小茄子も次々に採れています。
薄皮丸なすは山形の郷土の野菜です。主に米沢中心の置賜地方で栽培されているようです。これが鶴岡の庄内地方に行くと民田なすと呼ばれる品種が有名です。藤沢周平の大好物だったとか。小茄子は庄内藩や米沢藩の質実剛健な武士の面影を感じさせます。
小茄子といっても、収穫が遅れれば時間単位でどんどん大きくなっていきます。できるだけ小さく親指の爪くらいの大きさで採ろうと思っても、見逃したり、もう一日後でと思ったりすると、2倍3倍と大きくなります。なす漬にして食べますが、小さいほうが食べやすくパリッとした食感もあって美味しく感じられます。