍薬」というのもそのすらりとしたイメージから来ているのかもしれません。

2021年05月22日

5/21 あやめ◇今日は小満です

 今日は一日雨模様。雨の日にはあやめの花が似合います。梅雨を前に花の盛りを迎えました。花菖蒲やジャーマンアイリスなどもちらほらと咲いています。
 今日は二十四節気の小満です。草も生え、木にも葉が茂り、虫や動物たちも活動を始め、自然界の役者が一通り出揃ったようです。ゴーシュの畑も苗が揃ってきて、植え込みの時期となりました。葉物のほうれん草や小松菜は一足先に収穫OKです。一日一日の変化が楽しみな季節となりました。

2021年05月21日

5/20 イカリソウ(錨草)◇UFOのようなドローンのような

 アヤメの回りの草取りをしていたら、奇妙な花を咲かせる草を見付けました。薄紫でとんがり帽子のような吊り下げられた花が特徴的です。花片4枚でできていて、四つ足のUFOかはたまたドローンのようにも見えます。これが一般的には船のイカリの形に見えるというのでイカリソウと呼ばれる野草です。毎年、雑草なんだからと、アヤメ鑑賞の邪魔だからとむしり取っていました。今年は、山野草への興味も湧いてきましたので、このまま鑑賞したいと思います。

2021年05月20日

5/19 キングサリ(金鎖)◇庭のニューフェース

 公園や家のお庭でフジの花が満開なのを見かけますが、ゴーシュガーデンにもフジのような房状の花が見られるようになりました。キングサリと言って花の色形からキバナフジとも呼ばれますが、フジとは別の植物です。
 先日、園芸店から買ってきて、植えました。3番目の孫の記念樹です。彼は2歳半になりますが、なぜ今頃記念樹を植えたかというと、一昨年、昨年と植えた記念樹が枯れてしまったので、今回が3度目の挑戦なのです。これまでは、カッシアという夏に黄色の花をひらひらと咲かせるマメ科の植物を植えたのですが、寒さに弱かったようでこの春も芽を出してくれません。そこで、似たような黄色の花を咲かせる木はないかと探していたら、園芸店で黄色のつぼみを付けたキングサリを見付け、これだ!と購入したわけです。
 お兄ちゃんの記念樹ハナモモの脇で、来春も黄色の花を咲かせてくれることを祈っています。

2021年05月19日

5/18 パンジー◇色は咲いてのお楽しみ

 ゴーシュガーデンにも、花壇には定番の春の花パンジーが咲いています。
 種から育ててようやく花数がそろってきました。去年の11月に種をまいて、冬はサンルームに避寒して、20株余りの株が育ちました。4月1日に最初のつぼみが確認されてから、大きな苗から順次プランターや地植えであちこちに配置しました。
 とこらが、困ったことは、花の色がわからないままに植えなければならないということです。赤・紫・黄・白などさまざまな色の混合の種なので、咲きそろったらさぞかしきれいだろうと思って冬の間から楽しみにしていたのですが、4月半ば過ぎてもつぼみが出ない株が多く、つぼみで色を確認するまで待っていられなくなりました。列に並べて植えても色がわからないので、色の配置がバランス良くなっているのかは、咲いてみてのお楽しみということです。そして1ヶ月後。写真の2例は比較的バランス良かったのですが、道路脇の一列は、茶色と白がほとんどで彩りがイマイチとなりました。

2021年05月18日

5/17 花車◇ツツジの変わり種

 ゴーシュガーデンのつつじの中でちょっと変わった花を咲かせるものがあります。花車という名前で、つつじの普通はラッパ状に咲く花びらが五つほどに分かれていて、まるで風車のようです。雌しべや雄しべも長く伸びて象の鼻のようにひゅいっと上を向いているのがユーモラス。葉っぱは触るとペタペタ。野山に生えるモチツツジを園芸用に品種改良したものです。
 緑の葉も混じって涼しげに咲いています。

2021年05月17日

5/16 ヒメシャガ◇小さい小さいあやめです

 5月も後半になると、最高気温が25度を超える日も出てきて、暑い夏の気配を感じさせます。
 ゴーシュガーデンの庭石の脇に、芝桜などに埋もれながらも小さなあやめのような版花が咲き出します。ヒメシャガという山野草です。姫射干と書いてヒメシャガと読みます。シャガというのは、学名をIris Japonicaと言って、古くから日本で親しまれてきたあやめの一種です。そのシャガの花と色形が似ていることからヒメシャガと呼ばれています。花は2センチくらい高さも20センチくらいと小さいながらも、薄紫色に白と黄色の模様の入った花は気品を感じさせ、初夏の暑さを忘れさせてくれます。

2021年05月16日

5/15 エンドウ豆◇花が咲いてネットを張って

 ゴーシュの畑に今年は豆類をたくさん植えています。絹さやえんどうがまず白い花を咲かせました。続いて、そら豆が白と紫のツートーンの花を咲かせました。隣にはスナップえんどうとさやいんげんが育っています。絹さやには支柱を立ててつるをからませるネットを張りました。今後、スナップえんどうとさやいんげんもネットを張って三段ネットが立ち上がる予定です。
 ゴーシュの畑初登場の豆たちなので、どのくらい実がなるものか、収穫の日が楽しみです。実は、絹さやとそら豆は寒さに強いので晩秋に種をまくと冬越しして春には収穫できると聞いて、去年11月に種をまいたのですが、スクスクと苗が育ったものの、豪雪の下敷きになりあえなく窒息死(又は凍死)してしまいました。冬越しというのは雪が積もらない地域での話だったのですね。今回は春蒔きでリベンジです。

