6/4 キウイフルーツ◇この花にしてこの実あり
この花は何という果物の花でしょうか、とクイズにでもしたくなるような大振りの花が葉に隠れながらも満開となりました。キウイフルーツの花です。
キウイフルーツはつる性で繁茂する木ですので、暖かくなると新しいつるがニョキニョキと伸び始めます。そのつるに卵ボーロのような不思議なものが付き始め、それがある程度膨らむと、パンと弾ける音がしたかのように大きな白い花が咲き始めます。
白い花片に囲まれてたくさんの雄しべのつぶつぶがあり中心には雌しべが。色は違いますが、まるでキウイフルーツの実を輪切りにしたような按配です。
たくさん花が咲いたからと言って、全部実がなるわけではありません。特にキウイフルーツの木は、雄株と雌株があって、どちらも同じような花を咲かせます。受粉する花はそもそも半分です。通常、雌株を多く植えて受粉を促します。このガーデンでも雄株1本、雌株3本にしています。今年もたくさん実がなることを祈ります。