5/18 里芋の植込み試行錯誤
里芋は山形名物「芋煮」の主役です。9月中旬に馬見ヶ崎川河畔で開催される日本一の芋煮会でシーズン入りして、晩秋まで野外や飲食店、家庭で牛肉とこんにゃくとネギとキノコを醤油味で煮込んでトロトロに柔らかい里芋を賞味します。
さて、その里芋の種芋をいつ畑に植込むかが問題です。里芋は南方系の芋なので暑さと水が欠かせません。ただ、芽出しには自分の水分で行うので水は不要で、逆に腐敗の原因にもなります。
昨年は、4月早々に15㎝くらいの高い畝を作って1個ずつ15㎝くらい深く埋め込んで黒マルチをして地温を上げて芽が地上に出たらマルチに穴を開けて水をたっぷりかけて成長させる、という方法をとりました。でも、発芽率が6割くらいと低かったのです。
今年は、種芋をほったらかしにして、「芽が出るまで待とう作戦」で行くことにしました。ようやく芋の先が緑になりちょっと芽を出し始めました。これを畑に持ち込み、畝を開いて1個ずつ穴を作ってその中心に頭が出るか出ないかくらいに埋め込みました。芽が伸びるに応じて土寄せをして葉っぱが出た頃から水をたっぷりかけたいと思っています。さて、うまく成長してくれるでしょうか。