2021年05月15日

5/14 ぼたん◇雪にも負けず

 ぼたんの花が咲きました。ここ2~3日でつぼみがぐんぐん大きくなったと思ったら、今日は大輪の花が三つ咲きました。紫紅色で、ぼたんらしいぼたんです。でも、牡丹色というともうちょっと桃色ぽい色を言うようです。
 この場所は、冬場には屋根から落ちた雪のたまり場になって、この冬も2メートルを超える雪が長い間積もっていました。その下でこのぼたんは、枝がぺしゃんこにつぶれながらも雪が融けると起き上がり、新しい芽を出して見事な花を見せてくれます。そのたくましさには頭が下がります。

2021年05月14日

5/13 たけのこ◇いつ掘ればいいものやら

 ゴーシュガーデン、鬼門の北東はお稲荷さんが鎮座し、その周囲は竹林になっています。2メートル×2メートルくらいのわずかなスペースに細い笹竹や直径5センチくらいの立派な竹などが密に生えています。背の高いものは4~5メートルくらいあります。冬場は雪の重みで四方に垂れ下がったりで扱いに困るのですが、一つだけいいことは、タケノコが食べられることです。繁殖力旺盛で次々と周囲に地下茎を伸ばし、毎年思いがけないところにタケノコが飛び出してきます。そのままにしておくと竹林になってしまうので、柔らかいうちに掘って食べてしまいます。竹輪くらいの細さですが、それなりにおいしいです。
 今年は、孟宗竹並みに太いやつが出ているのを発見しました。芽を出してから3日目くらいですが、明日あたりが掘り頃でしょうか。奥にも1本大きいのが出ています。残念ながら大きな石の右側は、お隣さんの敷地です。タケノコは、地下茎でつながっていても生えた土地の所有者に所有権があります。大物の収穫は1本だけで我慢です。

2021年05月13日

5/12 かりん◇今年も豊作?

 ゴーシュガーデン西側のフルーツラインにはかりんの木があります。植樹してから40年くらいになり、結構大きくなり、秋にはたくさんのかりんの実を付けます。去年も百個はくだらない数の実がなり、黄色になってぽとぽとと落ちていました。一昨年はそれほどならなかったので、豊作は二年に一回のようです。そうすると、今年は実は少ない年ですが、花の咲き具合を見ると去年と変わらず多いような気がします。
 かりんの実は堅くて渋くて、使い道は限られています。かりん酒にするのが一般的なようです。ゴーシュ・ファクトリーでは、果肉と種を煮てエキスを取ってかりんエキスのジャムにしています。ちょっとかりんの渋みがありますが、喉にやさしく、消化器にやさしく、疲労回復などの薬効成分に富んでいるので、健康づくりにはよいかもしれません。

2021年05月12日

5/11 アジュガ◇葉は不気味、花はきれい

 雑草取りをしていると、こんな花が所々に咲いているのに気付きます。アジュガという名前で、西洋キランソウとか西洋ジュウニヒトエとも呼ばれます。
 切れ目の入ったきれいな紫色の花をトウ立った茎の両側に段々に付けます。
 花姿はきれいですが、花のない時期は寒くても繁殖力が旺盛で、他の草花を駆逐するような勢いです。ちょっと赤みがかった葉が円状に生え、それが次々と回りに増殖していきます。茎が地面を這って株を増やしていくという植物です。放っておくと無限に増えそうなので、花の時期以外は雑草として取ってしまいます。でも、根がびっしりと張っていて、なかなか抜けません。観賞用に改良されたものが野生化したようですが、この庭にもどこから侵入してきたものやら。花がきれいなだけに、悩ましい草です。

2021年05月11日

5/10 スズランとナルコラン◇静かに咲いています

 陽春の候は花だけでなく雑草の勢いも増してきます。すでにスギナなどが我が世の春とばかり背丈を伸ばしています。草取りをしていたら、雑草の陰でスズランが咲いているのを発見。ひっそりた咲くものだから、見逃すところでした。
 そういえば似たような花のナルコランは咲いたろうかと思って探したら、こちらも雑草の茂みの後ろで静かにたくさん咲いていました。ナルコランというのは、通称のようで、実はアマドコロという植物のようです。ナルコユリというのがあって鳴子のように白い花房を付ける姿が似ているのでアマドコロを鳴子ランというようになったようです。
 ゴーシュガーデンでは、つぼみを刻々と膨らませているものもあり、季節の移り変わりはスピードを上げているようです。

2021年05月10日

5/9 蓮華つつじ◇つつじの季節到来

 ゴーシュガーデンはつつじの見頃を迎えました。
 今を盛りと咲き誇るしゃくなげを前に、黄や橙、ピンクに紫と色とりどり、大小様々、形も様々のつつじが、次々と咲いています。
 こちらは黄色の蓮華つつじです。つぼみの時の花房が蓮の華に似ていることから名付けられたそうです。大振りの花が見事です。
 他のつつじも順次ご紹介したいと思います。

2021年05月09日

5/8 春大根◇最後の間引き

 3月17日に種をまいた大根。3月25日に発芽。その後順調に育って、1カ所4本の芽を3本に、3本を2本に間引き、とうとう2本を1本にする最後の間引きとなりました。
 間引きといっても、もはや細いニンジンくらいにはなっています。もちろん、無駄なく食したいと思います。大根の部分は10本ばかりぬか漬けにしてみました。葉っぱも柔らかく、油揚と炒めて食べます。
 大根は春蒔きの夏大根と夏蒔きの秋大根を作っていましたが、昨年、暖冬で雪がないのを機に、早春蒔きの春大根に挑戦。5月上旬には収穫を迎えました。そこで、今年は大雪でしたが、雪が融けるのを待って種まき。去年より10日ほど遅れなので、あと10日くらいで無事収穫を迎えそうです。

