11/11 青菜◇苦渋の決断
山形の漬物の代表「青菜漬(せいさいづけ)」は、冬間近の寒い中、青菜を大量に漬け込んで、冬の間中食べていきます。太い肉厚の茎が漬けてもパリパリとして辛みが合わさって、野沢菜漬けや高菜漬けでは味わえない山形青菜ならではの漬物です。
ゴーシュの畑でも毎年青菜を育てて、収穫した後、青菜漬けを作っています。昨年も10キロずつ2樽漬けて春まで完食しました。今年も作る予定でいたのですが、なかなか成長が追いついていません。8月30日の種まきはそれほど遅くはなかったと思うのですが、畑への移植が9月28日なので、これが遅かったようです。これからの20日では成長も限界があり、まったく残念ですが、自前の青菜での青菜漬けは今年は断念することとしました。店頭に山と積んでいる産直に行って10キロほど購入してきました。1キロ100円くらいで買えるので、割安な野菜だなとは思いました。しばらく陰干しして近々漬け込みたいと思います。