2021年05月08日

5/7 ブルーベリー◇収穫増に向けて第一歩

 ゴーシュガーデンのハーブ園でブルーベリーの花が満開になりました。
 ベリーという名なので木イチゴの一種かと思いきや、ツツジ科の花木です。そういえばこの花は、ドウダンツツジの花にそっくりですね。
 青紫色の実が甘くてポリフェノールいっぱいで健康にもいいので、収穫量を増やしていきたいと思っています。苗木は6本ほど植えましたが、ツツジの木ですからそう簡単には伸びてくれません。
 品種選びには注意が必要です。自家受粉しにくいので、別品種の木がもう一本必要なのですが、ブルーベリーにはラビットアイ系とハイブッシュ系の2種あって、同型の別品種でなければ受粉に寄与しません。わが園はすべてハイブッシュ系。品種名は、買ってくるときは名札が付いているのですが、品種が多すぎて買ってくる度に違う名前なので、覚えきれません。忘れてしまいました。でも、毎年、受粉してます。
 今年の収穫に乞うご期待。

2021年05月07日

5/6 いちご◇実がなるのが楽しみ

 イチゴの花がたくさん咲いています。
 白い花びらの中心に黄色の花粉がいっぱい。その下にイチゴのつぶつぶになるめしべがあって、その下にはイチゴの実になる花托があり、花びらが落ちると下を向いて膨らみ始めます。小さな緑の実がさらに膨らんで、白になり、やがて光を浴びて赤いイチゴになります。2週間くらいたつと収穫が始まりそうです。

2021年05月06日

5/5 うど◇もみ殻の中から芽を出しました

 今日は立夏です。
 ゴーシュの畑の山菜コーナー。うども収穫の時期となりました。
 自生のうどですが、芽が出るところ一帯にもみ殻を厚めに積んでいます。そうすると、もみ殻の中にある部分は光が当たらないので白くなります。店で売られているような白うどを収穫することができます。軟白栽培といいます。もみ殻をもっと山のように盛れば、もっと長い白うどになるでしょう。
 しばらく若芽を食して楽しめます。しかしその後は、ぐんぐんと枝葉を伸ばして、夏場には高さ2メートルを超えるうどの大木になり、畑の一角はうどの林のようです。でも、晩秋になればちゃんと枯れて、空洞になった枝を刈り払えば、何事もなかったようにもみ殻の山に戻ります。何とも変化の激しい植物です。

2021年05月05日

5/4 芝桜◇ピンクの絨毯

 今の季節、あちこちの公園や原っぱで芝桜の名所があって、満開になって一面をピンクや白で絨毯のように彩っています。
 ゴーシュガーデンでも要所要所をきれいな絨毯を見せてくれています。ただ、花でびっしりとはいかず、葉っぱの緑が結構目に付きます。秋の落ち葉が覆ったり芝の葉の中に入り込んだりして、新芽の出が良くなかったり、花芽が付かなかったり。今年のような豪雪では、雪解けを待っての手入れも行き届かず、残念ではあります。さらにはスギナなどの雑草が勢いを増して、花姿を隠してしまいます。
 落ち葉や雑草処理さえすれば、自然と回りに拡がっていくので、来年に向けてはさらに増植したいと思っています。、

2021年05月04日

5/3 もみじ◇カブトムシの木

 新緑の季節、もみじの木の若葉がとてもきれいです。もみじと言えば秋の紅葉が美しいですが、春のもみじもそれに負けず劣らず。緑の紅葉は黄緑色に輝き、赤の紅葉は初々しい赤みを帯びた葉を広げています。
 よく見ると、どのもみじもたくさんの花を咲かせています。赤いもみじの花は小さい小さいサクランボのようです。秋にはプロペラのような実を付けます。
 南側の緑のもみじには、子供の頃、毎年夏にカブトムシが集まってきました。ちょうど脇の道路に水銀灯が立ったので明かりに誘われてきたようです。夏休みの朝は、カブトムシを捕るために早起きしたものです。まだ昭和40年代の話です。数年たったら、自然環境が変化したのか、カブトムシもクワガタも飛んで来なくなりました。
 

2021年05月03日

5/2 こごみ◇畑で山菜採り

 ゴーシュの畑の西の端にはこごみとウドが生える場所があります。春の日差しが強くなって、コゴミがくるくると丸まった頭を次々ともたげてきました。自生した場所をそのままにしているだけですが、毎年生えてきます。店で売られているような立派な物ではないですが、ひととおり摘んでみると、小さなかご一つ分採れました。
 こごみというのは、山菜としての通称で、本当の名前はクサソテツといいます。シダ類なので、湿りがあって日当たりのいいところに群生します。そうした場所があれば平地でも生えるので、山に行かなくても山菜採り気分で楽しめます。
 次々と芽が出るので、あと1・2回は採れそうです。今晩のおかずはこごみのおひたしで。

2021年05月02日

5/1 ハナミズキ◇メモリアルな美しさ

 5月に入り新緑の季節到来です。
 5月の花といえば、ハナミズキ。5月9日が私の誕生日なのですが、その頃に咲いている花がハナミズキなので、10年くらい前に庭に4・5本植えました。白い花の木は成長し、花も見事に咲きます。今年は、雪で折れた枝にも花が満開です。赤い花の木は育ちが悪く、長年花が咲きませんでしたが、今年はようやく花を咲かせてくれました。土が合わなかったのでしょうか。
 ハナミズキは、アメリカの国の花木とされるようにアメリカ人に親しまれています。100年余り前、日本から桜の木がアメリカに贈られ、ワシントンのポトマック河畔の数千本の桜並木として親しまれていますが、その返礼に日本にハナミズキが贈られたという、日米の蜜月時代の逸話があります。
 そして、もう一つの逸話は、一青窈のヒットソング「ハナミズキ」です。「君と好きな人が100年続きますように」というようなちょっと不思議な歌詞は、2001年9月11日の同時多発テロという悲惨な出来事に心をいため、平和への願いを込めて作られてた歌だといわれています。
 十字の花が天に向かって咲く姿に、世界全体の幸福を願わずにはいられません。

2021年05月01日

4/30 石楠花(しゃくなげ)◇庭のあちこちに咲いてます

 ゴーシュガーデンには、しゃくなげの花があちらこちらに咲いています。ツツジのようにおおきな花を房状に付け、白や淡いピンクや濃いピンクなど、気品のある色合いで、満開になるとそのボリュームに圧倒されそうです。
 なぜこんなにしゃくなげがあるのかというと、私の父親がしゃくなげ愛好家で、たくさんのしゃくなげの鉢植えを収集していたからです。昭和から平成の20年頃までの話ですが、当時趣味の園芸家にはしゃくなげの魅力に取り憑かれる人が多かったようです。大きくなった物から順に地植えしていましたので、それが今でも残っています。
 品種もいろいろあり、遅咲きの物もあって、ゴーシュガーデンはこれからしばらくしゃくなげの花を楽しむことができます。。

2021年04月30日

4/29 花蘇芳(ハナズオウ)◇目を引く赤紫

 ゴーシュ・ガーデンの西側は果樹が並んだフルーツラインになってます。りんご、柿、プラム、プルーン、かりん、キウイ、イチジク。そのラインの中に、赤紫の花が鮮やかに咲いているのが目を引きます。
 この時期、あちこちの庭でも満開になっているのを見かけますが、花蘇芳(ハナズオウ)です。すおうというのは、マメ科の植物で、莢などから染料が取れ、蘇芳色という黒みがかった赤色に染めるのに使われます。ハナズオウの方は、同じスオウの仲間ですが、幹は太くなり、マメ科とはいえ立派な花木です。染料も取れません。ただ、秋にはマメ科らしく莢状の実を付けます。

2021年04月29日

4/28 ニラ◇3年目の収穫

 ゴーシュの畑の東の端にニラが植えてあります。
 ニラは、種をまいてから収穫まで足かけ2年かかります。このニラも一昨年の春にまいてつくった苗を夏に定植してその年の葉は細くて食べられませんでした。去年の春からようやく太いニラが伸びるようになって、初夏から何度か食べることができました。
 3年目の今年は、春先からしっかりと太い葉が伸びました。もう待ちきれず、太いところだけを摘んでみました。2年目の葉よりさらに太くなっています。早速、おひたしにしていただきたいと思います。

2021年04月28日

4/27 チューリップ◇咲いた咲いたやっと咲いた

 ゴーシュガーデンにもチューリップが咲きました。ハーブ園の脇に2列に並びました。球根は、何色だかわからずに植えたのですが、一列はずらりと濃いピンク色が並びました。
 ゴーシュガーデンでチューリップがこれだけ咲いたのは数年ぶりです。この数年、いくら球根を買って植えても、春には一つも芽を出さないことが続きました。原因は、ネズミです。冬の間、雪の下でネズミたちは自由自在に動き回りますが、そこで遭遇するチューリップの球根は、彼らの大好物のようです。今年もいくつか食べられた形跡がありますが、ブロックで囲んだのが効果あったようです。さらに来年はブロック作戦を徹底して、チューリップ満開といきたいものです。

2021年04月27日

4/26 りんご◇今年は実がなるかな

 ゴーシュガーデンのりんごの木もピンク色のつぼみから白い花を咲かせ始めました。
 りんごの木は2本あって、右の品種が「ふじ」。甘みが強く果肉の中心にミツと呼ばれる甘みの濃い部分ができます。でも、店で売られているような立派なりんごになるには、サクランボと同じように、1年間丹念に手をかけなければなりません。苗木を植えてから8年くらいですが、去年初めて実をつけました。3センチくらいの小さなくすんだ色の実で、お世辞にも美味しそうとは言えませんでしたが、一応食べてみたところ、甘いりんごの味がしました。
 左のもう1本の品種は「こっこう」。酸味が強く、加工向きのようです。りんごは自家受粉しないので、「ふじ」の受粉用にと隣に植えています。
 花の数は、去年より増えたようです。是非、今年も実をつけてほしいものです。店で売られているようなりんごがなるまでには、あと何年かかるやら。

2021年04月26日

4/25 ドウダンツツジ◇庭の引き立て役

 花木や草花など春の花々が華やかに裂いている中で、白い小さな花をたっぷり咲かせているのがドウダンツツジです。近づいてみると、スズランのような白い花が房のようになっています。葉も小さく枝が密生していて伸びも早いのでいろいろな大きさや形に刈り込みやすい花木です。そういう意味では庭の引き立て役といったところ。春は白い花で秋は真っ赤な紅葉で庭を明るくしてくれます。

2021年04月25日

4/24 花海棠ハナカイドウ◇ぼんぼりのように愛らしく

 桜が散る頃に桜に代わってピンク色の花が満開になったのがハナカイドウです。漢字では、花海棠と書きます。中国で古くから愛されている花木。海棠カイドウとは、海外から来た梨との意味で、リンゴに似てぼんぼりのように丸いつぼみが膨らんで、下向きに丸みのある花をたくさん付けます。サクランボのような小さな実が付きますが、食べられません。
 この木も、ゴーシュガーデンでは古株です。毎年、ひこばえがツンツンと出て、生命力旺盛です。
 ハナカイドウが咲くといよいよ春爛漫です。

2021年04月24日

4/23 桜草◇時間を超えて咲き続ける

 サクラソウが紅色の小さな花をたくさん咲かせています。この花、50年も前の自分が子供だった頃にもここに咲いていたことを記憶しています。おそらく、この庭がそもそも造られたのは昭和初期ですので、その頃から咲き続けているのではないでしょうか。
 サクラソウ系の花は、花屋さんでも結構売られています。プリムラとかジュリアンとかポリアンサスなどの西洋種が品種改良されて華やかに並んでいます。
 こちらは、日本桜草で、日本に古くから自生していた者のようです。河原などに群生していたことから、江戸の武士達にも愛されていたといいます。可愛らしい見た目と違って、古風な花ですね。

2021年04月23日

4/22 さくらんぼ◇今年の実りはいかに

 ゴーシュの畑の周りはサクランボ畑です。今年は随分早く一面満開となりました。
 近所の農家はどこも山形の代表的果物の生産に励んでいます。1年がさくらんぼを中心に回っているようです。サクランボ農家は、6~7月の収穫だけでなく、早春の剪定から消毒、みつばちを放っての受粉、葉摘み、摘果、収穫後も肥料や草刈り、消毒と晩秋まで仕事は尽きません。
 この冬は豪雪で、湿ったドカ雪が何度か降ったため、たくさんのサクランボの木が、太い幹状の枝が根元から折れたり、木そのものが倒れたり、大変な被害がありました。雪が溶けて折れた木枝の処理がようやく終わった今月、早く育った花芽が遅霜に遭って7~8割の花が咲かなくなった畑が多いそうです。サクランボ受難の年、これからの農家の頑張りで、6月には例年どおりに赤い実が店頭を飾ってほしいものです。

2021年04月22日

4/21 たんぽぽ◇美しくたくましく

 晴天の日が続きますが、ゴーシュガーデンの雑草も着実に伸び始めました。今日は、今年最初の草刈りです。
 この時期、草刈りをすると出くわすのが、鮮やかな黄色の花を力一杯開いているたんぽぽ達です。あちらこちら至る所に咲いて、春らしい庭を演出してくれています。花壇に花が咲いたかなと思ったら、よく見るとタンポポだったりします。
 きれいなのですが、放っておくとどんどん増えていく繁殖力旺盛なので、ここは容赦なく刈り込むこととしています。
 英語ではダンデライオンと言って、ギザギザの葉っぱにちなんで名付けられました。若葉を摘んで食べる国もあるそうですが、まだ試してみたことはありません。

2021年04月21日

4/20 花桃◇成長のよろこび

 花桃が鮮やかな桃色の花を咲かせました。ゴーシュガーデンが春の花に包まれる、一年で一番美しい季節を迎えつつあります。その魁とも言えるような鮮やかさです。暦の上では今日は穀雨。田畑にもしっかりと雨が降って、いよいよ作物の成長の季節を迎えます。今年は、今日からしばらく雨のない穏やかな日が続きそうですが。
 この花桃、5年前に初孫が生まれたのを記念して植えたもの。小さかった苗木も今では高々と花を咲かせるまでに成長しました。孫本人は、2月に5歳の誕生日を迎え、4月には保育園の年長さん。今日は、祖父母の役目と楽しみにしていた、ランドセルを予約してきました。子供の成長も本当に早いものです。

2021年04月20日

4/19 一人静か◇静御前の舞う姿

 ゴーシュガーデンのツツジなどの植木の陰にヒトリシズカが咲きました。こんなに早く咲くのだったかな、とちょっと驚きました。
 管掃除用のブラシを立てたような、でも、白い房が緑の襟に播かれたような、珍しい花姿は、一人で静かに咲いているという清楚さを感じさせます。
 名前の由来は、源義経の側室の静御前の舞姿にあるようです。兄頼朝の討伐命令によって京から落ちていく義経と行き別れになり、捕らえられ、鎌倉に連行された静御前が、頼朝と妻北条政子の前で、義経を思う舞を舞い、政子の言葉により赦免されたという、故事があるそうです。この花が咲くと、800年も前に思いを馳せ、人の世の儚さにちょっとセンチメンタルになってしまいます。

2021年04月19日

4/18 水仙◇希望のシンボル

 ゴーシュガーデンのあちこちに水仙の花が咲いています。オーソドックスな黄色の水仙が大分早くから咲き始めて、その後、白や八重咲きや中央の副冠が肌色のものなど、いろいろな水仙を楽しむことができます。
 水仙の花は、イギリスなど欧米では希望のシンボルとされているようで、東日本大震災の時も水仙を植える姿が各地で見られたように思います。
 残念ながら、ゴーシュガーデンの水仙は、全般に花が少ないのが難点です。所によっては、こんもりと繁った葉っぱの中に花がポツリポツリ。日照不足か、土質か、植え替えをしないからか。来年はもう少し満開にしてみたいものです。 

2021年04月18日

4/17 プラム◇花は咲けども

 桜の花が散り始めると、フルーツの里山形は果樹の花のシーズンを迎えます。
 ゴーシュガーデンもいくつかの果樹がありますが、早速プラムの花が満開となりました。苗木を植えてから10年ほどになりますが、近年花付きがよくなり、白色の桜のようにたくさんの花を咲かせてくれます。
 ところが、残念なことに、一向に実ができません。無数の花の後から10個くらい結実するのですが、それも親指の先くらいの大きさまででポトリポトリと落ちてしまいます。大石早生という品種なのですが、どうやら自家受粉しない品種のようです。そういえば近くの畑にもプラムは見当たらないので、もう1本苗木を買ってきて植えなければ悩みは解決しないのでしょう。

2021年04月17日

4/16 菜の花◇小松菜、チンゲン菜・・・

 ゴーシュの畑にも花の季節がやってきました。去年の晩秋に収穫した野菜の生き残りの株から花芽が伸びて黄色い花をたくさん咲かせています。
 菜の花は、アブラナだけでなくて、アブラナ科の野菜が咲かせる花の総称です。ゴーシュの畑でも、小松菜、チンゲン菜、かぶ、白菜、青菜といろんな野菜の花が青空の下心地よさそうに咲いています。咲き始めの花茎を摘んでおひたしにしていただきます。春一番の畑の収穫です。
 「おぼろ月夜」に歌われる菜の花は、何の野菜だったのかな、などと余計なことも考えてしまいます。

2021年04月16日

4/16 垂れ桜◇今が見頃

 ゴーシュガーデン入り口の枝垂れ桜が満開になりました。苗木を植えてから13年くらいですが、ようやく見応えのある咲きぶりになってきました。
 山形の花見シーズンも後半戦といったところでしょうか。山形市の霞城公園は散り始めたようです。ゴーシュガーデン近辺ですと、天童市の舞鶴山公園が見頃。中山町の達磨寺の桜は間もなく満開といったところです。
 ゴーシュの畑から馬見ヶ崎川(白川)の堤防を500メートルほど下ったところに白川桜公園があって、こちらも今が見頃です。

2021年04月15日

4/14 雉(きじ)◇春の闖入者

 アスパラの別名がキジ隠しと紹介したばかりですが、そのゴーシュガーデンの畑に早くも雉が姿を見せました。畑全体を耕して、葉物野菜の種を少し播いたばかりの所ですが、何か美味しいものでも見付けたのでしょうか。
 カラスが現れると、逃げるように走り出しました。雉の走る姿には、いつも笑ってしまいます。あの短い足をどれだけ高速回転しているのかと驚くほどの速さで走ります。鳥なんだから飛べばいいのにと思うのですが、いつもトコトコとかけています。
 近くの馬見ヶ崎川の河原の雑木林が住処のようなのですが、この冬に、洪水対策の支障木伐採が行われ、林がなくなりつつあり、雉もどこかに行ってしまうのではないかと心配していたところでした。
 またの来園をお待ちしています。

2021年04月14日

4/13 菫(すみれ)◇可愛い花

 ゴーシュガーデンの北西の隅にお稲荷様があります。その石畳の脇にすみれが咲きました。
 毎年庭のあちこちにすみれが咲くのは見かけていましたが、今までは野草だからとあまり気にも止めずに他の雑草と一緒に刈ったりしていました。
 ところが、最近、ウィーンにすみれの花の砂糖漬けという高級菓子があることを知り、それなら庭のすみれでもできるのでは、と思ってしまいました。
 今年のすみれは今までと違って、とても可愛らしく見えます。これからは、すみれを守り育て、しずれ花が増えた暁には、砂糖漬けに挑戦してみたいと思います。

2021年04月13日

4/12 椿◇Camellia japonica

 山形では、椿は春の花です。東京の目白には椿山荘という明治時代の山県有朋ゆかりの椿の庭園がありますが、見頃は2月で、椿は冬に咲くという印象です。
 ゴーシュガーデンにも何本か椿がありますが、ピンクの八重咲きの椿は4月になってから咲き始めました。
 椿は梅とともに古来から日本で愛でられた花です。学名はCamellia Japonica。日本原産です。伊豆大島なども椿が有名ですが、本州以南の日本各地の比較的低地に自生する、日本の気候風土にあった花木なのですね。

2021年04月12日

4/11 レンギョウ◇春の息吹を感じます

 黄色い4弁の花が細枝にびっしりと。レンギョウの花が満開になりました。桜も咲いたこの時期になると、新たに咲く花々も、寒さに耐える健気さというより、陽光を思う存分浴びて春の到来を告げる力強さを感じます。まさに春の息吹です。
 レンギョウも、花が終わると葉が茂り、枝もツルのように伸びて、地面に着いた枝はそこから根が出るなど、繁殖力旺盛です。
 宮沢賢治のよき理解者でもある高村光太郎がレンギョウを好んだといいます。光太郎はレンギョウのどんな側面がお気に入りだったのでしょうか。

2021年04月11日

4/10 タラの木◇タラの芽食べたい

 お隣の畑の手前に、タラの木が2本あります。苗木を植えてから2年になります。桜が満開になるとき、枝の先端の芽が太って葉が開きそうになります。今こそ摘んで天ぷらにしたらどんなに美味しいことか。
 でも、この芽を採ってしまったら、次の芽も出ていないし、この木は枯れてしまうのではないか、と思うと伸びた手を引っ込めてしまいます。
 いや、下のこぶのような所から必ずや芽が出てくるから大丈夫。天然のタラの芽、明日になったら葉が開きすぎて美味しくなくなるかも。
 若芽2つを目の前にして、逡巡は続きます。

2021年04月10日

4/9 からし菜◇春の淡雪

 季節が逆戻りしたような寒さになり、今朝のゴーシュガーデンには、雪が降りました。これから作付けをしようと耕したばかりの畑にうっすらと雪が積もりました。
 片隅に緑の葉をこんもりと茂らせているのはからし菜です。大変寒さに強く、昨年こぼれた種から育った株が豪雪の冬を越しました。もう、葉を摘んでおひたしで食べられそうです。
 からし菜はこれから人の背丈ほどに大きくなり、菜の花のような黄色い花を咲かせ莢状の実をつけます。それを収穫して種を取り集めると、粒マスタードの原料になります。本当は、マスタード(洋からし)には白がらしという品種が良くて、こちらのからし菜は、種をつぶして和からしをつくるのですが、からし菜の粒マスタードもピクルスのような漬物風味でそれなりに美味しくいただけます。

2021年04月09日

4/8 雪割草◇木陰にひっそり

 福寿草が咲き終わる頃、脇の椿の木陰に雪割草が花を開きます。ミスミソウとういう野草で、早春に咲くことから雪割草とも呼ばれているようです。福寿草のようにもっと増えればきれいなのでしょうが、あまり出しゃばらない性格のようです。
 ちなみに、ミスミソウの名は葉が三角形をしていることに由来します。

2021年04月08日

4/7 桜◇そろそろ満開です

 山形でも桜がそろそろ満開のようです。
 ゴーシュガーデンの桜も今日の晴天で一気に咲き始めました。五分咲きくらいでしょうか。樹齢50年くらいで大きく成長しましたが、ちょっと高く茂りすぎたので、主幹を3分の1ほど切り落としました。花の量も今年は半分くらいです。
 切った枝先を集めて挿しておくと、本体よりも一足先に花を開きました。玄関先に飾っています。
 切り落とした幹もかなりあります。有効活用しようと、桜の木はなめこが好むそうなので、なめこの菌を買ってきて、100個ほど打ち込みました。日陰において、うまくするとこの秋には原木なめこを賞味できるかもしらません。

2021年04月07日

4/6 クリスマスローズ◇春に咲きます

 ゴーシュガーデンの梅の木の下に今年もクリスマスローズが花を咲かせました。
 寒さに耐えるようにうつむき加減に花を咲かせる清楚な美しさに惹き込まれてしまいます。今年は、真っ白な花も一輪咲きました。
 東北では早春、南の地方でも2月から咲き始めるので、クリスマスには咲きません。クリスマスローズと呼ばれる由来は、原種であるニゲルが、欧米でクリスマスの時期に白い花を咲かせることによります。日本で植えられているのは、オリエンタル種です。

2021年04月06日

4/5 アスパラガス◇収穫まであと何年?

 ゴーシュガーデンの片隅に、アスパラガスがひょろひょろと顔を出しました。昨年種を播いて、ポットから移して地植えしたものです。動きは早いのですが、この細さでは食べてもしょうがないですね。アスパラは、食べられるように太るまでは、2~3年かかるそうです。ことしも地道な手入れを続けるしかありません。
 アスパラガスはオランダキジ隠しとも言われますが、成長するとふわふわのほうき草のような葉が雉を隠すような姿になるからだそうです。葉の茂る5月過ぎになると、ケーンケーンの鳴き声とともにゴーシュガーデンに雉がやってきます。

2021年04月05日

4/4 こぶし◇木蓮の涙

 今日は二十四節気の清明。春本番で、何事も生気がみなぎり生き生きとしている時期。
 ゴーシュガーデンには、こぶしのピンクがかった白い花が涼しげに咲いています。ゴーシュの畑の脇の林には、白木蓮の大きな木に白い花が満開です。こぶしもモクレン属(学名Magnolia)の仲間だそうで、いずれも北国の山野では、桜に先立って春の訪れ、いのちあることの喜びを伝えてくれているようです。
 でも、今日は一日雨模様。スターダストレビューの「木蓮の涙」という曲がありますが、清明は、いのちあることへの喜びがあふれると同時に、先に逝ってしまった人への思いがこみ上げてくる時なのかもしれません。「会いたくて、会いたくて・・・」のメロディーが今日の雨のように心にしみわたります。



2021年04月04日

4/3 沈丁花◇咲きました

 ゴーシュガーデンの入り口に、じんちょうげの花が咲きました。これから満開になるにつれ、ほのかな小さな花の香りが訪れる人を癒やしてくれます。葉が月桂樹に似ていることから、学名はDaphne odora。ダフネは月桂樹に化身した女神、オドラは芳香のことだそうです。
 切り株にトマトを持って立っているうさぎさん。近くのリスさん、ワンワンさんとともに、近所の小さい子達の散歩スポットになっているようです。子供の声にも春の訪れを感じます。

2021年04月03日

4/2 梅◇開花しました

 東京や仙台でも桜が咲いて花見シーズンだというのに、山形はようやく梅が咲いたところです。ゴーシュガーデンでも梅干しにする白梅が咲き始めました。実の大きな紅梅の豊後梅は大きなつぼみで間もなく開花です。
 梅園で有名な偕楽園は、水戸藩主の徳川斉昭が、実を食せるという実利的なことから梅を植えることを奨励し自ら造ったとか。中国古来から、梅は学問の象徴でもあるそうな。
 今年もいい梅が採れますようにと今から楽しみにしています。



2021年04月02日

4/1 椎茸◇思いがけない収穫

シイタケの菌を植えたほだ木4本のうち1本にシイタケが6個ほど出てきました。きのこは秋に出るものと思っていましたが、どうした加減か、春にも出ることがあるようです。春早々で収穫できる野菜がない中で、思わぬ収穫となり、ちょっと得した気分です。
虫がいいようですが、秋にも出てくれることを期待してます。


2021年04月01日

11/25 キウイフルーツたくさん採れました

 キウイフルーツを収穫しました。夏には大きな葉っぱの茂みの中で実をつけているのですが、晩秋になって葉っぱが寒さで縮れて落ちたので、とうとうその全貌が明らかに。今年は豊作です。1個ずつ数えながら採りました。全部で122個。これをビニール袋にリンゴと一緒に1週間ほど入れておくと、リンゴの出すエチレンガスのおかげで、早く熟します。
 生で食べても美味しいし、ドライフルーツやジャムにもしてみたいと思います。

2020年11月25日

11/19 青菜収穫

 季節が1ヶ月ほど逆戻りしたような陽気です。
 今日は青菜の収穫を行いました。種を播いたのが8月6日。昨年は遅くなって生育不良の失敗作だったので、8月31日には畑に植え付けました。おかげでしっかりと育ってくれ、背丈は1メートルくらいにもなり、葉の芯のところも幅広で緑に光っています。すべて青菜漬けにします。葉の先の緑の所はカットして、パリパリの食感になる葉の芯の所を中心に切り分けます。軽トラ・ゴーシュ号の荷台いっぱいになりました。このままでは、葉がパリパリと割れてしまうので、4~5日裏干しして、しんなりとさせてから漬け込み作業に入ります。塩漬けしたあと、だしをきかせた青菜漬けの素で漬け直しとちょっと手間はかかりますが

、辛みのあるパリパリの食感は、他の漬物では味わえないおいしさです。

2020年11月19日

11/17 収穫追い込み

 秋晴れの日が続いています。山形の秀峰、月山がきれいです。
 このチャンスを逃さず、未収穫のものを次々と採り入れています。
 サツマイモ、里芋、落花生、ナガイモ、ゴボウ。
 レタス、大根、かぶ、ニンジン。
 そろそろ青菜も取り入れて、青菜漬けを漬けなければなりません。
 収穫に追われて、1日はあっという間に終わります。

2020年11月17日

11/9 安納いもがたくさん採れました

 今年のサツマイモは安納いも一品種に絞って作りました。安納いもは、皮が優しいピンク色で、実は黄色。蒸かすとねっとりとしてきめ細かく甘みが濃く、焼き芋やスイーツ系の料理に最適。去年初挑戦して2・3本採れましたが、とても美味しかったので、今年は全面展開です。

 日照りで枯れたり、ネズミにかじられたりで、元気に生き残った株が減ってしまいましたが、苗の数が多かったので、そこそこ収穫できました。

 10日ほど日向に寝かせて、十分甘みが出てきてからいただきたいものです。

2020年11月09日

10/29 おおーきなかぶ

聖護院かぶが大きくなりました。一番大きいのを「うんとこしょー」と抜いてみました。なんと、かぶ回りが43センチ。ゴーシュの畑では新記録です。

かぶ系では、隣で山形の伝承野菜・赤かぶの「温海かぶ」が少しずつ育っています。

それから、初挑戦のビーツ。ゴツゴツとじゃがいものような風貌ですが、中まで赤いというので、どんな料理に使おうかと考え中。

秋の実りも大詰めが近づいてきました。

2020年10月29日

10/28 かりんの実がいっぱい

 柿の木の南側にかりんの木があります。

 秋になると洋梨のような形ながらゴツゴツとした堅そうな大きな実をつけます。今年は、たくさんなりました。柿と同じで、去年はほとんど実をつけませんでしたが、今年は豊作です。色が黄色がかってきましたが、もう自然落下を始めました。落ちた実を集めています。たくさんなっても、残念ながら、食べてもおいしくありません。でも、かりんの成分は健康に良いらしく、エキスを使ってかりん酒を作ったり、かりんエキスジャムを作ったりして活用します。

2020年10月28日

10/25 柿もぎ日和

 今日は午後から晴れました。

 庭の柿の木にたわわに実がつきました。昨年は小ぶりで数も少ない裏年でしたが、今年は大きさも数も十分です。脚立から届く所の柿を収穫しました。かごにいっぱい。渋柿ですので、焼酎にちょっと浸したあと、10日ほど冷暗所に置いておくと、甘柿に変わります。

 9割方は枝に残ったままですが、鳥たちの格好の食料になることでしょう。

 

2020年10月25日

7/5 きゅうりの季節です

夏の野菜、トマトに続いてきゅうりも収穫の時期を迎えました。生で味噌をつけて食べるのが一番。

2020年07月05日

7/3 梅を漬け込みました

梅が黄色くなってぽろぽろと落ち始めたので、雨の合間を縫って収穫しました。梅干し作りのスタートです。実の付け根のヘタのところを一つ一つ取り除いて塩で漬け込みます。全部で10キロ、樽二つになりました。梅雨明けたら土用干しをします。

2020年07月04日

6/25 タマネギ収穫しました

タマネギの葉がドミノ倒しのように一気に倒れたので収穫と思ってい見たら、根元に大きな玉がゴロゴロと。特大、大、中まででも200個。小を入れると300個。自分で植えておきながら、取れてびっくり。さて、保存の場所に困りました。束にして日陰につるしておくのがいいとのこと。家の周りを探した結果、車庫裏の雪囲い用の金具に物干し竿を渡して、ドカドカと吊り下げました。キッチンの勝手口にほど近く、料理のたびにここからもぎ取って使えそうです。

2020年06月25日

6/21 夏至のお祭り・インティライミ

 6月21日は夏至です。南米インカ帝国においては、災厄が起こらぬよう太陽の神に祈りを捧げる祭り・インティライミが行われていました。ゴーシュの畑も、これから干ばつや台風、病虫害がなく実りを迎えられるよう、太陽の神様にお祈りをしました。敷地にある稲荷の祠は、稲作ひいては農業の守り神です。竹駒稲荷の狐の置物とともにいなり寿司をお供えしてお祈りとしました。南米式に、お酒は土に撒いて、大地の母なる神パチャママに感謝しました。和・南米折衷のインティライミです。

2020年06月22日

6/19 ハーブ園が賑やかに

ハーブ園が賑やかになってきました。

カモミールやラベンダーの花が咲き始めました。

バジルやスープセロリも収穫可能です。

そろそろラズベリーも実が赤くなりそうです。

2020年06月19日

6/10 ジャスミンが咲いています

ジャスミンが咲いています。羽衣ジャスミンと言って植えてから3年目くらいですが、ずいぶんツルが伸びて大きくなりました。近寄ると、香水のようないい匂いが。クレオパトラもジャスミンがお気に入りだったとか。

星形の淡いピンクの花を摘んで、家の中で香りを楽しんでいます。

2020年06月10日

ゴーシュの畑です

今日は最高気温が34度と今年最高。
快晴の空から強烈な日光が容赦なく降り注ぎます。
サツマイモの苗は敢えなく焼けてチリチリになりました。

2020年06月09日

ブログ始めました

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2016年10月01日